以下の内容はhttps://camera.one-cut.net/entry/tamron35-150f2-28portraitより取得しました。


TAMRON 35-150mm F/2-2.8 (A058) レビュー。1.1kgの重さを「レンズ交換ゼロ」の快感。※2年使い倒したプロの一次情報

TAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD Model A058 レンズ外観 Sony Eマウント(撮影:つるたま)

★★★★★ 4.8/5.0

買った翌朝、右手の指が痛かった。

8時間のスタジオ撮影を終えて帰宅。
シャワーを浴びながら「このレンズ、毎日持ち出せるのか?」と本気で思った。

でも今、プロカメラマンとして年間数百件の撮影をこなして、はっきり言えます。

この1.1kgは、筋トレさえ終えて仕舞えば痛くなることもなく
「シャッターチャンスを守るための保険料」だったと。

カメラ量販店で数千人にレンズを提案してきた元販売員として、
プロとして2年間使い倒した一次情報を、正直に全部話します。

【決定版レビュー】TAMRON 35-150mm F/2-2.8 (A058)の基本スペック

スペック表とか見ても、正直よくわかんないんだよね...

わかる。でも、プロ目線で「ここだけ見とけばOK」ってポイント教えます!特に最短撮影距離が料理撮影できない理由に直結してる。

項目 スペック つるたまの評価
型番 Model A058 Sony E・Nikon Z両対応
焦点距離 35-150mm ⭐️ これが神。35mmで空気感、150mmで本音
開放F値 F2(35mm)〜F2.8(150mm) 実質F2.8ズームとして使用
最短撮影距離 0.33m(広角側)〜0.85m(望遠側) ⚠️ これが料理マクロに向かない理由
最大撮影倍率 1:5.8(広角側)、1:3.7(望遠側) 寄りが足りない場面あり
重量 1,165g (Sony E) / 1,155g (Nikon Z) ⭐️ 70-200mmより400g軽い!
フィルター径 φ82mm 大口径。NDフィルター必須
全長×最大径 158.4mm × φ89.2mm カメラバッグ選びに影響あり
AF駆動 VXDリニアモーター ⭐️ 動き物にも余裕で追従
希望小売価格 約200,000円(税込) 2本買うより20万円安い

「標準域まで撮れる望遠レンズ」なんです!

元・量販店販売員視点での解説

「標準ズームの24-70mm F/2.8って800gくらいですよね。これ300g重いじゃないですか」

標準レンズとして考えれば、その気持ちはわかるんです。

でもつるたまの頭の中では、全然違う計算が走ってます。

「70-200mm F/2.8って大体1.5kg。それと比べたら400gも軽い。しかも35mmから撮れる。あ!今撮れないって思うシーンがなくなる望遠レンズなんです」

レンズ交換してる時間、マジでもったいない

実際の撮影現場を想像してみてください。

従来の2本持ち:

  • 24-70mm(800g) + 70-200mm(1,500g) = 合計2.3kg
  • 2台持ちなら1,2秒、レンズ交換なら10〜30秒かかる
  • 交換やサブ機に持ち替えている間のシャッターチャンスは逃してしまう
  • 価格:合計で40〜50万円

このレンズ(A058)なら:

  • 35-150mm(1,100g) = 1.2kg軽い
  • レンズ交換ゼロ
  • すべての瞬間を逃さない
  • 価格:約20万円(2本分より安い)

このレンズ使い始めて2年経つんですけど、Webメディアの取材とか、ポートレート、商品撮影——建築以外の仕事の8割、これ1本で済んでます。

建築写真では使わないの?

建築の仕事では、14mmや12mmの超広角でパースを出す必要があるから使わない。
でもそれ以外の「人や街、商品を撮る現場」では、ほぼこの一本で撮影できるので、他の選択肢が考えなくてもいいくらい便利です。「人を撮る」と「建物を撮る」は別ジャンル。このレンズは完全に「人」と思う人も多いですが、実は一本でほとんどのジャンルが取れるレンズなんです。
場合によっては料理もこれで撮ってます。必ずしもマクロだけではなく、お皿入れて撮る料理だと意外と。

純正70-200mmと比べて、画質はどうなの?

TAMRONって純正より安いけど、画質とか落ちないの?

