10 日間くらい実家でのんびりしている。京都の下宿から持ってきた本を読んだり、家族と話したりして時間を過ごしている。京都を満喫するのと同じくらい家族と過ごす時間もつくったほうがいいと思ったので、母親と弟とモーニングに行ったり、妹と近所のうどん屋に行ったり、父にドライブに付き合ってもらったりして、春から働くのほんとうに嫌だなーって口にしたりする。他方で、実家に帰ると自分がいわゆるキャリアアップのために進学することになった存在であることを思い出して、ヨシ働くの頑張ろうかなーとも思う。両親に贈り物をしたり、きょうだいにお小遣いをあげたりできたら嬉しい。
何日かは恋人の家に転がり込んで、彼女が会社で働いている間にのうのうと本を読んだり散歩したりする迷惑者としても活躍していた。先週の金曜日には、突然半休をとった彼女から連絡があって、卒業した高校の担任の先生に二人で会いに行ってきた。めっちゃいいイベント! 訪問した僕たちを見た先生はとても嬉しそうに迎え入れてくれた。当時のクラスメイトが母校の教員になっていたので、彼女を含めた 4 人で長いことお喋りした。先生から「クラス内で恋愛するの禁止ねってみんなに伝えていたんだけど!」って言われたんだけどそんなこと全然知らなかったのでびっくりしてうけた。
口頭試問が終わってから御代田までドライブすることになったんだけど、長野の寒さに耐えうるジャケットを持っていなかった(彼女はおれの持っている薄手のジャンパーを総称して「薄い服」と呼ぶ)ので、今日は近くのショッピングモールにあるモンベルでインナーダウンみたいなやつを買った。実際にはダウンではなくて高性能な中綿らしい。とりあえず暖かくなれそうな服をゲットできてよかった。
日が暮れる前に運動をしようと思って、近所の公園にあるバスケットコートへ向かった。バッシュを取り出すのが面倒だったから、いつものアシックスのスニーカーを履いて行った。公園に着くと、黒いマスクをした男の子がシュート練習をしているのが見えた。母校の中学校のジャージを着ている。彼と一緒になって、久しぶりのゴムボールの感触を楽しみながら黙々とシュートしていると、何度か彼にリバウンドしてもらった。挨拶しないのも気まずいなと思って、〇〇中学のバスケ部? と尋ねると「はい、そうです」と返ってきた。何年生? と聞くと「中 1 です」と返事があった。ちょうど 10 年前、僕も〇〇中学の 1 年生で男バスにいたんだよと伝える。彼からのリアクションは薄めだった(なぜかというとそんなことに興味があるはずないから)一方で、僕のなかでは 10 年という言葉が反響して(なぜかというと長すぎるから)シューティングどころではなくなってしまった。
13 歳のころは、自分がバスケットボールをすることにアイデンティティを見出そうとしたり、同じスイミングスクールに通っていた別の中学校の女の子を好きになったり、はてなブログでブログを始めたりしていた。1 月の末に開設したことを覚えている。2015 年にブログを始めたということになる。当時クラスメイトたちが Twitter を始めてそれぞれ繋がっていたんだけど、僕は iPod touch を買い与えられなかったので仕方なく「おれは短文ではなく長文でやっていく」と決心してブログを書き始めることになったと記憶している。今書いているような日記を書いたり、当時はアフィリエイトで稼ぐことがはてなブックマークで流行っていたので「中学生におすすめのバッシュ◯選」みたいな記事を書いて好きなミュージシャンのアルバムを数枚買ったりもした。読み返したくないけど消さずに残してあります。
ブログを続けることで人格を鍛えられたような気がしている。とくに内省的な思考と前向きな性格は、少なからず自分について書くことで備わっていったのではないかなーって思っている。あとたくさん友だちができました。いつもブログ読んでくれてありがとう! 自分がブログをやることを過剰に価値づけたいわけではないけど、10 年前の意思決定(長文でやっていくことにしたこと)(あるいはもっと遡るとうごメモはてなで遊んだこと)が、いまの自分にそれなりに影響を及ぼしていると思う。そうなると、いま 23 歳のおれがやっていることは、10 年後の 33 歳のおれの状況をそれなりに左右するということでもある。ということは、これからもがんばっていこう! ということになります。やるぞー!
今週のお題「10年前の自分」
2024 年 8 月からzonbipo(
id:nayuttttttt)さんの運営するウェブサイト「saloon」へ寄稿しています。今月はブログを書くことについて書きました。読んでくださると嬉しいです。
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