8月の粉の記録をようやく書いたと思っていたら旅行に出てしまい、帰ってきたら冬である。生ぬるいけど…。どんどん粉の記憶が薄れていく…。が、ここであえて全然関係ない話を投稿したい。誰かの役に立つかもしれない&自分で自分に感動した、かつ、なんとなくすぐ書けそうな気がして。帰国してから珍しくものすごく忙しくて、ブログを書いてるどころではないのだが、あまりにも書いてないので忘れられそうなので、早朝に書いてます。
ええと、つまり、「自分で食洗機を取り外して、ヤフオクで買って、そしてつけました!」という感動の記録です。

ビフォーの写真を撮り忘れて、探したらこんな写真しか…。
ちらかっててすみません
この真ん中にある食洗機。もとはハーマン(ノーリツ)のもので、壊れたのに製造中止になって困っていたら、千石というメーカーが同じものを作っているらしい、ということで購入。楽天で3万円台だった。このときは私が仕事に出ている間に夫がつけてくれていて、「もうとにかくむちゃくちゃ大変で二度としたくない」と言っていたので、「それじゃあ私にはできるはずもない」と震えていた…。
それから約5年。日に2回、お菓子を作ると5回くらい回すせいか、あっというまに調子が悪くなり、すこーしずつ洗浄能力が落ちていく。いままできれいに落ちていた茶渋が残るようになったり、洗浄時間が5分くらい短くなったり、変な音がしたり。「でもまだ買って3年だよ!」と、事実を無視して使い続けていたが、「浅型食洗機は全然入らない」とみんなが言うとおり、鍋やフライパンは入らないしすごく頭使って入れないと洗えてない部分ばかりになったり、となかなか付き合うのに苦労する相手であった。とにかく毎日イライラしていたのだけど、食洗機は洗濯機と同じで一度使うと二度と手洗いには戻れない。「じゃあもう使わない」とは決してならない。
別のメーカーに買い替える、という選択肢もなかった。なぜならばこの扉面材が他メーカーのものでは合わず、ここだけ別の面材になってしまうのがどうしても嫌で…。今となっては、まあいいんじゃないの、と思うけど、ADHDの特徴なのか「面材はひきだしと同じ素材で」と固く信じていたのだ…。ちなみに、みんなが称賛するミーレやBOSHのフロントオープンタイプにいっそのこと面材無視してつける? とも考えたけど、奥行きが足りなくて我が家では無理と判明。
で、ごまかしごまかし使ってきたけど、いよいよ全然汚れがとれなくなり、そしてついに止まってしまった。まずは修理をお願いしたけど、ポンプを取り替えるのに55000円と言われ、え? となって、「考えます」。
ヤフオクや楽天で本体を探す。千石さんももはやこれを作っておらず、もう面材は無視してパナソニックやリンナイ、三菱などをつけるしかない。未使用品で、だいたい4万円弱。そのなかでも一番安い34000円のリンナイの型落ち商品を買ってみる。写真は段ボールに入ったものしかないけど、逆に未使用品であることがわかるのでいいかな、と判断して。
速攻で届いたけど、ここからが大変。だって自分でつけるんだもの…。夫に頼もうと思ったが、海外旅行前でここで無理させたら旅行直前に激しい腰痛になりそうだったので、「帰ってきたらでいいよ」とことになった。つまり1ヶ月くらい、手洗いになるわけだが、数日手洗いしてたら「まあ、こういうもんか」と慣れてきて、我慢できなくもないと思った。
思ったけど、「自分でつけてみようかな」と思った。ふと。というのも、この海外旅行の計画期間中、私たちの夫婦仲はかなり悪くなっていた。原因はほぼ私で、2週間で4カ国周るというハードスケジュールを組み、かつあらゆるケアレスミス(飛行機のチケットを日付間違えて買うとか)を連発して、あげく勝手にフライトを変えて事後承諾としたのが本当に頭来たらしくて、雰囲気最悪だったのだ…。いやまさかそこまで怒るとは思わなかったんだよ…。とにかく、ちょっと不具合が起こるとカッとするので話しかけるのもためらうレベル。この状況で「早くつけてくれ」なんて絶対言えないし、つけて腰痛、も困る。過去に「旅行中もしくは直前に腰痛」になって全然観光できなかったということがあったので、それだけは避けたい。
それで本当にふと「自分でつけるか」と思った。「あんなこと大変すぎる」と脅されて、自分でやるなんて全く考えてなかったけど、「いや、できるかもよ?」と思った。なぜなのかはわからない。元気だったのかな。が、なにしろ今はYoutubeがある。手取り足取り教えてくれるはず。早速検索すると山のように出てきた。5本くらい何度も見て取り付け&取り外しの原理を理解し、イメトレをする。なかでも『おばさんサーフィン』という、おそらくサーフィン動画をメインに投稿している元気な関西のおばさんが、食洗機を自力ではずして&つける、をしてみたよ、という動画に勇気をもらい、何度も見る。大変そうなのは、まず給水&排水栓をはずすこと、本体をひっぱりだすこと、つけること、そして給水&排水栓をとりつけることの3つ。
関係ないけど、こういう自慢でも見せびらかしでもなく、とにかく「毎日元気に楽しく生きてるよ!」という活動報告みたいなYoutuberは素敵だなあと思いました。「めっちゃ素敵」なものは一切見せず、ただ「楽しいよ〜」とやったことを動画にしてアップする。気合が入りすぎていなくて、ただ元気だから動画つくっちゃう、みたいな。そういう番組からは自己顕示欲とか承認欲求とか怖い言葉は浮かんでこない(そりゃもちろんあるからやってるんだろうけど)。特別変わったことは狙わず、「これやってみました」が投稿の基本だから、別にみんながやってることでもいい。本人も視聴者も「そうなんだー」と気楽で、見るとちょっと元気になれる。こういうスタンス、とてもよいと思う。
ま、これが成立するのは投稿者にある程度魅力がないとだめなんですが…。そこが一番たいへんなのか。「なんとなく会ってると楽しい人」であることが重要だよね……。
そして、楽しいYoutuberのほとんどは関西弁っていうのはどうして? というか当たり前? やっぱり関西人のメンタルは他地域とは違うのかなあ。あ、あとサムネイルにある「女性も楽々♪」は嘘です。楽々ではないです。
www.youtube.com
まずは古いものをはずす
まあいいや。食洗機をはずします。

