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Vol. 15 新規プロダクトを最速でリリースするために、デザイナーが意識したこと

この記事は、Sansan Data Intelligence 開発Unit ブログリレーの第15弾です!!


こんにちは!
Sansan Data Intelligence(SDI)プロダクトデザイナーの来住(Kishi)です。2024年に新卒で入社し2年目が始まった時期から、SDIの開発に立ち上げメンバーとして参画しています。
この記事では、新規プロダクトを半年で体験設計、実装、リリースするためにデザイナーチームとして意識した3つのことを紹介します。

1. 立ち上げフェーズからデザインシステムを意識的に使う

1つ目は、画面設計時からデザインシステムを一貫して使い、実装でも活用してもらうことです。
デザインシステムの活用自体は今や一般的です。一方で、新規プロダクトの立ち上げフェーズでは少人数でやることが多く、デザインシステムは未整備だったりリリース速度を優先して後回しにされたりしがちです。

しかし私たちは、先輩デザイナーの経験やチームでの議論を踏まえ、立ち上げフェーズからデザインシステムを活用する方針にしました。
SDIはステークホルダーが多いため、デザイン観点での意思決定や実装においても個人の認識のズレが発生しがちです。そこで、デザインの揺れや負債を初期段階から最小限にするためにも、早い段階で整備、利用する意味があると考えました。

また、デザインシステムが属人化しないよう、利用ルールやガイドラインを明確にして、チームとしての共通認識にすることを意識しました。最初はコンポーネントの利用ルールが整備されていませんでしたが、例えば、モーダル・ドロワー・ページ遷移の使い分けなど、プロジェクトを進める中でエンジニアと実装コストも踏まえて擦り合わせながら定めていきました。こうしたルールはチームに都度共有し、正しく使ってもらえるように働きかけました。

その結果、デザイナー観点では画面設計の判断が速くなり、意思決定の迷いが減ったと思います。また、エンジニアとも共通言語ができ、実装時のコミュニケーションがスムーズになったと感じています。

2. プロトタイプのパターンを議論の材料にする

2つ目は、プロトタイプのパターンを出し、議論の材料にすることです。
SDIの立ち上げでは、PdMやPMM、営業担当者など多くのステークホルダーと日々議論を重ねていました。ただ、言葉だけで体験を議論していると、それぞれが異なるイメージを持ったまま会話が進んでしまい、議論が長引いたり同じ議論を繰り返してしまうことがありました。

そこで意識したのが、PdMやPMMに課題やニーズをヒアリングした上で、一気に体験を作ることです。とにかく手を動かしてパターンを作ることで、空中戦にならず、「こっちの方向性が近い」「ここはこうしたい」といった会話が自然に生まれました。

もちろん、方向性が大きく異なると指摘を受けることもありました。ただ、それ自体が議論を前に進める材料になりました。 また、入社2年目で経験が浅いからこそ、客観的な視点で体験を見て率直に意見できたことも、チームにとってプラスに働いた場面があったと思います。

結果として、PdMやPMM、営業担当者、エンジニアとの日々の議論を通じて、チーム全体の認識が早くそろっていったと思います。

ホーム画面のUIについてパターン作成し、ステークホルダーと検討した例

3. エンジニアと早い段階で会話する

3つ目は、エンジニアと早い段階から擦り合わせることです。
体験設計の初期からエンジニアを巻き込むことで、手戻りを大幅に減らせました。
体験設計の早い段階からエンジニアを意識的に巻き込むようにし、デザインレビューにも招待したり、実装観点でのフィードバックも積極的に依頼したりすることで、デザイナーとエンジニアが気軽に相談し合える関係を築いていきました。

その中で大事にしていたのは、単に「実装コストが高いからつくらない」という判断をしないことです。なぜ実装コストが高いのか、それがユーザー体験にどう影響するのかをエンジニアと擦り合わせた上で、リリーススピードを担保しながらより良い体験を探る姿勢を意識しました。

こうした関係ができたことで、体験設計の段階から「この操作は実装コストが高いので、もっとシンプルにできないか」「ここはエラーが起きやすいので、仕様として詰めておいた方がいい」といった指摘をもらえるようになりました。

さらに、スコープ判断もしやすくなりました。実装コストが高い機能は今回スコープアウトし、先に着手すべき機能はスコープに含める、といった判断を共通認識のもとで下せるようになりました。
手戻りの削減だけでなく、チーム全体の意思決定スピードが上がったことも、最速リリースへの大きな貢献だったと感じています。

おわりに

振り返ってみると、どれもデザイナーとエンジニア、PdM、ビジネスサイドが密にコミュニケーションを取る動き方でした。
一つひとつは小さな取り組みですが、体験設計から実装までのスピードに直結したと感じています。デザイナーがこうした動き方を意識することで、チーム全体の最速リリースに貢献できたと考えています。
SDIはリリースしたばかりですが、これからもPdM、エンジニア、デザイナーの垣根を超えて、一緒にものづくりをしていきたいと思います!

エンジニア採用説明会を開催します


Sansan Data Intelligence エンジニア採用説明会

3月31日(火)に採用説明会を行います。今回の記事で触れたSDI開発の実際について、現場のエンジニアやProduct Ownerから直接お話しします。興味のある方はぜひご参加いただければと思います。

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