お久しぶりとなりました。お盆期間中は東北の方に旅行をしていたので。八戸にある種差海岸おススメですよ~。という事で今回は現在公開中の映画『インサイド・ヘッド2』を語っていこうと思います。毎度の事ながらややネタバレ注意です。

イントロダクション
ディズニー・ピクサーが手掛けた『インサイド・ヘッド』(2015年公開)の続編。世界的な売り上げがめちゃくちゃ良いみたいで世界興収のトップ10入りしてるようです。そんなに人気あるのかっ!
13歳になったライリー。彼女を幸せにするために頭の中ではヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリの感情たちが奮闘していた。そんなある日、高校入学を控えたライリーに思春期が勃発。ヨロコビたちの前に、最悪の未来を防ごうと躍起になる「シンパイ」、誰かを羨んでばかりの「イイナー」、無気力な「ダリィ」、いつもモジモジしている「ハズカシ」という新しい感情たちが現れる。
監督はケルシー・マン。2015年の『アーロの少年』を手掛けています。あぁそんな映画もあったなぁ。未見ですが、ディズニー関連で恐竜といえば『ダイナソー』(2000年公開)の方がイメージ強い気がします。なお前作の監督ピート・ドクターは製作指揮に回っています。
私、本作は日本語吹き替えで観に行きました。吹き替えで映画を観るのは久々でしたが「カナシミ」を担当する大竹しのぶが相変わらずパーフェクト。そして本作初登場の「シンパイ」を担当するのが多部未華子。エンドクレジット見るまで誰だか分かりませんでした。よく日本語吹き替えで本業が声優の方を起用しない事でグチグチ文句を言っている人が多い社会ですが、問題はその起用された人の「職業/肩書き」ではなく、その人の「演技力」だと思います。なんせ「トイ・ストーリー」シリーズだって主役は唐沢寿明と所ジョージだもの。
ちなみに前作で「ヨロコビ」の吹き替えをやっていたのは竹内結子。『クリーピー 偽りの隣人』(2016年公開)や『残穢-住んではいけない部屋-』(2015年公開)と結構良い作品に出てたのになぁ…
全て感情と共に
人は喜びも悲しみも全て抱えて成長していくという前作に続いて今作は自我、自分らしさの獲得がテーマになっていました。丁度思春期ぐらいがその「自分らしさ」に揺らぎが生じる第1段階ですよね。まぁ思春期を通り越してもずっとこの葛藤が続いていくのが人生なのかもしれませんが。そんな「自分らしさ」が身に付くのには嬉しさや楽しさといったプラスのイメージの思い出だけではありません。失敗や羞恥、恐怖、嫉妬といった出来れば忘れたい経験も重要なエッセンスとなってくるもの。その時々で湧いた全ての感情と共に育まれていきます。
そんな内容を90分程度の短い尺ながら丁寧に描いています。まぁ言われてみればそりゃそうだなといった感じなので、個人的には前作程のカタルシスはありませんでした。ただ今後のライリーと感情たちがどうなっていくのか観たくなるようなキャラクターの魅力溢れる作品ではあったと思います。
それと序盤の方の保管庫のシーンが面白かった。この保管庫というのはライリーが秘密にしておきたい事を保管している場所なのですが、出ました!キャラごとに絵のタッチを変える「スパイダーバース」的アプローチ。同じ画面に異なるタッチのキャラを混在させるのは、さぞスタッフさんは大変でしょう。でも視覚的にめちゃくちゃ楽しいし、アニメーションだからこそ出来る強みでもあると思うので、この手法が多くの作品に登場し浸透するのを密かに願っております。
まとめ
以上が私の見解です。
時にはこういう心温まる映画も観ないといけませんね。やれバイオレンスだホラーだ治安の悪い流血と厭な人間ばかり観てるのはまぁ楽しいですが、どう考えても不健康。カンフル剤は大事です。
なお前作にもあった急にガムのCMの曲が頭の中で流れる現象。あの曲名すら知らない音楽が突如頭を過る現象に名前ってあるんですかね?私にも子供の頃に聴いて以来、時々頭の中で流れる曲があって、丁度そんな曲のタイトルが判明する事がありました。あぁ人生のちっさいモヤモヤが一つスッキリ。ちなみにそれは傳田真央の「Zutto」。そうそう!このアップテンポな曲調と囁きかけるような歌い方。気になる方はSpotify等で聴いてみてね。
という事でこの辺でお開きです。ありがとうございました。