【いくつしましっせいこうえん / 厳島神社】
アニメの舞台のような異界感の水辺
湧水を水源とする湿地の池。周囲は宅地化されているにもかかわらず、崖線に囲まれた湿地空間だけが、まるでアニメの舞台のような異世界感を醸し出している。
池の中央にこんもりとした木をのせた弁天島があり、木製の水上デッキが八ツ橋のようにめぐらされている。弁財天は明治時代の神仏習合により厳島神社に改編された。
公園の北に舗装駐車場10台、西に未舗装駐車場10台。北駐車場はトイレが隣接。あずまや、広場あり。

11月末にはランタンイルミネーションも
地元有志の手で初冬のライトアップが継続されている。下の写真は2015年のもの。

池の構造と景観
中の島(厳島神社)



水源(流れ込み)
西側の崖線(ハケ)下より湧水しホソとなって池に流れ込んでいる。



吐き出し
南側に吐き出しが一ヶ所設けられており、およそ60mの水路を経て葛川に流れ込んでいる。
水路はコンクリート護岸。


再生湿原
周辺の市街地化で乾燥と草原化が進み、一度は池も消失し湿原も危機にあったが、再生事業によって蘇った。人の手で再生された復元池ともいえる。現在も市民協働で環境保全の努力が続けられている。
再生水田
水田の持つ地下水涵養力は近年、注目されている。熊本では新規大規模工場の工業水源にも応用。

南側からの景観

2025年4月







2015年






厳島湿性公園の動植物
生息する水性生物
アブラハヤ、ゲンジボタル、サワガニ、カワニナ。

ホトケドジョウが自生
ホトケドジョウやが自生。

野鳥
カワセミを狙いの野鳥写真家らのバズーカーのようなレンズが並ぶ。



アメリカザリガニ
アメリカザリガニの駆除に協力しているのだろうか。子どもたちが、楽しそうに長く使い込まれた仕掛けを次々と引き上げていた。

水の妖精



魚影
2025年4月、管理伐採後の池でも大量の魚影が確認できた。メダカではなく、いずれかの日本産淡水魚の稚魚のようである。

植物
2025年春は植物の伐採後に訪れたが、植生をコントロールする戦略的な伐採を行なっていることがうかがえる。








ゲンジボタル


池伝説

施設・設備
東側駐車場とトイレ
2025年撮影。


西側駐車場
2015年撮影。

案内板









Googleマップ
マークした場所が北駐車場(トイレあり)。
