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(チラ裏レビュー) タクシー運転手〜約束は海を超えて〜 (映画 2017年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:タクシー運転手〜約束は海を超えて〜 (映画 2017年)
評価:★4(★★★★☆)
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2024年12月、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が戒厳令を発布した。これが、1980年5月の光州事件以来だということで話題になっていたので、その光州事件を題材にした本作を鑑賞してみた。

この映画、ジャケットの画像が笑顔で明るい雰囲気なのに反して、内容がガチで人が死にまくる事件だったので驚いた。映画の描写を見る限り、中国の天安門事件に匹敵するくらい酷い事件だ。Wikipediaでこの事件の死者数を調べると、「軍の発表で198名、市民側の主張だとその何倍にもなる」という。

私のこの映画の評価は★4(★★★★☆)。結構面白かった。序盤は特に面白くて、この時代の韓国の街並みとか家の中とか車とかを見ているだけでもかなり満足したし、出演している俳優さんたちも韓流アイドルみたいな作り物っぽいイケメン・美女ではなく、個性的な顔立ちなのがよい。

本作は光州事件のいきさつについては全く踏み込まない。これほどの悲劇がそれほど遠くない昔、1980年5月の韓国であったと、ただそれを伝えることに特化した映画だ。ソウルで呑気に働くタクシー運転手が検問を突破して光州に入るとそこは地獄だったという、このプロットがとても良かったと思う。このタクシー運転手は現代に生きる私たち観客の分身だ。現在当たり前のように享受している平和な社会は決して当たり前ではなく、社会のバランスがちょっと崩れたらまたこのようなことがまた起こるかもしれないと思わされる。

ただ、終盤は話を変な風に盛りすぎていて白けてしまった。どうしてタクシーでカーチェイスなんてくだらない展開にしてしまったのか。小型タクシーが、軍用のジープみたいな中型車4台に囲まれたらどうやったって逃げようがない。そこにタクシー仲間が駆けつけて、タクシー4台と軍用車4台のカーチェイスになって、仲間のタクシーが犠牲になって「おれのことはいいから、逃げろ!」って…いくらなんでもやりすぎ(苦笑)。街中で軍に追いかけられるシーンはサスペンスっぽい抑えたムードでかなり怖い雰囲気が出てたのに、カーチェイスのせいで台無し笑。

主役のタクシー運転手と外国人記者・ペーターが光州で仲間のタクシー運転手の家に泊まったときの夕飯のシーンは良かった。ペーターがキムチを「ダイジョーブ!」と食べて「HOT!!」といって急いで水を飲むのを見てみんなが笑うだけの場面なのだが、ちょっと感動してしまった。異邦人と一緒に食事をして、心が触れ合う瞬間って本当にいいと思う。

光州事件の概要 (Webサイト「世界史の窓」より)】

(事件発生まで)

朴正熙(パク・チョンヒ)による軍部独裁政治は1970年代後半になると、経済発展によって成長した中間市民層が、政治的自由を要求するようになり、またアメリカにも人権外交を標榜するカーター大統領が韓国批判を強め、朴正煕政権は苦境に立たされるようになった。そのような中で政権内部に矛盾が強まり、1979年10月26日に中央情報部部長金載圭によって大統領が射殺されるという突発的な朴正煕大統領射殺事件が起き、朴政権は一挙に崩れ、韓国社会には一気に民主化の動きが高まった(ソウルの春)。
 しかし、翌1980年5月、軍を掌握した全斗煥(チョンドファン)は、金大中民主化運動家を逮捕して、政党活動の停止・言論、出版、法曹などの事前検閲・大学の休校などの措置をとり実権を握った。これが五・一七クーデターである。南部の光州では1980年5月18日~27日の間、軍隊による大学生・市民に対する激しい弾圧によって多くの犠牲が出るという光州事件が起きた。

(事件発生後)

1980年5月の光州事件を鎮圧した全斗煥による軍政(新軍部政権)が開始され、新憲法の下で間接選挙による大統領選挙の結果、全斗煥が大統領に選出された。全斗煥政権は民主化運動を厳しく取り締まり、金大中は亡命、金泳三は自宅軟禁となり、学生運動に対しては学習塾の廃止、入試の廃止などとともに卒業定員制を設けて学生を大学に封じ込めておくなどの措置がとられた。その他、労働運動、言論制限など、韓国はソウルの春が一挙に終わって冬の時代に突入した。
(全斗煥の政権は、1987年6月の民主化宣言を受けた選挙で当選した盧泰愚(ノ・テウ)が1988年2月に大統領に就任するまで続いた。)




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