霞が関・虎ノ門地区 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:内閣府]

 虎ノ門の再開発「霞が関・虎ノ門地区」(地上28階、高さ約179m)の都市計画(素案)の概要が公開され、同時に完成予想図も公開あれました。中央日本土地建物と東洋不動産が事業主体として参画する「虎ノ門」駅直結のオフィスビルで、2031年度着工、2036年度の竣工予定となっています。この記事では同地区の概要や現況(2025年12月30日時点)、地図等を載せています。




霞が関・虎ノ門地区 配置図
配置図[出典:中央日本土地建物]

 「霞が関・虎ノ門地区」は東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結となる外堀通りと桜田通りに面した再開発で、超高層ビルが建設されるA地区、角地に位置するB地区に分かれています。



霞が関・虎ノ門地区 用途断面図
用途断面図[出典:中央日本土地建物]

 A地区の規模は地上28階、地下4階、高さ約179m、敷地面積約7,320?、延床面積約15万1800?、B地区の規模は地上12階、地下2階、約60m、敷地面積約750?、延床面積約9,400?となっています。事業者は虎ノ門・霞が関地区市街地再開発準備組合、事業主体は中央日本土地建物、東洋不動産でA地区の工期は2031年度着工、2036年度の竣工予定で、B地区の工期は2026年度着工、2029年度の竣工予定です。

 A地区は事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等で構成され、B地区は事務所、店舗等で構成されます。同計画は東京圏国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向け、東京都都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きが進められる予定となっており、霞が関の官庁街と近接した立地特性を生かして、官民連携のスタートアップ等のビジネス支援施設「(仮称)グローバル官民連携HUB」も整備されます。



霞が関・虎ノ門地区 整備後のイメージ
整備後のイメージ[出典:中央日本土地建物]

 同地区では「虎ノ門」駅周辺の交通結節機能の強化が行われ、駅出入口及び駅施設の敷地内移設等によって「虎ノ門」駅北側の改札外コンコース拡幅・ホーム拡幅といった駅の改良が実施され、駅前広場を介して「虎ノ門」駅に直結します。これにより「虎ノ門ヒルズ」駅から繋がる地下歩行者ネットワークが延伸されることになります。



霞が関・虎ノ門地区 虎ノ門駅側から見た緑豊かなえきまち空間の様子
虎ノ門駅側から見た緑豊かなえきまち空間の様子[出典:内閣府]

 駅前広場は、かつて水と緑の景観を形成していた外堀の歴史性をふまえた潤いある駅前景観が形成され、クールスポットや災害時の一時滞留スペースとしても機能する緑豊かで快適な屋内空間が整備されます。また、先進的な水循環システムによって植栽潅水や水景施設等の駅前広場の修景施設との連携を図ります。




霞が関・虎ノ門地区 計画地位置図(広域)
計画地位置図(広域)[出典:港区]

 計画地は外堀通りと桜田通りに面した場所で、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結となります。また、周辺には霞ヶ関駅、虎ノ門ヒルズ駅、内幸町駅が点在しており、複数路線・駅が利用可能な立地となっています。




霞が関・虎ノ門地区

 2025年12月30日に南西側から撮影した「霞が関・虎ノ門地区」(地上28階、高さ約179m)の計画地です。角地では「虎ノ門ビル」「虎ノ門一丁目ビル」の解体工事が行われており、ここはB地区として地上12階、高さ約60mのオフィスビルが建設されます。A地区はB地区をL字に囲む敷地となっています。



霞が関・虎ノ門地区

 北東側から撮影。中央日本土地建物の本社でもある「日土地ビル」は超高層オフィスビルが建設されるA地区の敷地に含まれています。









■物件概要■
事業名:霞が関・虎ノ門地区
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目の一部、千代田区霞が関一丁目の一部
交通:東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅」直結
   東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅
   東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
   都営三田線「内幸町」駅
用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等(A地区)
   事務所、店舗等(B地区)
階数:地上28階、地下4階(A地区)
   地上12階、地下2階(B地区)
高さ:約179m(A地区)
   約60m(B地区)
敷地面積:約7,320?(A地区)
     約750?(B地区)
建築面積:−
延床面積:約151,800?(A地区)
     約9,400?(B地区)
事業者:虎ノ門・霞が関地区市街地再開発準備組合
事業主体:中央日本土地建物、東洋不動産
設計者:−
施工者:−
工期:2031年度着工〜2036年度竣工予定(A地区)
   2026年度着工〜2029年度竣工予定(B地区)




▼内閣府:第32回 東京都都市再生分科会 配布資料(2026年3月9日)
資料6 都市再生特別地区(霞が関・虎ノ門地区)都市計画(素案)の概要

▼中央日本土地建物グループ:ニュースリリース(2026年3月9日)
「霞が関・虎ノ門地区」における開発計画について

▼東京都港区:環境アセスメント(2026年2月16日)
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【霞が関・虎ノ門地区再開発計画】
縦覧期間:令和8年2月16日(月)から令和8年3月16日(月)まで

▼内閣府:国家戦略特区(2025年11月17日開催)
第50回 東京圏国家戦略特別区域会議 東京都提出資料

タグ :
#霞が関・虎ノ門地区
#虎ノ門
#霞が関