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虹をつかむ男(1996)

「男は惚れた女が不幸であればあるほど幸せなんや」

 

タイトルは「虹を掴む男(1947)から

ダニー・ケイ演じる、母親に過干渉され

上司から虐めを受けている気の弱い男が

刺激的な妄想をすることで現実逃避しています

そこに謎の美女ヴァージニア・メイヨが現れ事件に巻き込まれるものの

妄想で解決していくというもの

リメイク版がベン・スティラーLIFE!/ライフ」(2013)ですね

渥美清の急逝により終了した「男はつらいよシリーズの

予定していた第49作男はつらいよ 寅次郎花へんろ」のキャストをそのまま

移行して制作された作品

寅さんに代わって吉岡秀隆がフーテンしてみせ

西田敏行がマドンナにフラれる

田中邦衛アルフレードしていて

田中裕子が小悪魔すぎました(笑)

 

就職活動に失敗してフリーター生活をする平山亮(吉岡秀隆)は

父親(前田吟)と喧嘩し柴又の家を飛び出すと

徳島県美馬郡脇町(現・美馬市に辿り着きます

そこにある閉館寸前の映画館「オデオン座」の館長

白銀活男(西田敏行)こと「かっちゃん」に強引に誘われ

住み込みでアルバイトすることになります

オデオン座では映写技師の常さん(田中邦衛)と映画好きの町民たちとで

毎週「土曜名画劇場」を催しています

とにかくかっちゃんの映画の語り口が上手くて(笑)

「かくも長き不在」の解説には感動すら覚えます

映画を見た後、町民たちが

「活ちゃんの話のほうがよっぽど面白かった」というのも頷ける

映画愛、名作愛が強いのはいいけれど

生徒がたったひとりの小学校の文化祭で

小学生に見せる映画が「禁じられた遊び」っていうのもどうよ(笑)

 

それらの映画は、死んだ親友の奥さんで幼なじみの

茶店カサブランカ」を経営する八重子(田中裕子)のため

彼女への思いを口にすることができない代わりに

捧げていたものだったんですね

町民たちも何気にそのことには気付いていて

巡回先で八重子と夫婦と間違われ、まんざらでもないかっちゃん

 

そんなとき八重子の父親が急死し

八重子の支えになることを決意し、告白するためカサブランカに向かうかっちゃん

ところが八重子から(父親の葬儀にやって来た)夫の同僚だった男性と結婚すると

店を閉めて大阪に行くことを聞かされます

八重子がいなくなり、映画上映をする意味がなくなったかっちゃんは

かってから借金で資金繰りに困っていたオデオン座を閉館することを決めます

失意のかっちゃんに貯金通帳と印鑑を手渡す常さん

先代からかっちゃんのことを頼まれていた常さんは

オデオン座を守るため、長年コツコツとお金を貯めていたのです

そのお金でピザ屋を併設し、映画館を続けることにしたかっちゃん

そこでかっちゃんが亮に見せたのが「男はつらいよ」第1作目

さくらと博が結婚するまでのエピソードです

亮は就職するため柴又の実家に帰り

新たにオデオン座にやってきた若者(上島竜兵)が

かっちゃんに強引に雇われようとしていました

ラスト近く、バス停にはバスを待つ寅さん(CG)の姿と

「敬愛する渥美清さんにこの映画を捧げる」のメッセージ

そして「男はつらいよ」の主題歌が流れます

 

確かに「男はつらいよ」(と「ニュー・シネマ・パラダイス」)の

2番煎じにしかすぎず(笑)シリーズ化もされませんでしたが

 

今となっては、西田敏行さん、田中邦衛さん

上島竜兵さんらも追悼する作品にもなっていて

ジーン・・とくるものがありました

 

 

【解説】映画.COMより

渥美清の急逝に伴いシリーズ終了となった「男はつらいよ」に代わって松竹の正月番組をつとめた人情喜劇。映画を愛してやまぬ映画館主をめぐる人間模様を、数々の名画の断片を交えて描いた。監督は「学校II」の山田洋次。脚本は山田と朝間義隆の共同。撮影は「学校II」の長沼六男。「学校II」に続いて西田敏行吉岡秀隆が主演したほか、「男はつらいよ」のレギュラー陣が顔を揃えている。またCG合成で寅さんにふんした渥美も一場面に登場し、本作も渥美に捧げられた。

1996年製作/120分/日本
配給:松竹

 




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