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革命京劇

バーチャル高校野球で全国の甲子園予選が観れるので時間が無限に飛んでゆく。

それでも本を読んだり曲のデモを作ったり映画を見たり散歩をしたり。意外と時間は作れるものだ。

 

タルベーラのヴェルクマイスターハーモニーの4Kレストアがあったらしいが全く気付かずに上映が終わっていた。盤は持っているが映画館でみたかったな。

なのでタルベーラの観たことがなかったダムネーションを観る。長回し、というか撮影技法のトリックだけといった感じだがそれでも見入ってしまう。バンド演奏のシーンの音楽がやたら良くてサントラを探したら配信されていた。3拍子に4/4でずれるリズムマシンという結構シンプルなアレンジだがボーカルのラウドさがオルタナ前夜というかソニックユースにも繋がるようなラディカルさがある。

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ダムネーション

李琴峰-彼岸花が咲く島、を読む。本屋の新刊棚で緑の歌の人の絵が表紙だったのでなんとなく購入。ポラリスが降り注ぐ夜の作者で結構読めてよかった。こういう設定だと村上春樹のハードボイルドワンダーランドの世界の終わりパートのように感傷に寄りすぎてしまいがちだが、結構冷静に(というかほとんど捻りもなく)生活が進んでいくのが小説というよりはルポっぽく読めてよかった。ガルシアマルケスのように本当にルポの本も書いてほしいなとちょっと思ったり。

 

金曜に化け猫あんずちゃんを劇場に観にいく。公開日。前半の田舎のシーンがすごく良くてパチンコ屋を出てチャリがパクられてることに気づくシーンが田舎の空気そのものでめちゃくちゃ笑う。山下敦弘のとる田舎が自分の思春期のそれとほぼ同列の感覚にあるので画面を見るだけで楽しい気分になる。アニメの技法はよくわからないけど実写パートを取ってからアニメーション化しているようなので山下敦弘的なあの田舎のカットがきちんとアニメの画面になっていて面白かった。後半で地獄に行くところからは田舎ではなくなるのでそこまで乗り切れなかったけど全体的にどうしようもない人(と猫と変なものたち)しかでてこないのが最高だった。

 

梅雨が明けたので"海がきこえる"を観る。これは特典のドキュメンタリー含めて毎回見る。ラストのお城のシーンが全てでこれを見るために全編を観ているようなもの。

 

なぜ買ったのか全く覚えていないけど西村しのぶ-サードガールを文庫で読む。

まだ途中だけどとんでもなく良い。調べたらCMか何かのキャラになって色々な雑誌に連載されたようで長編のストーリーというよりは一話完結で進んでいくが、その一話一話がとんでもなく完成度が高くて驚く。何か決定的なことが書かれているわけでもないし、すごいカットがあるわけでもないが、神戸の街で、80年代後半、そこで暮らす人たちを定点観測している感じそれだけで読んでいるだけで満たされた気持ちになる。こういう感覚になる漫画はなかなか無くて思いつくところだと、くらもちひさこの傑作天然コケッコーくらいだ。サードガールはまだ全巻読めていないので天然コケッコーレベルかどうかはわからないが、先を読むのが楽しみ。

 

○今週読んだ本(備忘録)

閉ざされた扉-ホセ・ドノソ(まだ途中)

彼岸花が咲く島-李琴峰

つげ義春コレクション

あらゆる事は今起こる-柴崎友香

サードガール-西村しのぶ(まだ途中)

ロビンソンの家 -打海文三(再読)

午后のあくび-コマツシンヤ(再読)

 




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