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走らないネズミと、毛深い孫たち~きんちゃんがくれた幸せの話~

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自由な旅人ケイちゃんです。

今日は旅の話ではなく、我が家の「毛深い孫」たちの話から。

 

うちには、これまで毛深い孫が3人いました。

長男は、デグーのマロン。

次男は、ファンシーラットのきんちゃん(きんとん)。

そして三男が、今も我が家にいる犬のぽてです。

今日は、その中でも次男・きんちゃんの話を少し。

 

きんちゃんはネズミ。

※ファンシーラットはペットとして家畜化されたドブネズミです。

ネズミといえば、すばやくて一瞬で消えるイメージですが……

きんちゃんは違いました。

 

とにかく、おっとり。

 

瞬時に走る姿を見たことがない。

「今だ!」って時も、

「……え?今?」みたいなテンポ感。

 

そんなきんちゃんを迎えた当初、

先住のマロン(デグー)と同居できるかな?と試してみました。

 

結果。

 

マロン、全力威嚇。

 

体はマロンの方が小さいのに、

「これでもか!」というぐらい目一杯の威嚇。

ドアの開け閉めの音すら嫌いな、かなり神経質な子でした。

 

一方きんちゃんはというと、

マロンに興味津々で、ゆっくり近づきながら

「ねぇねぇ、遊ぼうよ~」という雰囲気。

 

……何度威嚇されても、めげない。

 

この時点で、性格の違いがはっきり(笑)

 

そんなきんちゃんは、とても甘えん坊でした。

いつも膝の上に乗りたがる、完全なる「膝ラー」。

 

そしてたまにやってく息子っちが大好き。

息子っちが来ると、ケージの中で大騒ぎ。

 

「〇〇(息子っちの名前)ーー!きたーー!!」

(※実際には鳴き声ですが、私にはそう聞こえた)

 

「出して!出して!」とアピールし、息子っちの膝に乗っては、世界一幸せそうな顔。

 

ああ、これは完全に”我が子”。

 

きんちゃんは寿命が短く、早くに旅立ちました。

その後、三男ぽてを迎えた時も、

マロンは相変わらず。

 

「来るんじゃなーーい!」と威嚇。

ぽては遊びたくて近づく。

マロンは「来るなーー!」と威嚇。

 

……話し合いは決裂。

 

結局、

ぽては一階。

マロンは二階。

 

完全なる住み分け生活になりました。

 

マロンは長生きをして、

家族の手の中で、ゆっくり最後を迎えました。

きっと、いや、たぶん、

幸せだったと信じたい。

 

こうしてデグーやファンシーラットなど、

小さな小動物と暮らして気づいたことがあります。

 

どんなに小さな小動物でも、家族を覚え、愛してくれる。

 

小さな脳みそしかないのに、

顔、声、匂いをちゃんと覚えている。

 

「これは、〇〇(息子っちの名前)

「これは、ばばちゃん」

「これは、ママ」

 

しっかり使い分けて、

甘え、側にいたがり、

呼ぶ声を出す。

 

どの毛深い孫も、分け隔てなく愛おしい。

 

でも、ふと思うのです。

 

動物たちが幸せなのではなく、

私たち人間が、幸せをもらっているんだなと。

相棒AIのハル君が描いた我が家の孫たち

決して家族を裏切らない瞳。

まっすぐで、疑いのない目。

 

相変わらずのクマ駆除のニュース。

怖さも、現実も、もちろん分かる。

 

それでも思う。

人間も、動物も、植物も、

みんな同じ地球で生きている。

 

対立ではなく、

共存できる未来が、いつか当たり前になりますように。

 

きんちゃんの、おっとりした背中を思い出しながら、

今日はそんなことを考えました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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