プロ目線で正直に言うと。解像感は純正とほぼ互角。
ボケ味は若干純正が滑らかだけど、肌色のトーンや色の柔らかさ優しい写真はTAMRONが優勢で納品レベルで気になったことないです。
むしろVXDモーターの速さと、35mm始まりの利便性でTAMRONが圧倒的に勝ってる。

実際の描写性能(プロ目線での評価)

項目 TAMRON 35-150mm A058 純正 70-200mm F2.8
中央部の解像感 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
周辺部の解像感 ⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ボケ味の滑らかさ ⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
逆光耐性 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️
AF速度(VXD) ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ⭐️⭐️⭐️⭐️
焦点距離の汎用性 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(35mm〜) ⭐️⭐️⭐️(70mm〜)

結論: 周辺光量落ちは広角側の35mmで若干あるけど、現像で簡単に補正できるレベル。仕事で納品してて「画質が理由でクレームきた」ことは一度もないです。

Webメディア取材って、マジで時間ないんですよ

相手の「最高の表情」って、1〜2秒しか持たない

ポートレート撮影 TAMRON 35-150mm 85mm側でのバストアップ 自然な表情を捉えた作例 Model A058(撮影:つるたま)

Webメディアの取材現場って、とにかく時間がない。

インタビュー30分、アイキャッチ用5分の中で、使えるカット5〜10枚撮る。これがプロの仕事。

レンズ交換の5〜10秒——それは単なる「作業時間」じゃないんです。

一般の方の「本音の表情」は、モデルさんと違って、一度冷めたら戻りません。その5秒が、一生に一度の表情を奪っていく。

ある日の経営者インタビューで、85mmで撮りながら相手が急にアドリブのいい表情をみせた。その瞬間、「あ、この雰囲気でもう1パターン背景も入れて撮りたい!」と思った。

もし70-200mmしか持ってなかったら?「すみません、ちょっとレンズ替えるんで待ってもらっていいですか」——その持ち替えの5〜10秒で、相手のテンションは元通りです。

でも35-150mmなら、ズームリング回すだけ。0.5秒で35mmになる。

TAMRON 35-150mm 35mm側での全身ポートレート 公園での撮影 背景と被写体の空気感 A058(撮影:つるたま)

35mmで背景と一緒に撮って、相手がリラックスした瞬間に150mmで瞳に寄る。

自分が前後に動かないから、相手も緊張しないんですよ。ズームで寄っても、相手は気づかないうちに自然な表情してる。

USJで痛感した、このレンズの本当の価値

USJ夜景 TAMRON 35-150mm 望遠側での圧縮効果を使ったネオン街の撮影 Model A058(撮影:つるたま)

街どりでも使える例でUSJに遊びに行ったケースから。

35mmスタートなので、広く街どりもしやすい。標準だけだと物足りないなと思うシーンや、望遠じゃなきゃ気付かなかったシーンってあると思うのです。

もし24-70mmだけだったら?「いい感じだな...!」って思ってそのまま気づかず通り過ぎてしまう。35-150mmなら試しに望遠で撮ってみよう、背景もっとぼかしたいよりたいって時にもレンズ付け替えなしで対応できたりもします。

USJ広角作例 TAMRON 35mm側での街並みと空気感 夜のアメリカンな雰囲気 Sony Eマウント A058(撮影:つるたま)

レンズ一本で色々な使い方ができるようになった分、標準レンズだけの時は思考が狭まっていた感覚も解放できる。それが、35-150mmのいいところなんです。

  • 50mm始まりだったら、USJのネオン街の「雰囲気」が切り取られちゃう
  • 35mmなら、建物も空も人も、その場の空気感ぜんぶ入る

明暗差のある場所でのポートレート撮影 木陰での自然光ポートレート TAMRON 35-150mm(撮影:つるたま)

この写真、ポートレート撮影のときのやつなんですけど。木陰の明暗差があるところで、光が当たる位置と当たらない位置、瞬時に撮り比べられるんです。こういうとき、レンズ付け替えてる時間マジでもったいない。

💡 プロが2年使い倒して気づいた「隠れたメリット」

センサーの掃除回数が激減した

これ、購入前に誰も教えてくれなかった話。

レンズを交換しないということは、センサーが外気に触れないということです。
風の強い屋外取材、砂埃の多い現場、湿気の多い海辺——こういった環境でレンズを外すのは、センサーへの自殺行為に近い、だから強引に撮ったり後加工したりします。

