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(チラ裏レビュー) 呪術廻戦 (アニメ 第1期:2021〜22,第2期:2023年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。

作品名:呪術廻戦 (アニメ 第1期:2021〜22,第2期:2023年)
評価:★3(★★★☆☆)
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先月(2024年9月)で連載が終了した「呪術廻戦」。私も流行に乗って単行本とアニメで追いかけてみることにした。アニメの第1期と第2期に加えて「劇場版 呪術廻戦0」も見終わって、対応する原作部分も読み終わった。単行本は全30巻になるそうなので、全体では約半分くらいだ。

感想は、、、つまらない。一応単行本で最後まで見届けようと思ってるけど。Amazonの★1レビューに「話題作なので見てみたけど全然面白くなかった」という声が山ほど寄せられているが、私もそれらの意見にほぼ全面的に同意する。

主人公たちがどういう思いで戦っているのか全然伝わってこず、1ミリも心が動かない。キャラも多すぎて愛着が湧かない。少年漫画にはバトルがつきもの。そのこと自体は否定するつもりはないのだけど、当然の事ながらバトルの前には動機が必要。ところがこの作品ではそれが伝わってこない。「肉体の前に魂がある、いやその逆だ」なんて問答が作品の中にあるけど、そんな抽象的な言葉遊びの前にしっかりとバトルに動機づけをしろと言いたい。

動機づけといっても、必ずしもそんなに大層な理由が必要というわけでもない。目の前の人が殺されそうになっていたらどうにかしようと焦るし、自分に命の危機が差し迫っていたら恐怖を感じる。そういう人間として当たり前の反応を見せてくれるだけで読者は作中のキャラに感情移入できるのだ。ところが本作では五条悟を筆頭にどのキャラも、いつも飄々としていて生死を賭けた場面でもギャグ演出が入ったりする。身体に大穴が開いたり、腕や脚が欠損しても全然痛そうな顔をしない。

本作でも一応、「じいちゃんの遺言」「できるだけ多くの人を救いたい」「正しい死に方」「自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする」「俺は不平等に人を助ける」などなど、ところどころ主人公たちの死生観については語られている場面はあるのだが、無意味な殺戮に対する怒り、自らが命の危機にさらされる恐怖、大怪我をした痛み、そういう描写をなおざりにしておいて死生観を言葉で語る行為は本末転倒で空虚この上ない。バトル中に「どんな女がタイプなんだい?」とか「高田ちゃんの握手会の前に戦いを終わらせる」などの発言をサイコパスな敵キャラがするならまだしも、味方キャラがすることは論外だ。作者は面白いと思ってやっているのだろうが、その代償は大きい。

ドラマがイマイチでもバトル描写が面白ければまだいいのだが、本作はバトル描写もイマイチだ。

まず本作における呪術があまりにも多種多様で「なんでもあり」すぎて理解が追いつかない。呪力を拳に込めて殴る、式神を呼び出して戦わせる、呪力を込めた釘で攻撃する、呪力を込めた箒(?)で空を飛び回る、呪力で人形(メカ丸)を遠隔操作する、血液を打ち出す、火炎を出す、大量の水を出す、生きた人間の形を粘土みたいに変えて改造人間や武器にする、etc、etc。。。まあ、多種多様な能力で戦うのは悪いことではないのだが、能力の説明はしっかりしてくれないと困る。

また、人間離れした身体能力の高さと身体に大穴が開いたり欠損してもピンピンしているタフさにも困惑する。あれも呪力でどうにかしているという設定なのだろうか。

そして一番ゲンナリするのが戦闘力のインフレ問題だ。一級の術師・呪霊が地べたを走り壁を蹴って闘っているそばで、特級の術師・呪霊が空をビュンビュン飛び回って渋谷の街をゴジラのように壊しまくりながら闘っている。作中で日下部というオッサン(たぶん一級術師)が「俺ら(アリンコ)の上で象(特級術師・呪霊)がタップダンスしている」と言っていたが、それが分かっているならもう一級の奴らは作戦に参加させずに特級の奴ら同士で勝手にやっててくれよ。なんでフリーザ戦に餃子を連れてくるようなことするんだ、萎えるわ。

アニメの作画は高品質だが、綺麗な作画で渋谷のビルがエネルギービーム?や火炎?で破壊される様を得意満面で見せられても何の感慨も湧いてこない。ビルの破片やら何やらで肝心のバトルの様子を隠して誤魔化してるし。もし実際に生身でビルを破壊することができるびっくり人間がいるなら渋谷と言わず沖縄までも見に行くよ?でもこれ漫画でありアニメだからね。バトルの過程でビルが壊れようと地震津波が起きようと、「そういう設定にしたのね」と思うだけ。そして一旦思考がメタ視点に行ってしまうと次に考えるのは「所詮作者が考えたストーリーに過ぎないんだよな」ということ。そして白ける。

「領域展開」というアイディアも名称はかっこいいのは認めるが「術式が必中する」となるとバトルの駆け引きを作る上では足枷にしかならない。相手の領域展開に対して自分も領域展開したり「簡易領域」とやらで中和するのであれば、最初からそんな設定無くしてしまえばいい。

いちおう最後まで単行本で追いかけてみるつもりだが、もう半ば義務感で漫画を読んでいる。時給を払ってもらいたい。

【アニメ収録エピソード】

・テレビアニメ第1期(2020年〜2021年, 全24話):原作第1巻(序章)から第8巻までの「呪胎戴天編」「幼魚と逆罰編」「京都姉妹校交流会編」「起首雷同編」

・テレビアニメ第2期(2023年, 全23話):原作第8巻から第16巻までの「懐玉・玉折」「渋谷事変」

・「劇場版 呪術廻戦0」(2021年):単行本第0巻収録の乙骨憂太と祈本里香のエピソードをアニメ映画化。時系列では虎杖悠仁が初登場する第1巻の1年前。




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