Amazon プライムで映画を漁っていたら邦画のリメイク版「許されざる者」を発見!大好きな映画のリメイク版と言うこともあって当時ビデオ化になった時に真っ先に見たのだが
何故か作品の記憶が殆どない。※一般受けしないと思います。特に女性
多分酔って見てたんだ。笑!本日改めてジックリと視聴した。
こ、これは...!!!!!
1992年公開のクリントイーストウッド主演、監督作品を超えてるんじゃね?いやー、ビックリしたなー。
本作品は、アメリカ西部開拓時代の終焉を日本の明治初期の侍の終焉に置き換え、北海道が舞台となることで、開拓と先住民との摩擦もオリジナル版同様に見事に描いている。また、その当時の生活感を描くために出てくる、衣装、建物、小物、と言った、ありとあらゆる物が細部に渡って作り込まれており、そして何よりも
全ての物や人が汚い。
見事に汚い。
そりゃそうだ。開拓時代の最果ての地で、風呂なんて何週間も入らないだろうし。そこが良い。たまらなく良い。実に生々しい。正に映画の中のリアル。ディズニー七つのなんちゃらと言う本にある、成功するための秘訣の一つ「細部にこだわる」をしっかりとやっている。
*これは、見てもらうお客様に対しての効果もさる事ながら、同じ制作サイド側の意識を高めると言う目的があります。
だから、妙に説得力があって感情移入出来る。更に!何よりも全編北海道ロケによる大自然の描写が堪らなくカッコ良い。かなり綿密にロケハンして、厳選して緻密に考えられたであろう構図。監督のイメージする映像を撮るために、その条件となる天候をひたすら待つなんて事もやったのだろうか?黒澤明監督ばりのこだわりを感じます。本当に美しいです。それから音響。意外と重要な部分。邦画は何故かこれがダメ。役者のセリフをはじめ、色んな音が死んでいる。しかしこの映画は、服を着る時の音、メモを取る音、物を置く音、ドアを開ける音、雨音、床を這う音、役者の息づかいがきちんと表現されています。出てくる役者さんも全て完璧。オリジナル版でも、それぞれ一癖も二癖もあってとても個性的だった登場人物達。リメイク版はこの部分をどうカバーするか?役者と監督の最大の腕の見せ所。この点も完璧な上に、どちらの作品の登場人物の個性を殺していない&どちらの登場人物も深く印象に残る。こんなリメイク版は過去に見たことが無い。そして、ラストの建物が炎上しているシーンは個人的にはオリジナル版を上回った。と言うか、過去に見た映画の中でも最高レベル。久しぶりに身震いした映画でした。
韓国映画が描くリアル、邦画の固定したカメラによるロングから撮った美しい映像と間、アメリカのカトリック信仰や正義のストーリーと音響。※監督は在日三世?的な人。韓国政府と音楽は嫌いだけど、映画は大好き!偏見はありません。三国の映画の特徴が自然と出ている。最強だ。この映画を見る前に邦画のテラなんちゃらを見たんだけども
「細部にこだわる」
ビジネスにおいても応用が利くディズニーの戦略の一つは、使う人が本物を知っているかどうかによっては、その出来上がりに大きく差が出てしまう。知らずに使うと途端にチープに。思い知らされとても参考になった。
最後に
小池栄子さんはどちらの作品にも出ているんだけど、この人良いね!!なんか、色んな経験値が高目な印象。故に演技に凄みが!
