せんこういけ。

人気の鈴鹿山脈にあって、静かな登山で会える山池
標高983mの仙香山の山頂近く、牛の背のようなやや広い稜線上にある天然の山池。池をのせた西側斜面はなだらかな一方、東側斜面は切れ込むような急崖。そんなダイナミックな池まわりの地形も魅力。
ハイカーや登山客で人気の鈴鹿山脈のなかでは人は少なく、静かでのんびりした池時間を満喫できた。
都市から近くて比較的、攻略しやすい山池群であるが、夏期はヤマビルが出るという話もあり、雪が消えてから6月までと10月から冠雪までが最適シーズン。
仙香池の形態と景観
仙香山のなだらかな肩に立地し落葉樹林に囲まれた池。
形状はヒョウタン状で細長く、流入流出口ともに不明瞭。水源は表層水および湧水と思われるが成因は不明。
岸は落ち葉が堆積しなだらか。近くの三池岳の山肩にあるお菊池と同じく、水ぎわ近くに足を踏み入れるとズボっといっきに沈み込み、かなり危険な底なし感。
三重県の県境からわずか10mほど滋賀県側にある。





仙香池周辺の地形(空撮)
仙香山と仙香池



八風峠
空撮していて気づいたが、仙香池のやや下側、仙香谷の源流にもなっている湿原に明瞭な池影が認められた。登山マップにも池名は出ていないので、「南峠の池」という仮称をあてた。
また、八風峠近くにも池影らしきものを確認。こちらは「八風峠の池」と仮称をあてた。今後、調査を継続したい。
このあたりのグループリーダー的な山は三池岳になろうかと思うが、さすが「池」のついた山名だけに、名の由来となった「御池(お菊池)」をはじめ、気になる池が点々としている。




三池岳




八風峠の池(仮称)
誤認の可能性もあるが、地形的にも池らしいと思われる。
それにしても魅惑的な鈴鹿山脈のダイナミックな地形美。




南峠の池(仮称)
こちらはほぼ確実に池が認められる。山岳地図上でも「湿原」との記載あり。
また流れ出しがあり、下るにつれていつくもの沢を集めながら仙香谷を形成している。



動植物



仙香池へのアクセス
登山口駐車場(八風キャンプ場上)
八風キャンプ場からさらに少し上ったどん詰まりに未舗装の駐車場がある。トイレなし。


登山口(八風峠方面)
上記の駐車場からは二つの登山口があるので注意。仙香池に最短で登るなら「八風峠」と石に赤書きされた方の登山口を進む。


もうひとつの登山口(三池峠方面)
もうひとつの登山口については「お菊池」の項に記した。こちらは「三池岳」と石に赤書きされている。少し遠回りにはなるが、お菊池、三池岳経由でも仙香池には行ける。
間違いやすい
「×」印と「○」印が石に赤書きされており、正しいルートを示してくれている。最初、気づかずに×の方向へ進んでしまった。


渡渉を数度


標高800mからの眺望




八風峠が近づき急登おわり


八風峠






仙香山頂方面の眺め


八風峠と中峠の間の眺望所



中峠



仙香山頂


仙香池に到着

GPSログ

麓からの山なみと地酒