この前の面材をどうにか活用できないか、サイズは合わないけど。
まずとりはずしてみる

そしたらこんなになった。面材なくても使えるようになってるんだね
排水栓・給水栓をはずす

食洗機の下はこのようになっている。
絶対に水漏れしないよう、排水栓はものすごく密着していて簡単にはとれない
びくともしないので冷や汗が出たけど、指示通りカッターで切れ目を入れたらすんなりはずせた…。給水栓はレンチで普通にはずせた。蛇口を締めとくのが大事!
古いやつをはずす
いくつかねじをはずし、おばさんのやってるのを真似して、抱え込んで引き出す(写真なし)。これはまあ、どうにかできた。脇に脚立のようなものを置き、地面ではなくそこに載せるようにすると腰を傷めにくい、と学ぶ。

はずした場所をきれいにして、取り付けシートをしく。これがすごくて、このクリアシートをしくと、どこにネジ穴を開けるかが一発でわかるという………。そしてこれは敷きっぱなしで、この上に新しいものを載せればいいという……すごい。これ全世界共通の仕様なの? 日本だけ? 途中まで、まさかシートの上からネジ穴を開けていい、そのまま敷きっぱなしでいいとわからず、しばらく迷ってましたが。
ともかく、それに合わせて取り付け部材(手前の銀色のやつと、奥の中央)をつける。これがあれば本体が「がちゃん」とはまって動かない。今回は取り替えなのですでに空いてる穴を使えるようだ。45cm幅浅型食洗機、という規格は全社共通なので、メーカー違っても簡単に取替えられる。
新しいやつを挿入!

旧型を脇において、そこを置き台にして新型をかかえて突っ込む
問題は後ろからだらんと下がっている排水&給水ホース、アースをちゃんと後ろに逃がして突っ込むこと。ホースを束にまとめて軽くテープなどで止めるのが大事。しかしこの一番大事なところでどうしてもひとりで入れられず、助けを呼んだ…。くやしい。でも抱えたままどうしてもうまくはめられず、太腿で本体を支えながら「ちょっとー!」とヘルプを叫んだため、後日太腿に大きな青痣ができていた。あれ、おばさんはなぜ上手にできたのだろうか…。まあ、ぶきっちょの運命はこんなもんだ。ふたりいればすんなりできる作業ではあるのだが。
ともかくはまった

