
PUBGモバイルやNEW STATEで、知り合いとパラレルを繋ぎながらプレイしていた時の話。
フレンドが「右から車の音がする!」「足音近いよ!」と騒いでいるのに、自分には全く聞こえない。聞こえた頃には撃たれてロビーに戻されている、という悲しいループを繰り返していた。
使っていたのはワイヤレスイヤホンのAnker SoundCore P2。普段使いには何も不満がない。でもゲームで「聞こえていない」ことが続くので、有線のゲーミングイヤホン「Razer Hammerhead Pro V2」を買ってみた。
- そもそも「ワイヤレスで足音が聞こえない」のはなぜか
- 比較検討した3モデル
- 開封。iPhoneはアダプタが必要
- 音楽を聴いたら「同じ曲?」と思うレベルで聞こえ方が変わった
- PUBG NEW STATEで実戦投入。足音の「方向と距離」が立体的にわかる
そもそも「ワイヤレスで足音が聞こえない」のはなぜか
ワイヤレスで負け続けてた時、「自分の耳が悪いのかな」って思ってたんだよ。でも違った。
Bluetoothの遅延と音の圧縮ね。
そう。足音って60〜125Hzくらいの低音域なんだけど、Bluetooth圧縮でそこが潰れてた。
…耳の問題じゃなかった。
環境の問題だった。
Bluetoothイヤホンは音声データを圧縮して無線で飛ばす仕組みなので、小さな足音のような繊細な低音域が潰れやすい。加えてミリ秒単位の遅延が発生するため、「音がした瞬間に反応する」ゲームプレイとは相性が悪い。これはAnker P2が悪いのではなく、ワイヤレスの構造的な問題。
比較検討した3モデル
Razerのゲーミングイヤホンは複数モデルあるので整理しておく。
- Hammerhead True Wireless:完全ワイヤレス。今回の目的(遅延解消)と逆方向なので候補外。レビューには突然大音量になる不具合報告もあった。
- Hammerhead DUO CONSOLE:有線。マイクミュート機能付き、中高音の聞き分けが得意。予算に余裕があるガチ勢向け。
- Hammerhead PRO V2(今回購入):有線。ゲームと音楽の両立評価が高い。ほぼ自宅専用なのでPRO V2で十分と判断。
【注意】AmazonでPRO V2を検索すると異常に安い出品が並ぶことがある。偽物の可能性が高いので、購入時は必ず出荷元・販売元がAmazonか正規代理店(MSY等)であることを確認してほしい。
開封。iPhoneはアダプタが必要

値段なりのしっかりした箱で届く。付属の専用キャリングケースに平型ケーブルをまとめて入れると出張にも持っていけるサイズ感。


最近のiPhoneはイヤホンジャックがないため、Apple純正の変換アダプタ(LightningまたはType-C)が必要。アナログ変換なので音の遅延はゼロ。これが有線の強みそのもの。
音楽を聴いたら「同じ曲?」と思うレベルで聞こえ方が変わった

ゲームの前にまず普段聴いている音楽を流してみたら、音の聞こえ方が全く別物だった。
ほんとに同じ曲?ってなった。今まで圧縮音で潰れてたドラムのキック音やベースが、低音域にドンとくる。
ドンシャリ設定ね。
低音と高音が強い味付け。音楽だと迫力が出て、ゲームだと足音・銃声に直結する。
一石二鳥じゃん。
電車での移動中に「聴ければいい」感覚でワイヤレスを使っていた過去の自分がもったいなかったと思うくらい、解像度が違う。
PUBG NEW STATEで実戦投入。足音の「方向と距離」が立体的にわかる
音楽で低音の強さを確認してからPUBG NEW STATEを起動。パラレルでフレンドと繋いで実戦へ。
結果はサクッとドン勝。冗談抜きで索敵の精度が別次元になる。
今まで「なんか音がした」程度だったのが、「右斜め前の建物の2階で足音がした」と方向と距離が立体的に把握できるようになった。ゲーム内の足音や車のエンジン音は低音域に割り当てられているので、Razerのドンシャリ特性がそこをブーストしてくれる。
フレンドにも「今日なんか声クリアに聞こえる」って言われた。インラインマイクの安定感もワイヤレスとは段違い。
ゲームじゃなくてマイクで評価されてる。
いや足音もちゃんと聞こえてるよ!
…まあ、結果ドン勝なら問題ない。
ヘッドセットのような高価な環境を揃えなくても、「ワイヤレスから有線への切り替え」だけで環境が激変する。スマホFPSで「なぜか負けが続く」と感じているなら、まずこの一手を試してみてほしい。
それでは、また。