月曜日は何となく有給。朝イチで起きて公園で読書。そんで京成線で矢切まで行って駅前徒歩10秒のとこにある笑がおの湯というスーパー銭湯へ。開店が10時で15分ごろには着いたが結構人がいた。平日だけど人気だ。元々前の会社の通勤途中で一回だけ矢切駅に降りたことがあってそこで駅前にスーパー銭湯あるじゃんという記憶でいつか行きたいと思っていた。
お風呂の数も多いし、露天もあるし、サウナもあって最高。人も多いかと思ったけど、芋洗状態ではないのでまったり過ごす。平日の午前の、夏の空を見ながら露天でぼーっとしていたら店内放送で11時からお食事処開店のアナウンス。ついでにご飯食べるかーとぼちぼちお風呂上がって11時半くらいに食券を買いに行ったら一番おすすめの生姜焼き定食が売り切れていてすげー人気だなと思いつつ、ハンバーグ定食を選ぶ。そんで食べてみたらこれがめちゃうまくてビビった。少し時間がかかっていたのは多分注文入ってから手で捏ねてくれていたんだなとわかる手作りの味で感動。またきたい。
テレビの音声を聞きながら少し読書。ジブリの動画をやっていた方のエンピツ戦記というエッセイを読む。ジブリドキュメンタリーは見てて辛いけどインスピレーションもいっぱい受けるのでよく見ているが、その中で何回か登場していた舘野仁美さんのジブリについてのエッセイで、高畑勲と宮崎駿のいかれたキャラが相変わらずおもろいけれど、風立ちぬ以降のジブリ解散を受けて舘野さんがカフェを開いたりそこでのつながりで動画教室を開いたりと次に進んでいるのが読んでいて一番惹かれたところで、ここをもっと読みたかった。
その中で今日マチ子さんのcocoonのアニメを作っている書かれていて今年放映ことを知る。昔、舞台を見たことがあるが、あの舞台だと原作にある性別に関する仕掛けは施されていなくてあれ?と思った記憶がある。アニメだとどうするのだろう。
夜に有楽町で映画。フォーチューンクッキーというやつ。特に監督の情報も知らずに見たけれどジャームッシュ的な取り方ではあるが明らかにゼロ年代以降の感覚で撮られた映画でとても良かった。途中にヴァニシュ・バニアンのdiamond daysをカラオケで歌うシーンがあってそこからがめちゃくちゃ良かった。
小川洋子とバロウズの本を買って読んでいたがしっくりこず、エリックマコーマックのパラダイスモーテルを読む。イカれてて最高。
もう夜も朝も昼もずっと暑くてクーラーを切るタイミングがない。一応タイマーかけて寝るのだがクーラーが切れた5時ごろに目が覚めるから辛い。
なんとか平日を乗り切って、金曜にレイトショー。何も知らずに夏の砂の上という映画を見る。数週間前にルノワールという映画を見ていたのだがこれは相米慎二のお引越しのパチモン映画で引用でもなく、影響でもなくまさにパチモンという感じで全然ダメだったのだが、割と最近の邦画で、それこそ再上映モノで流行ったクーリンチェ以降の台湾映画の画面とか、最近の相米慎二の再上映とかそういったものの上部だけで作っている人が結構いるなという印象がある。エドワードヤンとか侯孝賢とかをなんかいい感じのちょっと静かな映画として消費してしまうとその先にある成瀬や小津の演出からの影響が完全に削げ落ちてしまうのだなという典型例を見せられている感じ。それで夏の砂の上も結構嫌な予感を持って観たのだが、これがかなり良かった。長崎の高低差のある坂道でわかりやすく不穏なシーンの直前にイマジナリーラインを越えるのだが、ラインの手前遠くで高低差があるから
①坂の下のカメラから、見つめ合う二人を見上げるショット
②坂の上から先の二人を見下ろすショット、二人の位置がイマジナリーラインを超えて逆向きになる。という二重の超え方をしていて面白い。
主演のオダギリジョーが坂の街を歩くだけのシーンが多いが、ここでの切り替えしも高低差によって面白いカットになっていた。あとは、カメラのズームや微妙な動きも良くて構図を探して映画を撮っているのが伝わってくる。こういう人がいるんだなと思った。ラストの方は姪っ子役の俳優の演技がちょっと紋切り型すぎるなとは思ったけれど、長崎の街の構造の面白さで最後まで飽きずに見れた。別の作品があればまた観たい。
そして、観ながらふと東松照明の暮らした街もあんな感じだったのだろうかと考えていた。
バンドでカバーする曲を色々考えていて宇多田ヒカルのハートステーションがいいかもとわけわからん案を思いつく。それで色々ギターでこねくり回していたら普通に新しい曲ができそうになってきたのでそちらに舵を切る。しかし宇多田ヒカルのダウナーさって特殊だな。展開としてコード的にメジャーに行くことも多いのにずっと暗い。というよりメロディーの配置によって先の見えない憂鬱の渦に浸っている感じ。これが別に社会的に病んでいるわけでもないのに日本全土でめちゃくちゃ売れていたというのがすげーなと思う。
あと、ゼロ年台後半から各アルバムに劇場版エヴァの曲がそれぞれ入っていて、宇多田ヒカルもなんだかその数十年はエヴァの呪縛にかかってたんだなとふと感じた。