「最近のおうちコーディングは、CursorのBackground Agentで遊んでいてわりと面白いよ」って会社の同僚に言ったので、簡単にメモだけ残しておくことにする。
前半でBackground Agentのことを、後半で僕がどう使ってみてるかを簡単に紹介する。
Cursor Background Agent?
Cursorをふつうに使うと、AIとチャットしながらコーディングしている感じになる。それはそれでいいんだけど、それとは別で、Cursorにはリモート環境で非同期でタスクを実行してくれる Background Agent という機能がある。ローカル環境とは別のところで実行されるので、手元では別の作業を続けられて便利。
準備
GitHubとの連携をしておく必要がある。あと、Slack連携もしておくと便利。
依頼 on Cursor
Cursor上で ⌘E を押すと、Background Agent用のモーダルが開くので、そこに依頼を書くだけ。

そうすると、Background Agentがリモート環境で動き始めて、タスクを進めてくれる。
依頼 on Slack
もしくは、SlackからCursorにメッセージを送っても、Background Agentが動き始める。
依頼 on Web
さっき「Background AgentにWebからもアクセスできるようになったよ!」ってアナウンスがあった。タイムリーね。そのWebからも依頼ができる。
Cursor is now on your phone and on the web.
— Cursor (@cursor_ai) June 30, 2025
Spin off dozens of agents and review them later in your editor. pic.twitter.com/y7mOlA9h07
これまでは、依頼の進み具合を見るためにはCursor Appを使う必要があったから、DevinみたいにWebでも確認できたらスマホからもチェックできて便利なのになーって思ってたところだった。Webでも確認できるようになったのは便利そう。
PRを作る
Cursor上でもWeb上でも、Background AgentのビューからPRを作ることができる。

PRは僕が作ったことになるみたいね。ふむふむ。

ちなみに設定のBackground Agentのところで、Open PR by DefaultをONにしておくと、Slackから依頼した場合は最後にPRが自動的に作られる。Cursor・Webから依頼した場合は、この設定に関係なく自分でボタンを押してPRを作るみたい。

Web Agent notificationsでSlackをONにしておくと、Webから依頼したときにSlackで「終わったよ!」って教えてくれるみたい。

注意点
セキュリティ
使う前に、セキュリティの部分はチェックしておいたほうがよいと思う
https://docs.cursor.com/background-agent#security
モデル
Maxモードのclaude-4-sonnetと、o3と、claude-4-opusだけが利用できる。僕は今はclaude-4-sonnetを使っている。
お金
Background Agentを使うときは、Cursor ProプランのRate Limitモードで使っていても、Usage-based Pricingは有効にしておいて$10くらいは残りがないといけないみたい。僕は今のところRate Limitの範囲内で使えているみたいで、まだ課金されてない。Opus使うとすぐRate Limitきて課金されちゃうと思うので、ふだんはOpusを使わないようにしている。
僕がどう使ってみているか
最近、個人の遊びプロジェクトで、CursorとDevinと僕の3人でTypeScriptのWebアプリケーションフレームワークを作ってみている。このフレームワーク自体は、まだできあがっていなくて使えないんだけどね。
ぼっちーむ開発をしているー pic.twitter.com/kC9sBoKwy7
— mitz (@bufferings) June 30, 2025
パソコンを開けないときはDevin
散歩してたり電車に乗ってたりしてパソコンを開けないときに、ちょこっとアイデアを思いついたりすると、SlackでDevinに「こういうアイデアどう思う?」って聞いたりして、相談しながら設計して、だいたい設計が固まったら「いいね!じゃ、それで頼むよ!」ってお願いしたりする。
Cursor by Slackは使っていない
Background Agentを使えば、SlackからCursorにも依頼はできるんだけど、これは僕は今のところ使っていない。
Devinだと会話をして設計が固まってからお願いできるし、わりと会話のテンポもいいんだけど、CursorにSlackからお願いをすると、会話もなくPRだけがいきなり作られてしまった。
僕は、いきなりいい感じのプロンプトをかけないので、Slackから依頼する場合はだいたいDevinになってる。
Background Agent
じゃあBackground Agentをどう使ってるの?ってとこだけど。こんな感じ。
CursorのChatのAskモードで会話をしながら、まずは設計。「ここらへんをこうしてみたいんだけどどう思う?」って聞いたりして進める。
だいたい設計が固まってきたら「じゃ、BackgroundでAgentに依頼するから、コピペできるようにマークダウンでプロンプト作って」みたいな依頼をして、教えてもらったプロンプトを ⌘E からBackground Agentにお願いする。
Background Agentに依頼をしたら、僕はまた手元のCursorで次の設計にうつって、プロンプトを生成して別のBackground Agentに投げる。
Background Agentが作業を終えたら、ボタンぽちってしてPRを作って、そのままBackground Agentのエディタ内で内容をざっと見て、「あーここちょっと違う」とかをその場でChat欄に書き込んで会話をして修正してもらう。修正内容はその都度pushされるのでPRは更新される。
先に色々会話して細かい部分を仕上げてからPRを作るのもいいと思う。そのあたりは気分でやってる。
だいたいいい感じになったらPRをマージして、そのBackground Agentは終了になる。
PRの内容はDevinの方が良い
そんな風にDevinとCursorとコーディングをしているんだけど、PRの内容はやっぱりDevinの方が良い。最近ダイアグラムもつけてくれるようになったみたいね。Cursorの方は素朴。
- Devinが作ったPR: Fix import order ESLint errors by devin-ai-integration[bot] · Pull Request #1 · bufferings/kori · GitHub
- Cursorが作ったPR: Improve and fix package.json files by bufferings · Pull Request #3 · bufferings/kori · GitHub
まとめ
Devin
こういうときにSlackで依頼している
- 手元にPCがない場合
- そんなに心配がないタスクをお願いしたい場合
Cursor
Cursorはもうちょっと実際のコードを見ながら依頼内容を試行錯誤したい場合に使っている
- Cursorと一緒に試行錯誤
- Background Agentに投げる
- 別の試行錯誤
- Background Agentの作業が終わったらPRを作って、細かい部分を修正してもらってマージして終わり
実際のコードを見ながらじゃなくても大丈夫だなーってときはDevinにお願いしてるかな。
あと、自分で書くほうがいいなってときもちょこちょこあって、そういうときはBackground Agentを使わずに、僕がドライバーでCursorにサポートしてもらいながら書いてる。
おまけ
o3とSonnetの両方に同じ依頼を投げる
さっき発表された新機能の中に、複数のモデルに同じプロンプトを投げられるよ。って書いてあったので、なんとなくSonnetとo3に投げてみた。Opusは料金が心配なのでやめておいた。
- Sonnet Refactor example files for reuse by bufferings · Pull Request #7 · bufferings/kori · GitHub
- o3 Refactor example files for reuse by bufferings · Pull Request #6 · bufferings/kori · GitHub
モデルの個性がでて面白いなー。o3のほうが時間がかかってた。コミットも試行錯誤してる感じね。ってか、Sonnetよ REFACTORING_SUMMARY.md はPRに含めなくていいんだよ。
今は5人チームです!
遊びリポジトリでは、GitHub Copilotが自動レビューするように設定してみたのと、CursorのBugBotも有効にしてみた(昨日はエラーで動いてなかった)ので、今は5人チームです!(BugBotは今だけ無料っぽい)

そういうわけでわりと面白くおうちコーディングをしている。