【はるなこ / 伊香保ノ沼 / 県立榛名公園】

湖面標高1000m越えのメジャーレイク
巨人の足跡が湖になったというダイダラボッチ伝説が色濃く残る榛名湖だが、成因タイプとしては、榛名山の激しい火山活動によってカルデラ湖から変性した激動の生育歴をもつ火口原湖。
昔は日光の中禅寺湖に次いで日本で二番目の高所にある湖と言われていた湖面標高は1,084m。池やダムを含めればもっと高い標高にある湖沼は数多くあるが、メジャーレイクに限定すれば、ということなのかもしれない。
破局的な噴火がもたらした変化に富んだ地形をもつ榛名湖は、さまざまなアクティビティが楽しめる老舗レジャーレイクでもある。




榛名湖の景観と構造
沼ノ原
もともとは湖だった
カルデラ湖だった古榛名湖の東側半分が6世紀の噴火噴出物で埋まった。

流出口




ビーチ状の湖岸




上空から俯瞰

魚影
下の写真で岸の浅瀬で群れているのはワカサギだろうか。ほか、ヘラブナ、コイ、ブラックバス、ニジマス、ウグイが生息。

野鳥


駐車場


榛名山の最高峰「掃部ヶ岳」をのぞむ


唯一の流出河川(沼尾川)
榛名湖の天然の流出河川は沼尾川が唯一。
コンクリートで護岸され、ほとんど用水路の様相。







長野堰用水取水口
取水門
いにしえより高崎の町の悲願だった榛名湖の水を引く事業が江戸時代から明治時代にかけて二本の導水トンネルを外輪山に掘削することで実現。



導水トンネル(天神峠)



上空から見た天神峠周辺

天目山からの眺望
南側から榛名湖を見下ろす



烏帽子岳


硯岩

山頂と山容


登山口と駐車スペース




案内板

榛名富士
湖面に映る逆さ榛名富士

榛名富士から見おろす榛名湖

標高1,390mの中央火口丘
榛名山の峰では三番目に高いが、その美しい形状から榛名山を代表する存在感を放ち、山頂に神社がある。
二重式火山の中央火口丘。



榛名山ロープウェイ





富士山神社




登山口


西岸



外輪山全景




2016年の榛名湖





榛名湖の成因
たび重なる噴火活動による二重式火山

山頂カルデラ内の火口原湖

当初は二倍の大きさのカルデラ湖だった
カルデラ湖の東半分が、6世紀に発生した破局的な巨大プリニー式噴火による噴出物で埋まり現在の形になった。
このときの火砕流は周辺に住む人馬の命を一瞬で奪い、遺跡からは家族を守るように甲冑を着た武人の遺骨などが出土している。
(県埋蔵文化財調査センター<群馬県渋川市>発掘情報館にて展示)

榛名湖の池伝説
巨人の足跡が湖になったというダイダラボッチ伝説が色濃く残る。
御手洗沼(みたらしぬま)として長く魚など殺生を禁じられてきた。
ほか、女人入水伝説が諸説あり。
(下のパネルは榛名歴史民俗資料館より)


榛名湖のレジャー
釣り
冬の氷上ワカサギ釣りは土地の風物詩。サマーシーズンにはレンタルボートやマイボートでブラックバス釣りもできる。遊魚券必要。
夜釣り禁止。


貸ボート
遊覧船やロープウェー、スワンボートなどもあり観光地として老舗といえる水辺だが、湖底にからみつくような水草が繁茂し「溺れたら助からない」と地元では言い伝えられていたようだ。


持ち込みボートと専用桟橋



乗馬体験・馬車


榛名湖のイベント
花火大会、トライアスロン、イルミネーション、ヒルクライムなど。






食と地酒






マップ
ニッポン湖沼図鑑マップ

上野國榛名山真圖(明治31年)



榛名山全図(江戸時代中期)
大龍坊所蔵。資料館にて撮影。





現地案内マップ









Googleマップ
マークした場所は県立榛名公園ビジターセンター駐車場。
