このレンズ1本で通せるなら、
帰宅後のセンサークリーニングの頻度がガクっと下がります。
レタッチでゴミを消す時間を時給換算したら、これだけで地味に大きな利益です。

「重さ」は小指で解決できる

α7R IIIやα1に素で付けると、確かにフロントヘビーで手首が疲れます。
でも、L型プレートを付けて「小指の掛かり」を作るだけで、
体感重量はかなり変わる。

重さが不安なら、L型プレートを先に試してほしい。
1.1kgのレンズが「振り回せる相棒」に変わります。
つるたま自身も最初の1ヶ月はこれで解決しました。(現在は慣れて使ってないです)

2年後のガタつき報告

プロが年間数百件、雨の日も埃っぽい現場も共にした2年後のリアル。

ズームリングのゴムの伸び:なし。
150mm側での自重落下(下を向いた時にズームが伸びる現象):なし。
マウント部のガタつき:なし。

「タムロンは耐久性が不安」という昔ながらの偏見、少なくともA058については当たっていません。
純正を買わなくていい理由として、これは大きなエビデンスだと思っています。

正直に言います。このレンズのダメなところ

プロとして、嘘つきたくないんで正直に言います。

料理撮影の「寄り」はムリです(最短撮影距離0.33m)

グルメ撮影の仕事、基本的にこのレンズ使いません。
最短撮影距離が広角側で0.33m、望遠側で0.85mなので、
料理に「ググッと寄る」マクロ的な写真は撮れない。
APS-Cクロップ使っても限界あります。

じゃあ打ち上げの店では全部スマホで撮るの?

いや、ここまではこのレンズで撮る:
• 店の外観看板:35mm
• 店内の雰囲気:50mm
• テーブル全体:85mm

クロップでもある程度いけるので料理のアップだけマクロ、っていう手もあるよ。

f/2は、正直ほぼ使わない

木漏れ日の丸ボケ作例 TAMRON 35-150mm 広角側f2.8での撮影 Model A058(撮影:つるたま)

意識的にf/2使ってみたんですけど、ちょっとズームするとf/2.8になるんで、実質f/2.8のズームレンズだと思った方がいいです。ただ、この木漏れ日の丸ボケ、広角側f/2.8でも十分キレイですよね。

「高い」って思ってる人へ、元販売員からの話

20万円って、やっぱ高くない...?

元量販店の販売員視点でお話しすると
「24-70mm F/2.8と70-200mm F/2.8の2本買うと、合計で40〜50万円コースですよね。でもこれなら1本分(約20万円)で済むんですよ」

浮いたお金で、ボディやもう一本レンズも買えるし、良いストロボも買えます。
しかも、レンズ交換で失う「時間」と「シャッターチャンス」を考えたら、正直安い。
そして使ってみて感じるのはほんと楽。交換することがもうほぼなく一台で撮ってる。

あと、2年間使って現在の中古相場を見ると、TAMRONは意外に値崩れしにくい。
購入価格から逆算すると、月額コスト換算ではかなり良い投資です。

🤔 サムヤンの35-150mmと迷っている方へ

最近、もっと安いSamyang製も出てるよね。あれとの違いって何?

いい質問。最近、もっと安価なSamyang製も出てるけど、僕はあえてタムロン(A058)を使い続けてる。
理由はシンプルに「AFの食いつきと信頼性」です。

Webメディアの現場は一発勝負。
ピントを外した言い訳はできないので、VXDモーターの速さを信頼して投資してる。
あと、TAMRON Lens UtilityでAFのカスタマイズができるのも地味にデカい。
フォーカスリミッターとか、現場でめちゃ使う。

Samyangは「趣味で使う分には選択肢」だと思うけど、
プロの現場で「AFの歩留まり」を気にしながら撮るのはストレスでしかない。
仕事道具として考えるなら、VXDモーターの信頼性は差額を払う価値があります。

プロの機材バッグの中身、見せます

実際、このレンズ1本でどのくらい荷物減るの?

