
日本橋室町の再開発「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約173m)の計画地です。2026年2月22日に撮影しました。現地では大林組を施工者として既存建物の解体工事が始まっています。解体後の跡地には三井不動産が参加組合員として参画する低層部に店舗、高層部に住宅が入るオフィスビルが建設されます。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
日本橋室町一丁目地区について

イメージパース[出典:東京都]
「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」は超高層棟となるA街区と日本橋川沿いに配置される低層のB、C、D街区に分かれた再開発となっています。

イメージパース[出典:日本橋リバーウォーク]
そのうちA街区の規模は地上34階、塔屋2階、地下4階、高さ約173m、敷地面積約4,800?、延床面積約11万6100?、建築主は日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員:三井不動産)で、工期は2026年8月着工、2032年3月末の竣工予定です。

断面イメージ[出典:東京都]
2022年6月の再開発組合設立認可時の断面図です。A街区は低層部に店舗やライフサイエンス産業支援施設、中層部にオフィス、高層部に住宅が配置され、低層のB街区は店舗、C・D街区は倉庫で計画されています。

配置図[出典:東京都]
A街区は東京メトロ銀座線「三越前」駅前で中央通りに面した敷地となっています。敷地内にある貫通通路9号は「むろまち小路」があった場所で、同再開発で閉鎖されましたが貫通通路として生まれ変わります。
B〜D街区は日本橋川に面した敷地で、首都高地下化を前提とした整備が行われます。

首都高地下化ルート[出典:内閣府]
このようにC街区の一部とD街区の地下は首都高地下化時のルートととなっており、敷地の浅い場所をトンネルが通ります。

イメージパース[出典:日本橋リバーウォーク]
A街区低層部の完成予想図です。

イメージパース[出典:日本橋リバーウォーク]
低層部には商業施設が配置され、「むろまち小路」があった場所は貫通通路が整備されます。

イメージパース[出典:日本橋リバーウォーク]
中央通りとは反対を通る路地沿いも店舗が配置されます。
位置図

位置図[出典:東京都]
計画地は東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅前で駅直結となります。他にもJR総武本線「新日本橋」駅や東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅が徒歩圏に点在しています。
既存建物解体状況

2026年2月22日に中央通り沿いから撮影した「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、高さ約173m)の計画地です。

ゲートがある場所が「むろまち小路」があった場所で、再開発ビルではそこに貫通通路が整備されます。

中央通り沿いの北西側から撮影。右奥に見えているのが「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区」(地上52階、高さ283.96m)です。

一本中に入った北東側から撮影。東側は細い路地に面しています。

路地沿いには女の人の絵が描かれた壁画もありましたが、仮囲いが設置されほとんど見えなくなっていました。

現地では着々と解体用足場と防音パネルの設置作業が進んでいます。

街灯のある電柱だけ足場と防音パネルが設置されていませんでした。

南東側から撮影。仮囲いが設置されていないビルが1棟ありますが、解体工事の配置図を見てもこのビルのことは書かれていないため、一番最後に解体されるのかもしれません。
地図
物件概要
事業名:日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都中央区日本橋室町1丁目5番の一部、6、8番
交通:東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅直結
JR総武本線「新日本橋」駅
東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
用途:店舗、事務所、住宅、駐車場等
階数:地上34階、塔屋2階、地下4階
高さ:約173m
構造:SRC・RC・S造
敷地面積:約4,800?
建築面積:−
延床面積:約116,100?
建築主:日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産
工期:2026年8月末着工〜2032年3月末竣工予定
出典
▼日本橋リバーウォーク
https://www.nihonbashiriverwalk.jp/
▼日刊建設工業新聞:報道発表(2025年11月7日)
日本橋室町一丁目再開発/大林組でA街区の既存建物解体/組合
▼東京都:報道発表(2022年6月24日)
日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼内閣府 国家戦略特区:第15回 東京都都市再生分科会 配布資料(2019年4月23日)
資料6 都市再生特別地区(日本橋室町一丁目地区)都市計画の概要
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