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レンズの先に、曲がる月

連日甲子園を見る日々。今年はいい試合が多かったな。

甲子園のない日は映画。侯孝賢の憂鬱な楽園を観る。傑作。

週末はバンド練なので曲のデモを詰める。結構いい感じになって嬉しい。この間買ったコーラスエフェクターもかなり良くて曲のアイディアに繋がる。この間のフジロックでキムゴードンのライブを見て生演奏でのベースの低音も一段階違うところに来ているのかもと思っていて、そういったアレンジをできないかと探る。

夏にシドニー=ガブリエル・コレットを読んでしまったのでなんだか清々しい気分で過ごす。バカンスものではあるがロメールとも少し違う心象を通した風景描写が良い。

 

米澤穂信の"栞と嘘の季節"を買って読む。最近の新しいシリーズはあんまピンとこなくてこの季節シリーズも前のものはあまり良い印象がなかったが、どこかで"栞と嘘の季節"でミルハウザーの夜の姉妹団を参照していると知って興味が湧いたので読んでいる。今のところ結構ホラーちっくでおもろい。

 

先週から読んでいた野崎まどのバビロンシリーズを読み切る。"2"の時も思ったがこの人は長編になればなるほどスパっと終わる感じがする。話としては面白いけどもっと書けるだろうとは思ってしまう。(読む側で考えてという切り方だと思うがそれにしては行き着く先が限定的すぎる)

最近は短時間の豪雨が多くて、さっきまで晴れてたのに外に出たら周りが水浸しになっていたりしてなんだか並行世界へのシフトが起こっている感覚(脱走と追跡のサンバだ)。生活の中でこういった違和感をみかけるのは結構楽しいので散歩も楽しくなったりする。その時にした散歩でもビオトープにいた青鷺が牛蛙を丸呑みする瞬間を見てしまったり、やばい世界に入り込んでしまったイメージの中歩いたりした。

時間の不可逆性を超えられる映画や音楽に自分は惹かれる。例えばBeach BoysのGod Only Knowsを初めて聞いた時は普通に良い曲だと思ったが、数年後に突然ラストの展開の凄さ(解体されたドラムとはねたピアノのフレーズによってリズムが成り立つ仕組み、そこに入れ子になって絡み合ってくるコーラス)に気づいてこれまでの時間が逆行する感覚になった。曲自体はそこにずっとあって、自分の感覚が変わったということではあるのだが、その瞬間に過去に固定されていたある曲が未来と過去の双方向に向けて放射して広がっていく感じが不可逆とは正反対に感じて自分の中に強く残る。ある地点で価値観が変わってしまうのではなく、過去から現在までの感覚が裏返り、そしてその感覚がさらに裏返る可能性がひらけているという状況が心地よいのだろうと思う。

 

週末は髪を切ってスタジオでバンド練。新曲を試す。いい感じ。

最近The Whoにハマっていて、これまではWho's nextしかあまり聞いていなかったのだが最初のmy generationを聞いて破壊の人たちなのだと気づいてその曲の壊し方にすごく惹かれる。キースムーンはドラムのフレーズを解体しながら曲中で再構築している感じでやばい。

 

のでバンドでThe Whoをやろうと持ちかける。OKが出たのでアレンジを考えよう。

朝の神保町

 




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