盆栽の素材を入手する方法は、いくつかあります。まずは、盆栽園などで購入すること。それから、頂くこと。頂くといっても、失敬してくるのはNGです。でも、公園の樹木や街路樹から、種を失敬するくらいは許されるでしょう。

種から育てるのは、たくさんの苗を得られるので楽しいのですが、親木と同じものが出るとは限りません。親木と同じ性質のものを得るには、取り木か挿し木をすることになります。石化ヒノキは、ヒノキの葉変わりです。
鉢植えになっているものは、4年前に右側のようなポット苗を購入して育てたものです。そして、すべてのポット苗は、この鉢植えの木の剪定枝を挿し木したもので、簡単にいうとクローンです。

枝を挿しているので、平べったい状態です。ここから、クリスマスツリーのような形を目指していきます。針金を巻いて、幹を真っ直ぐに整えます。また、針金をねじ上げて、360度の方角に枝が出るようにします。



こちらの苗は、足元に曲が入っていて、直幹には仕立てられそうもないので、ヒノキや杉にはあり得ないような形ですが折り畳んでいきます。

クローンを使って形まで、すべて同じものを作っても面白みがありませんからね。こんなのも変わっていて良いかもしれませんね。材木にするわけではないですし、盆栽としてはこのような曲がったものの方が当たり前といえば当たり前です。