私なんて、もう年金生活者ですから、唇を奪ったり、ましてや奪われるなんてこととは無縁です。唇といっても、この数年ハマっている鮎釣りのためのルアーのリップです。リップは、ルアーを水中で泳がすのに必要なものです。

リップは、プラスチック製で鮎を抜き上げた時に、土手の石積みなどにぶつけて壊れてしまうことがあります。上のルアーなんて、口から下をちょろっと出しているみたいで可愛らしいです。でも、ルアーとしての性能は発揮できません。

釣り仲間には、様々な職業や経歴の持ち主がします。数年前には、釣り名人の建具職人さんに、釣り仲間価格で襖の張り替えを頼みました。

このルアーも唇を奪われてしまったのですが、釣り仲間の一人が修理をしてくれました。この方は、自分のルアーは一から手作りしています。また、釣り雑誌などにも執筆したり、釣りのガイドとしても有名なようです。

破損したリップを抜き取って、新たに作ったプラスチック製のリップを固定。一番お気に入りのルアーが復活です。リップの角度や大きさなども調整済みで、流してみると左右に回転するような動きで、水中できらきらと光ります。如何にも鮎を呼びそうです。