内田樹さんがリポスト
[死者に数十人の女性や子供が含まれていることを指摘し、レバノンはイスラエルが民間人を標的にしていると非難している。国連のデュジャリック報道官は民間人の死亡は「全く受け入れられない」]
◎近くの桜並木の南端から続く道は府営住宅の団地の真ん中を貫いています。建て替え工事が始まって、工事の囲いが出来て取り壊しが始まった途中で資金切れ。中途半端のまま、工事の囲いもそのままです。万博の余波がこんな形で目に見えています。
取り壊した棟から一時的に引っ越した方たちはどうなっているのかしら…と思います。道の両側や、3,4棟残っている西側の団地内の花壇をお世話されている方を時々お見掛けします。
道路側のオレンジコスモス。

花壇の千日紅。

道路際に咲くコスモスの花。

🔲アメリカには貴族はいません。ヨーロッパ大陸の階級社会から離脱した人々が作った国だから・・・トクヴィルの著作から:
経済アナリストとしてアメリカについての情報を発信している安田佐和子さんが紹介する「2024年大統領選挙前に読んでおきたいアメリカの本」、1回目は、『アメリカのデモクラシー』。本書は1830年代初頭、フランス人法律家が執筆したアメリカ論。民主主義への執着や「粗野」といわれるアメリカ人気質は190年たった今も変わらない。
🔲内田氏のこの記事、教育でも、また、深刻な事態になりそう。日本は自民党に任せていると税金の無駄遣いばかりで、本当に必要なところに税金を投じるという『政治』が不在なのではと思います:
教育も医療もエネルギーも農作物も「それなしでは集団が生き延びてゆけないもの」である。そういうものは自給自足が原則である。たしかに困難な目標ではあるが、「それなしでは生きてゆけないもの」は自給自足を目指すべき
◎自前の教育を手放して、教育までアメリカ頼みになって、日本人はどうなってしまうのかと思います。日本の行く末を決める人たちのなかで『最終学歴がアメリカ』という人たちが大勢になってしまう・・・アメリカの大学を卒業できる人たちといえば、富裕層の子弟に限られる。日本はますます貧富の差が大きくなり、日本にとって不可欠なものは、日本には無いという、そんな時代が待っていそうです。内田樹氏のこの記事、短いので全文コピーで:
「『最終学歴はアメリカ』は亡国の兆し」内田樹
自民党総裁選の候補者9人のうち6人の最終学歴がアメリカの大学または大学院だということに気がついた。なるほど、今の日本の政治エリートは「最終学歴はアメリカ」がデフォルトになったのだと知った。富裕層では、中等教育からの海外留学がもう普通である。 どこで高等教育を受けようと、個人の自由だ。他人が口を出すことじゃないと言う人がいるかもしれない。せっかく海外で質の高い教育が受けられるのに、何が悲しくて質の低い日本の大学に行かなければならないのか、と。だがこれは「高等教育のアウトソーシング」であり、それが意味するのは「高等教育の空洞化」である。 国産の農作物よりも安くて質の良い農作物が海外から輸入できるなら、国内に農業がある必要がないというのと同じである。そのロジックが日本の農業の空洞化をもたらした。
だが、「グローバリスト」たちは「必要なものは、必要な時に、必要なだけ市場で買える」わけではないということを忘れている。戦争でもパンデミックでも円安でも、「必要なもの」はいきなり入手不能になる。それはコロナの時の医療資源の枯渇で思い知ったはずではなかったか。 教育も医療もエネルギーも農作物も「それなしでは集団が生き延びてゆけないもの」である。そういうものは自給自足が原則である。たしかに困難な目標ではあるが、「それなしでは生きてゆけないもの」は自給自足を目指すべきなのだ。
この四半世紀、日本の大学の学術的な生産力は目に見えて衰えた。為政者自身が日本の高等教育を世界最高レベルのものにして、子どもたちが海外に出る必要がなくなる日が来ることを別に願っていないのだから当たり前である。 ハーヴァード大学の学費は年額5万6550ドル(約800万円)である。生活費を入れて子ども一人に毎年1千万円仕送りできる家の子どもしかアイヴィー・リーグに留学できない。それができる富裕層たちは「日本の大学のレベルがどうなろうと俺は知らんよ」と思うだろう。そういう人たちが今教育政策を起案しているのである。亡国の兆しと言う他ない。 ※AERA 2024年10月7日号
内田樹
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