盆栽の素材を得る方法としては、挿し木か種蒔きがあります。種蒔きは、変わった葉や花が出る可能性もあってよいのですが、数が増え過ぎるのが欠点です。挿し木は、クローンですから、親木と同じ性質のものが作れるというメリットがあります。

7月は、小品サイズのクロマツの芽切りの時期です。芽切りとは、春から伸びた新芽を切ることで、その芽の横に芽を吹き直させることです。1本だった芽が2本の芽になったり、成長期間が短くなることで、短い枝と葉になることが期待できます。

そうして切った芽を捨てればよいのに、挿し木したくなってしまいます。クロマツやアカマツは、挿し木の難易度マックスです。ですが、種から発芽したばかりの時は、根を切って挿し木することができるので、新芽なら可能性はあるのかもしれません。

小さな赤い花が咲くというモクレンも挿し木をしています。クロマツは1本でも成功すれば満足です。モクレンは、50%が目標です。

ニレケヤキは、元気いっぱいの徒長枝を挿し木したので、成功率は高いのではと思っています。ニレケヤキも1~2本でよいのですが、もう少し多く残りそうです。置き場問題があるので、これも展示会の来場記念品の一部になりそうです。