がちゃん、と手応えがあったので設置完了とする。ほんのわずか(数ミリ)手前に出ていて、「こんなもんか」と思っていたが、夫が「これおかしくない? そんなわけないだろ」と無理やり押し込んだら、さらに「がちゃん」と手応えがあったので、こっちが正しい模様……。
面材どころかフロントパネルさえ…
そしてここでようやく大事なことに気づく。写真を見ていただければわかるのだが、ひきだしと同素材の面材どころか、そもそもフロントパネルがなかったよ……………。
いや、どこかにあるんだろうと思っていたのだ。しかしどこにもなかった。オークションの説明にもなかった。でもこの、内部がむきだしの写真はあった。つまりそこで「あ、ないんだね」と察してよということだったんだろう。なにしろ安かったので文句は言えない。こういうことが起こるのがヤフオクだ、ということも承知しているので「やっぱりね」としか思わない。
もちろん、大事にとっておいた以前の面材はサイズが合わないので無理。
で、さてどうしよう、フロントパネルを買おうか、と検索。8千円。高い………。しかもレビューの多くが「ただのベニヤでした。それでこの価格。ひどい」というもので、買う気が失せる。ただのベニヤならホムセンで買えばいいし。そもそも、ここで売ってるのが「面材」のみなのか「枠がついたフロントパネル」なのかがどうしてもわからず、リンナイのどこにどう問い合わせていいかも不明。でもみんながこれだけ「ただのベニヤでした」と言ってるのだから「枠パネル」はないんだろうなと推察。買うのやめ。
とはいえ、このまま剥き出しで暮らすわけにもいかず、よくわからないまま島忠ホームセンターへ。そこで見つけたのがこれ。
デコパネってご存知ですか?
「自由自在な発泡ポリスチレンパネル」である。

くしゃくしゃなのは、捨てたあとで「あっ、写真撮らないと」と思ったから…
hands.net
えーと、要は黒い発泡スチロールです。1枚500円くらい。もちろん同じ売場にプラスチックボードなども売っていたのだが、カットしてもらうのが面倒だったのと、とにかくこんなものが両面テープでつくのか、ついてちゃんともつのかがわからなかったので、まずは一番安い素材から始める。帰宅してカッターで切る。綺麗な断面にするの難しいかも? と思ったら、専用のカッターとか売ってるんだね。どうにか切れたので、今回はこれでよし。強力タイプの両面テープで貼る。

あれっ! なんか全然悪くないのでは!?
発泡スチロールなで触れるとべこっ、とするのだが、触らなければなんだか全然悪くない………。と、思うのですがいかがでしょうか……。
そして取り付けて1ヶ月、なんの不具合もなく過ごせている。軽いからはずれたりしないのではないか。すごい。触るたびに「べこっ」とするのが嫌なら、もうちょっと高いプラスチックボードを島忠でカットしてもらえばいいけど、いまのところその必要も感じない。プラボードにしたら重みではずれやすくなる気もするし……。
そんなわけで、なんか異様に充実感のある作業でした。
おまけ
浅型だって進化してた
で、さんざんっぱら住設界隈から「浅型食洗機は使えない」と言われていながらも、浅型は浅型なりに進化していたのでした…。その名もタワーウオッシャー。

このノズルが、上にぐーんと伸びるのだ!
浅型のなにがだめかっていうと、下からしか洗浄水が出てこないので、上のほうに積んだ食器は洗えてもらえない、ということだった。

この写真のように上かごに積んだ湯呑・グラスは通常洗浄水が届かない
が、リンナイのこの型、404なのでだいぶ型落ちなのにもかかわらず、スタートすると中心にある洗浄水を撒き散らすウォッシャーがにょーっと上に伸びてきて、上カゴの食器もがっつり洗えるのである………。
浅型だって進化してる、とは一切考えずなんの調査もしてこなかったので、リンナイがいつからこれを採用しているかわからないのだけど、おかげで同じサイズにもかかわらず、前の1.3倍くらい入れられるようになったし、そしてきちんと洗えるようにもなった。上の写真をみると「高圧のシャワーが9箇所から」と書いてあるもんね。この9箇所プラス、タワーウォッシャーから7箇所出てくるということ。ハーマン(ノーリツ)のやつは、下部の羽から合計6箇所しか出てなかった。だからつねに「ここに置くと水が届かない」と頭使いまくっていれていた。そして洗われていなかったことも多々あり…。
いやー、すごい。ていうか、もう洗ってる音が全然違うもんなあ…。ざっぷんざっぷんじゃわっ、じゃわっ、じゃじゃじゃー、みたいな、気持ちいい入浴のような音がしている(私は食洗機の音はそんなに嫌いではないので…)。そして実際、「えっ」というほどぴかぴかになって出てくるのである。感動するほど白くなる。
あー、でもハーマンをすこしかばうと、そういや旧型も、最初はいい音してたしぴかぴかになってたんだよね。あるときからいまいち洗い上がりがよくなくなり、洗浄時間が短くなり、どんどん洗わなくなり…。でもがっつり洗ってたの、2,3年だったと思う。リンナイはそうでないことを祈る。まあ、来年引っ越す(はず)だから結果を知ることはないのだが。
というわけで、設置から使用感までなにからなにまで勝利だった記録でした。誰かの参考になるかな…。