12月に入り英語圏のメディアが今年のベストブックスを発表していますが、そんな中で今年の文芸界を締めくくるイベントの一つ、全米批評家協会賞(National Book Critics Circle Award, NBCC)のロングリストが発表されました。
現地時間2025年12月15日(日本時間12月16日午前1時ごろ)に公開されたのは、フィクション部門と批評部門でした。特にフィクション部門では今年話題になった小説が名を連ねています。
注目ポイントは、選ばれた9作品の顔ぶれです。大部分がすでにイギリスのブッカー賞やアメリカの全米図書賞など、権威のある賞のノミネート作品として大きな脚光を浴びています。ある意味で2025年の文学シーンを象徴する9冊と言えるのかもしれません。
この記事では、フィクション部門のロングリストに選ばれた作品をまとめます。本ブログですでに取り上げてきた作品は個別記事のリンクもご紹介します。
ショートリストや受賞作の発表は2026年になると思われます。続報を待ちましょう。
• The Antidote — Karen Russell
2025年全米図書賞のショートリストに選ばれた作品です。
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• Audition — Katie Kitamura
2025年バラク・オバマ夏の推薦図書、ブッカー賞ショートリストにも選ばれた作品です。
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• The Book of Records — Madeleine Thien
2025年バラク・オバマ夏の推薦図書に選ばれた作品です。
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• Heart the Lover — Lily King
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• Long Distance — Ayşegül Savaş
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• On the Calculation of Volume (Book III) — Solvej Balle
このシリーズの第一巻が2025年のブッカー賞にノミネートされていました。
breakfast-at-bnn.hatenablog.com
• Sea, Poison — Caren Beilin
• The South — Tash Aw
ブッカー賞ロングリストに選ばれた作品です。
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• We Do Not Part — Han Kang
2024年のノーベル文学賞を受賞したハン・ガン著『別れを告げない』は、今年様々な英語メディアで紹介されていました。
• The Wilderness — Angela Flournoybreakfast-at-bnn.hatenablog.com
参考資料:
2025 NBCC Awards Longlist: Fiction - National Book Critics Circle
▼昨年のロングリストまとめはこちらから