以下の内容はhttps://bokuha99.hatenadiary.jp/entry/2025/05/03/213210より取得しました。


★4(★★★★☆) 八甲田山 (映画 1977) レビュー

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:八甲田山 (映画 1977)
評価:★4(★★★★☆)
リンク:

2025年5月、「午前十時の映画祭」企画で劇場で鑑賞した。

高倉健北大路欣也が主演し、周りも三國連太郎など豪華俳優陣が出演し、『日本沈没』を上回る当時の日本映画歴代配収新記録を打ち立てた邦画の大作。AmazonプライムビデオやNetflixなどの配信サービスなどでは見られないようなので、いい機会だと思って劇場で鑑賞したが、面白かった。

とにかく雪・雪・雪の迫力がすごかった。上映時間は2時間49分とかなりの長尺だが、その時間のほとんどは雪山で迷い続ける描写に割かれるので、まるで自分が遭難したかのような感じがした。途中で全く集中力が途切れなかったというと嘘になるが、ガチでロケをしているのは伝わってきてよかった。現代の俳優とは違う、この時代の映画俳優の本気を感じた。

八甲田山日本陸軍が大変な事故を起こしたということはなんとなく知っていたのだが、この映画をきっかけにそれを知ることができて良かった。

Wikipediaに書いてあった、高倉健のコメント「ぼくがやった徳島大尉も、実際は軍の上層部が『雪の八甲田で会いましょう』なんて適当なことを言って、デスクの上でほとんど冗談のように思いついた雪中行軍競争みたいなものに駆り出される。徳島隊は、たまたま命からがら全員が無事で生き延びたけれど、ああいう現場を見てしまった。助けたりできたのに、助けないでというあの悲惨な現場を。そんな兵卒たちが長く生きているとぐあいが悪いということで、最後は全員、満州奉天の現場に送られる。本当はそんなことを考えた上のやつが悪いのに、そいつらのぐあいが悪いから、一番危ない戦場に出されてみな戦死させられています」これはこの時代の日本国民が、日本軍をどう見ていたかということをよく表していると思う。要は、「上層部が無能で兵卒は立派だった」論だ。

個人的には、日本の近代の対外戦争をそのような見方をすることは物事を単純化しすぎだし、日本の立場を否定することにも繋がるからあまり良く無いとは思うのだが、当時の映画評で「神田大尉(北大路)が山田少佐(三國)に振り回される展開が、サラリーマン(特に中間管理職)たちから共感を得た」というものもあったようだから、そういう見方が当時の流行だったのだろう。

戦争に対する見方も、当時はまだ戦後30年で、戦後80年も経ってしまった今とはだいぶ違うと感じた。兵隊が村に来た時に村人がみんな国旗を振って出迎える場面は私の胸を打った。今の日本人の多くは、自国の軍隊の方々に感謝し敬う気持ちをほとんど失ってしまっている。由々しき事態だ。




以上の内容はhttps://bokuha99.hatenadiary.jp/entry/2025/05/03/213210より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14