めっちゃ減る。趣味撮影や撮影がない普段の持ち物リスト、こんな感じ:
• カメラ本体(α7RⅢ)
• TAMRON 35-150mm A058
• 予備バッテリー×2
• SDカード
• MacBook Pro

これだけ。カメラバッグではなく通常の仕事用のバッグにこれが入ってます。以前は仕事じゃないと持ち歩かなかったし、仕事の時は、24-70mm、70-200mm、85mm単焦点を詰めてた。総重量約6kg → 約3kg。腰への負担が全然違う。

どんな人に合うの?

このレンズがおすすめなのはこんな人!

  • 「子どもの運動会も、普段のスナップも、1本で撮りたい」
  • 「旅行にレンズ2本持ってくの、もうキツい」
  • 「70-200mm持ってるけど、もうちょっと広く撮りたいときある」
  • 「レンズ交換で決定的瞬間逃したことある人」には、マジで刺さると思います

カメラバッグ開ける回数減るほど、いい写真増える

動きのあるポートレート撮影 TAMRON 35-150mm VXD 公園での動き回るモデルを追写 A058(撮影:つるたま)

この写真、公園で動き回るモデル追いながら撮ったやつ。SONY α7RⅢの顔認識 + TAMRONのVXDモーター(高速AF)の組み合わせで、動きへの追従めっちゃ正確。

焦点距離ワイドからアップまでいろいろ使っても、撮り逃した感覚なかったです。サクサクでした。

この記事を書いた人:つるたま

元大手カメラ量販店販売員。現在は建築写真からWebメディアのポートレートまで幅広くこなすフリーランスフォトグラファー。

数千人のお客様に機材を提案してきた経験と、プロカメラマンとして年間数百件の撮影をこなす現場経験を活かし、「現場主義の機材レビュー」を発信中。

実績:

  • 元大手カメラ量販店販売員(数千人に機材提案)
  • 現役プロカメラマン(年間数百件の撮影)
  • 建築写真:最高月200件近くの不動産撮影経験
  • Webメディア:500人超のポートレート取材
  • ブログ「ULTIMOFOTO」運営

まとめ:1.1kg許容できる人だけが、解放される

ポートレート全身カット TAMRON 35-150mm F2-2.8の汎用性を示す作例 Model A058(撮影:つるたま)

35mmは対話の距離。150mmは本音の距離。

そのすべてを、一歩も動かずに、ズームリング回すだけで撮れる。

スペック表眺めても、シャッターチャンスは写りません。撮り逃さないこと——これがこのレンズ(Model A058)選ぶ最大の理由です。

プロとして、このレンズで年間数千枚の「お金もらう写真」撮ってます。

もしあなたが、カメラバッグの中でレンズガチャガチャ入れ替えるの、少しでもストレス感じてるなら。

もしあなたが、「あのとき広角あれば」「あのとき望遠あれば」って後悔したことあるなら。

その1.1kgは、きっとあなたにとって「軽すぎる投資」になるはずです。

📌 つるたまの結論

総合評価: ★★★★★ 4.8/5.0

✅ こんな人に最適:

  • Webメディア取材・ポートレート撮影する人
  • レンズ交換でシャッターチャンス逃したくない人
  • 旅行・イベントで機動力優先したい人
  • 2本持ちの重さと価格がキツい人
  • センサークリーニングの手間を減らしたい人

→ 迷う理由ないです。僕これで仕事してます。

❌ 向いてない人:

  • 料理マクロ撮影メインの人(最短0.33m)
  • 重さに一切妥協できない人
  • 広角24mm〜が絶対必要な人
  • ボケ味の滑らかさに超こだわる人

【マウント・型番について】

  • 型番: Model A058
  • Sony Eマウント用(TA35-150DI3VXDA058S)
  • Nikon Zマウント用(TA35-150DI3VXDA058N)

自分のカメラに合う方を選んでくださいね。


💬 「もっと早く買えばよかった」——使ってみると重さやズームリングの重さに換えられない写真がきっと撮れるはず。

モデル: 亀田 梨紗(@87risa)

関連キーワード: TAMRON 35-150mm, タムロン A058, 35-150mm F2-2.8, Di III VXD, Sony Eマウント, Nikon Zマウント, レンズレビュー, ポートレート, プロカメラマン, Webメディア取材, 70-200mm 比較, VXDモーター, 最短撮影距離, Samyang 35-150mm, レンズ設定, TAMRON Lens Utility, 作例, デメリット, 耐久性




以上の内容はhttps://camera.one-cut.net/entry/tamron35-150f2-28portraitより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14