3年前に、上野グリーンクラブで購入してきたクロマツの実生苗。1年目で、爪楊枝ほどの太さしかなかったのですが、ザルで培養すると太りが早いと聞いたので挑戦したもの。大した太さにもならないし、そもそも真っすぐで盆栽らしくない。

とりあえず、掘り上げてみます。ザルからこぼれ出た根が凄い。飛び出た根をすべてカットしました。

このザル松の活用方法としては、今年ブームの接ぎ木の台木しかありません。

接ぎ穂は、葉の短いゴヨウマツです。葉が短いだけでなく、葉数が多いのも特徴です。

今回は、枝として接ぎます。まずは、水分の蒸散を減らすため葉数を減らします。形成層同士を密着させるため、穂の先をクサビ型にカットしました。

ぐらつかないように針金で留めて、保護剤で空気や水の侵入を防ぎます。接ぎ木テープは、巻きにくそうなので省略しました。


最後は、一掴みのミズゴケとともに、ポリ袋を被せます。湿度を保つことが重要です。風も寒さも防げるので一石三鳥です。ポリ袋の中に水滴が付くようでなくてはなりませんが、葉先をカットしなかったので袋に穴が開いたかもしれません。翌日になっても、水滴が付かないようなら、上からもう一枚、袋を被せたいと思います。