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百年

白夜を観た流れで家でブレッソンラルジャンを観る。削ることで立ち上がる簡潔さとわからなさが素晴らしい。やり方としては90年代前半の北野武の先人といった感じもするけれど、サービス精神のなさというか潔さという点ではブレッソンを超える人は今のところ知らない。それでもショットの一つ一つ、画面のつながりたちによって生じる情動に興奮する。

結構同じカットの繰り返しによる物語性の付随、みたいなところもあるけれどあくまでそれも偶然の一致でとどめていてブレッソンの介在は行わない。最後にほとんど唐突のように挿入される殺人の話は、それまでの流れを把握していても唐突に思えるけれど、だれが仕掛けたかも定かではない殺意が、悪意が、最終的にあそこに辿り着くというところはブレッソンの残酷さというだけでは片付けられない怖さがあると思った。

 

ペドロコスタのヴァンダの部屋を見ようと思ってDVDを取り出して机に置いているのだけれどなかなかその気にならない。

今週も麻耶雄嵩の夏と冬の協奏曲を読む。長い。ミステリは箸休み的にサクッと読んで次に行きたいのだけれど750ページ程度の本は流石に時間がかかる。読みやすいので読めるのだけれど途中でなんでこれ読んでるんだろうと冷静になってしまってなかなか進まない。それでも後半の映画が始まる辺りで面白くなってきたので最後まで読もうと思う。

それで今週は本屋にも行かず、雨も降ったりで家でMLBの東京ドームシリーズを見る。

youtubeとかもう定期的に見るチャンネルとかはなくて、野球の過去のインタビュー集とか特集とかを見るようになってきた。昔は高校野球しか興味なかったけれど、今週買ったKOTOBAという雑誌の野球特集で野球=文学という昔自分がアメリカ文学(特にオースター、キンセラ、フィリップロス、ロバートクーバー、ダイベック、アップダイクとか)を読み漁っていた時に思いついた理論を思い出して、プロ野球とかMLBも追って見るのもおもしろいのかなとおもったりした。ついでにキンセラ原作シューレスジョーの映画化フィールドオブドリームスを観てやっぱりいいなと思ったりして、この球場そのものが美しい感じとか、野球のルールが世界共通で百年前からほとんど変わってないこととか、スタンドと選手の関係性とか、試合の中で各ポジションの役割とか、その全てが文学として解釈できるのが面白い。雑誌の中でも書かれていたけれど村上春樹が初めて小説を書こうと思ったきっかけが神宮球場の外野でデーゲームを見ていた時にふと思いついたというのもわかる気がする。

自分は小学生まで野球をやっていたけれど、練習終わりの夜のグランドの匂いとか、グローブの匂いとか、自転車のライトで照らしながら帰るいつもと違う通学路とか、いろいろと思い出すたびにいい小説を読んだ瞬間と同じ感覚になる。

 

 

ミステリを読み終わったらまたアメリカ文学を漁りたくなってきた。

 

週末に野球を見ながら新しい曲を書いて、歌詞も書いて完成させる。めっちゃいい感じ。そんで酒飲んで野球見て寝る。

来週は四連休なので野球見たり、映画行ったりサニーデイ・サービスのライブがあったり、楽しみである。天気がいいと良いな。




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