◎お昼過ぎから雨が降っていますが、写真は、今朝のバラです。
ワイヤーグッズは、サンルームに吊ってあるもの。

◎4月も、もう終わりますが、4月スタートのドラマから。
★NHK8時の朝ドラ「あんぱん」

高知・土佐の『はちきん』という言葉を知ったのは司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んだ頃。神戸市の阪急六甲駅の南のお宮さんから少し下った宮前商店街の南端のお屋敷の離れに借り住まいしていた頃ですから、長男が幼稚園時代、今から50年ほど前のことです。龍馬のお姉さんを表す言葉だったと思います。
その後、1985年のショパンコンクール優勝者のピアニストのブーニンさんファンのSさんと知り合って、文通と電話でお喋りするようになり、土佐弁を直接電話越しに聞けるようになりました。その時、Sさんから直に「はちきん」の意味も教わりました。お転婆とか、男勝りという意味ですね。
4月スタートの「あんぱん」の”のぶ”さんは、よく走る”はちきん”です。漫画家のやなせたかし( 北村拓海 )と、結婚することになる”のぶ”(今田美桜)を描いた朝ドラ「あんぱん」、好調なスタートで毎朝楽しみに観ています。それにしても朝ドラで高知はよく取り上げられますね。つい最近も牧野富太郎が主人公で、土佐の民権運動も取り上げられ、とても面白いドラマになっていました。2023年の「らんまん」でした。
★日曜夜8時NHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
これは1月スタートですが、4月は、全体の3分の1の前編が終わったところ。先々週20日は「さらば源内、見立ては蓬莱」でした。ここのところ「べらぼう」は一話完結のような回が続いています。第一章の締めくくりの第16回は平賀源内(安田顕)が幕府方の手によって麻薬を与えられ正気を失っていく過程と、罠にはめられ人を殺めた咎で獄死するまでを描いて、安田顕さんの圧巻の源内でした。源内とは個人的にも信頼関係にあった田沼意次(渡辺謙)、幕閣としての政治的な立場とのせめぎ合いの演技が素晴らしく、見ごたえがありました。このお二人の獄舎での最後の別れのシーンもサスガでした。

蔦谷重三郎や杉田玄白ら源内ゆかりの者たちが田沼意次に源内の無実を訴え出た席で源内獄死を知らされ、敢えて冷たくあしらう意次に「この忘八がっ!」と食って掛かる蔦重。そして、遺骸のない土饅頭の前で、出版を通して源内を伝え続けるという須原屋市兵衛に、蔦重も源内が名付けた屋号「耕書堂」の「書をもって世を耕す、この日の本をもっともっと豊かに」を伝える決意を新たにする。若き蔦重が人生の大先輩に導かれる姿が、俳優としての大先輩、88歳(米寿)の里見浩太朗さんと28歳の横浜流星さんとの関係にも重なって見えます。

27日は、ドラマはお休みでした。『働き方改革』で50話だった大河ドラマは48話になったそうです。物語は、丁度1779年の終わり、蔦重の20代青年期が終わり、30代に入り、吉原から江戸市中へ出た耕書堂と蔦重が大活躍する様子が描かれます。
★ところで、すでに退場していますが、83歳で老中首座・松平武元(たけちか)役を演じた石坂浩二さんと、意次役の65歳の渡辺謙さん、お二人の大河ドラマ主役デビューは、横浜流星さんと同じ28歳だったそうです。「天と地と」(69年)では上杉謙信役が石坂浩二さん、武田信玄は高橋浩治さん、初めてのカラー作品。渡辺謙さんの「独眼竜正宗」(87年)では、西郷輝彦さんや三浦友和さんが共演し、豊臣秀吉は勝慎太郎さんが演じました。大河デビュー年齢が3人揃って28歳という不思議な巡り合わせです。
★火曜夜10時NHKドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」

主役の38歳独身のさとこ(桜井ユキ)は膠原病を患っていて、一週間マトモに働くことが出来ず家賃の安いアパートに引っ越すことに。その団地の住人、90歳の美山鈴(加賀まりこ)と同居している孫のような司(宮沢氷魚)の薬膳料理に出会って…というお話ですが、病気がちで顔色の悪いさとこを演じる桜井ユキさんがハマっていて、とてもまったりとした感じなのと、元気でしゃきしゃきの90歳の(実際は1943年生まれの)加賀まりこさんとの掛け合いも心地よく、楽しみなドラマになっています。

専業主婦(多部未華子)と働く母親(ワーキングママ)(江口のりこ)との確執? 助け合い?のドラマですが、2話から育休中のパパ(ディーン・フジオカ)も加わってのお話がスタートしました。原作は朱野帰子さんの小説なんだそうです。いつもお茶飲み友達が読み終わった「しんぶん赤旗日曜版」を届けてもらっているのですが、4月20日号に原作者の朱野帰子さんが、「みんな意外と苦しいらしい」と大書したタイトルで取り上げられていて、「苦手な相手でも気の合わないまま、たまに話をする関係でいい」と語っています。
★TBS夜10時の金曜ドラマ「イグナイトー法の無法者ー」

TBSとBABEL LABELの初タッグ作品。イグナイトというのは「着火する」という意味だそうで、弁護士自らが事を荒立て?て訴訟を起こすことを意味しているそうです。
日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに、これまでのリーガルドラマとは一線を画すダーク・リーガル・エンタテインメントとなっている。「争いは起こせばいい」「igunite」=”火をつける”。原告となりそうなターゲットの心に火を点け、訴訟を起こさせる。
主演は間宮祥太朗、弁護士事務所の所長を仲村トオル、女性弁護士を上白石萌歌。ダークで渋い仲村トオルさんに、キャピキャピの萌歌さん。真面目一方の間宮祥太郎さん。組み合わせが面白いです。裁判に疎い一般人は訴訟となると二の足を踏みますが、そこに着火してもらえば、助かるケースが多いと思いますので、これはいい着想のドラマかも。BABEL LABELには「正体」の藤井道人監督も名を連ねています。
★日曜夜9時TBS 日曜劇場「キャスター」

ドラマは、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。阿部さんが型破りなキャスター・進藤壮一を演じ、 進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出・崎久保華役で永野芽郁さん、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介役で「なにわ男子」の道枝駿佑さんが出演する。
第3話には、俳優でアーティストののんさんが、11年ぶりに地上波ドラマに出演を果たした。

さすが主演が阿部寛さん、骨太の社会派ドラマになっています。 ”なにわ男子”のメンバーとして近畿ローカル番組で活躍していた道枝駿祐さん、すっかり俳優さんになりました。
この日のサブタイトルは「美しき科学者の罠~新細胞は存在します!」。のんは、〝万能細胞〟をめぐって実験データを改ざんした疑惑により窮地に追い込まれる科学者を好演した。スキャンダルにさらされながら、渦中の人物として異才を放つキャラクターを巧みに演じてみせた。 (引用文中の太字by蛙)