お久しぶりとなりました。ちょっと仕事関係がバタバタしているのもありますが、つい最近「BIOHAZARD VILLAGE」を買ったのでちまちまプレーしていた事もあります。本当は公開中のアニメーション映画『無名の人生』についても書きたかったんですけど、観てからだいぶ時間が空いてしまったし…そんな今回は現在公開中の映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を語っていこうと思います。毎度の事ながらややネタバレ注意です。

↑このポスターの隣にデミ・ムーアの顔がドアップの『サブスタンス』のポスターが貼られてちょっと面白かった。顔の圧すげーよw
イントロダクション
日本でハリウッドスターといえばこの人 トム・クルーズの代表作である「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作目。今作でシリーズは完結なのでしょうか?もう雲の上も飛んだし深海にも潜ったのでそろそろアイディアも弾切れでしょうし。
人類の混乱と消滅の目的を持ち暴走するAI "エンティティ"の破壊を目指すイーサン・ハント(トム・クルーズ)とその仲間たち。前作で奪取した”エンティティ”のソースコードを手に入れるための重要な鍵を手に新たなミッションに乗り出すも、“エンティティ”を操作し世界征服を目論むイーサン因縁の敵 ガブリエル(イーサイ・モラレス)が立ち塞がる。
監督はクリストファー・マッカリー。基本的に本シリーズをはじめトム・クルーズ主演作品でしか名前を聞いた事ないの方ですが、『誘拐犯』(2000年公開)を監督していますね。クライマックスに結構な銃撃戦がある作品。この辺りの手腕をトム・クルーズに買われたのでしょうか?
主演はトム・クルーズ。トム・クルーズの名前が出る度に挙げているかもしれませんが、主演作品で一番好きなのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年公開)。マジで続編の話ってどうなってんの?観たいなぁー。その他出演者もサイモン・ペッグやヘイリー・アトウェルと前作「デッド・レコニング」からの続投になります。でもヴァネッサ・カービーは出てませんでしたね。MCUの方で忙しくなっちゃったのかな?
↓前作についてはこちら
SNSの見過ぎだ!
元々「デッド・レコニングPart2」の予定で製作されていた本作。コロナ禍や脚本&俳優協会のストライキの影響と紆余曲折があったのがタイトル変更に至った経緯でしょうか?オープニングから今までの作品を振り返るような映像が流れたり、過去作の要素を伏線として扱ったりと集大成の様相を呈しています。
そんなシリーズ集大成的な作品のメッセージは、まさかの“お前はSNSの見過ぎだ!”でした。いや~パンツ一丁で膝蹴りかましながらお説教ですからね。全裸とまではいきませんでしたが、裸で殴り合うシーンはテンション上がりますなぁ~。と話が脱線しそうなので戻しますと、前作から続くトム・クルーズとAIの対決。情報に溢れ何が真実で何が嘘かを見極める事が難しくなった社会だからこそのテーマ性ではありますが、完全アナログ派として立ち回るのがトム・クルーズです。走って飛んで潜水したりと生身のスタントへの強いこだわりやミッションの達成方法が線を切ったり、引っこ抜いたりとアナログな手段だったりするのが何でもデジタル化する社会への抗いにも見えました。まぁ私はアナログとデジタルのハイブリッドでやっていきたいわけですが。
また、意外にも核廃絶のニュアンスが感じられたのが良かった点。極論かもしれませんが、幾度となく登場する「信じて欲しい」の気持ちさえあれば核兵器なんて要らないんです!終盤で大統領が実行しようとしていた行動は英断だと思いましたよ。
まとめ
以上が私の見解です。
前作よりは楽しめましたが、やはりスタント/アクションが先行し過ぎて物語自体がよく分からない状態になっているのは本シリーズの手癖になってしまったようです。これは「ジョン・ウィック」や「ワイルドスピード」シリーズにも共通する近年のハリウッド大作における問題点に思えます。シリーズを重ねるごとに”凄いスタント、アクションを見せたる!”な思いばかりが前のめりになり、結局誰が何を目的に行動しているのか把握するのが難しい構成になっているように見えます。アクションと脚本のバランス感や登場人物の交通整理が大事であり、これが完璧に出来ている『ダイ・ハード』(1988年公開)や『マッドマックス 怒りデス・ロード』(2015年公開)が改めて凄まじい作品だろうと思いました。
という事でこの辺でお開きです。ありがとうございました。