🔲袴田さんの無罪判決で喜んでいる最中、最高検察庁の畝本直美検事総長が「判決は多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容と思われる」と発言したと知った時、「これはヒドイ!」と思いました。弁護団が「名誉棄損で賠償を求める」のは当然:
再審=やり直しの裁判で袴田巌さんに無罪を言い渡した判決に対し、検察トップの検事総長が「多くの問題を含む到底承服できないものだ」とした談話をめぐり、弁護団が「袴田さんを犯人視するもので名誉毀損にあたる」として、国に賠償を求める訴えを起こす方針を固めたことが分かりました。
まぁ、訴えられて当然だな。前代未聞の検察の恥だ。 【袴田さん弁護団 再審無罪判決での検事総長談話めぐり国提訴へ | NHK | 静岡県】
🔲リベラルな三笠宮さまの建国記念日についての発言が紹介されていましたが、その前に、バズフィードの2016年の記事から:
「架空の歴史を信じない」。戦時に軍部を批判した皇族、三笠宮さまが注目される理由
・昭和天皇の末弟で、天皇陛下の叔父にあたる三笠宮崇仁さまが10月27日、亡くなられた。陸軍の参謀として南京に駐在し、戦中から戦争を批判。戦後も「作られた歴史」への批判を貫いた、そのお言葉にあらためて注目が集まっている。
・架空な歴史—それは華やかではあるがーを信じた人たちは、また勝算なき戦争—大義名分はりっぱであったがーを始めた人たちでもあったのである。
もちろん私自身も旧陸軍軍人の一人としてこれらのことには大いに責任がある。だからこそ、再び国民をあのような一大惨禍に陥れないように努めることこそ、生き残った旧軍人としての私の、そしてまた今は学者としての責務だと考えている。
内田樹さんがリポスト
「私はむしろ日本の建国を何年何月何日と規定することこそ、祖国の悠久な歴史をみずから否認し、なまはんかの外国かぶれをした論であると思う」という三笠宮の言葉は、説得力がある。
本当に長い歴史を持つ国だと言うなら「建国の日? 昔すぎてわからない」でいい
🔲夫婦同姓は日本の伝統ではありません。明治政府による名字の義務化は150年前の今日(2月13日)スタート:
平民苗字必称義務令(へいみんみょうじひっしょうぎむれい、平民苗字必唱義務令)は、日本の法令である(明治8年太政官布告第22号)。1875年(明治8年)2月13日公布。すべての国民に苗字(名字・姓)を名乗ることを義務付けた。
〈明治政府による名字の義務化は150年前のきょう。女性は結婚後も前の姓を名乗るべし とされた。夫婦同姓に改まったのはその20年後の明治民法からで、創られた伝統に過ぎない。選択的夫婦別姓について 保守派が「伝統的な家族観が損なわれる」と言うのはどうしたことだろう〉
◎今朝の北側の庭の植木鉢。
冷たい雨がパラついていますがクリスマスローズの蕾が顔をのぞかせています。
春はもう直ぐ、近づいています。

🔲ガザ所有計画、トランプ氏の本来の姿(悪徳不動産業者)からすれば「単純明快」:
・トランプ大統領のガザ所有計画(住民を全員追い出して、アメリカが占領して高級リゾート地に開発する)は、彼の側近を含め、世界中にショックを与えている。 しかし、これを「米大統領」ではなくて彼の本来の姿である悪徳不動産業者として見れば実に単純明快に理解できる。
・ 既に昨年からトランプ一族企業によるガザの高級リゾート開発案が出回っている。 自分は国際法も含めた法律に縛られないと確信している悪徳業者を世界のリーダーに選んでしまえば、この様な事態は予想できた筈…
がガザを買い取るのか乗っ取るのか知らないが更地にして観光開発するという発言は、世界中から一蹴され馬鹿扱いされている。落ち着いて考えると、ガザには数万発の不発弾があり道路や上下水道と電気を全部作り直すコストはだれが負担するのか?少なくとも10から15年だろうし
は大統領の座にはいない
🔲『未来を失った人々は過去に郷愁を覚える』内田氏のポストに納得ですが・・・
・日米ともに「何でよりによってこんな人を」という人が民主的な手続きで統治者に選ばれて、国運が尽きる•••というパターンを反復しています。もう民主主義も人権思想も近代市民社会も終わりにして「次のフェーズ」に突き抜けたいという加速主義的ニヒリズムが国民的規模で浸透しているのでしょうか。
・『ニックランドと新反動主義』のあとがきで著者はこの思潮の渦中にあるミレニアル世代を「『失われた未来』に属する世代」であると書いています。「彼らはもはや自分たちの未来を純粋に想像することができない。というのも、今や未来は彼らに対して深刻な生存困難性を突きつけているからである。」
・あらかじめ未来を奪われた人々は未来が輝いていたように思えた過去に郷愁を覚えるようになる。「未来ではなく過去へユートピアを求める心性」が彼らをトランプに向かわせる。「トランプは『再びアメリカを偉大に』というキャッチフレーズを唱えることで、過去の中から巧みに未来のビジョンを掘り出してパッケージングしてみせた。それは他方で、未来は今や存在し得ず、それは常に過去から回帰してくる亡霊としてのみ捉えることができるという情況の反映でもある。」
トランプと加速主義の親和性について、僕がこれまで読んだ中で最も説得力がありました。
国運が尽きる…という言葉が身に沁みます。末法の世の中ってこんな感じなのでしょうか。 もう誰を信じていいか分からない。 米国で何故トランプが支持されるのか明解な説明ですね。 輝かしい過去を信じるしかない…って寂しいことです。
🔲今年はあれから80年になりますね:
「もう破壊されてんだから故郷はあきらめろ」と言うの、おれたち日本人がぜったいに言っちゃいけない言葉だろうが
🔲東京の清瀬市では、図書館6つの内4館が閉鎖の予定とか。子どもたちの「なくさないで」のお手紙が:
これはもう、本を読むのが嫌いなオトナをいっぱいつくってしまったということなんではないかしら。あんな素晴らしい施設がタダというのは信じられないのだが、嫌いな人には憎しみの的のように感じている。「本なんて読みやがって」みたいな。
引用
東京都清瀬市にある6つの図書館のうち4館が25年4月で閉鎖されることになり、市民が猛反対している。存続を求める子どもたちの拙い文を読んでいたらボロボロ涙が出てきた。子どものころ図書館で過ごすことが一番好きな時間だった昔の自分を思い出して。なぜ最近の行政は図書館を目の敵にするのか。