京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京都]

 東京の京橋に建設される「京橋三丁目東地区市街地再開発事業」(地上35階、高さ約180m)の完成予想図です。現地では街区全体を封鎖して、鹿島建設の施工で既存建物の解体工事が行われています。跡地に建設される再開発ビルは、高層部にホテルや住宅が入る超高層オフィスビルで、地下通路で東京メトロ銀座線「京橋」駅に接続し、そして廃止となった東京高速道路(KK線)跡に整備される上部広場(Tokyo Sky Corridor)にも接続します。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況(2026年2月22日時点)、地図等を載せています。




IMG_0303_京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 「京橋三丁目東地区市街地再開発事業」は東京メトロ銀座線「京橋」駅直結となる再開発で、規模は地上35階、塔屋1階、地下4階、高さ約180m、敷地面積約6,820?、建築面積約5,800?、延床面積約16万4900?となっています。事業者は京橋三丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員:東京建物、日本郵政不動産)、実施設計は日本設計・鹿島建設JV、特定業務代行者は鹿島建設で、工期は2026年6月着工、2030年5月末の竣工予定です。

 フロア構成は地下1階〜3階が店舗、4階が地域貢献施設と事務所、5階がホテル、6階〜26階が事務所、27階が機械室、28階〜32階がホテル、33階〜34階が住宅、35階と塔屋1階が機械室となり、地下1階では東京メトロ銀座線「京橋」駅に接続します。



京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 計画地の南側は廃止となった東京高速道路(KK線)があり、KK線は解体せずにKK線上部広場(Tokyo Sky Corridor)が整備されます。同再開発ビルはそのKK線上部広場と2階で接続する計画となっています。



首都高速都心環状線 新京橋連結路(地下)
首都高速都心環状線 新京橋連結路(地下)[出典:東京都]

 そのKK線の地下では、首都高地下化に伴いC1が途切れてしまうことから、C1と首都高八重洲線を繋げる新ルート「新京橋連結路」の建設も行われます。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業 Tokyo Sky Corridorに面したにぎわい形成イメージ
Tokyo Sky Corridorに面したにぎわい形成イメージ[出典:東京建物]

 同再開発では「Tokyo Sky Corridor」との接続空間、縦動線の連続性に配慮した屋内広場等が整備されます。



京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京都]

 敷地南東側です。東京高速道路(KK線)の出口があった場所には、KK線上部広場(Tokyo Sky Corridor)に繋がる階段が整備されます。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業 にぎわいを創出する歩行者滞留空間の整備イメージ
にぎわいを創出する歩行者滞留空間の整備イメージ[出典:東京建物]

 敷地西側を通る中央通り側には、南北方向の連続的な歩道を形成するとともに、新たなにぎわい創出の場となる歩行者滞留空間が整備されます。



京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 同再開ではアート・ものづくり文化に関する発信機能と育成・交流機能を有する「(仮称)アートセンター」を整備し、「Tokyo Sky Corridor」側の低層部には店舗空間や壁面を利用した展示スペースが配置されます。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 中央通り北側から見た完成予想図です。左が「京橋三丁目東地区市街地再開発事業」、右が既存の「東京スクエアガーデン」で立体的な緑のゲート空間を形成します。




京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:東京都]

 計画地は中央通りと廃止となった東京高速道路(KK線)に面した場所で、東京メトロ銀座線「京橋」駅とは地下通路で直結し、複数のビルを経由することで東京駅にも繋がります。他にも周辺には都営浅草線「室町」駅や東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅などが徒歩圏に点在しています。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業 地下歩行者通路の整備イメージ
地下歩行者通路の整備イメージ[出典:内閣府]

 地下通路は「京橋」駅に接続し、そこから隣の「東京スクエアガーデン」にも接続します。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業 地下歩行者ネットワークの拡充イメージ
地下歩行者ネットワークの拡充イメージ[出典:内閣府]

 地下通路は北側にある「京橋エドグラン」にも接続し、「京橋エドグラン」は建設中の「八重洲二丁目中地区」(地上43階、高さ223.42m)に接続し、そこから八重洲地下街経由で東京駅まで繋がります。他にも「東京スクエアガーデン」の西側に建設される「八重洲二丁目南特定街区」(地上39階、高さ約230m)経由のルートも誕生することになります。




京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 2026年2月22日に中央通り沿いから撮影した「京橋三丁目東地区市街地再開発事業」(地上35階、高さ約180m)の計画地です。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 街区全体を封鎖して鹿島建設の施工によって既存建物の解体工事が行われています。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 北側の路地沿いです。この辺りは全体が足場と防音パネルで覆われているビルが多いです。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 そして防音パネルの一部が外され街灯や消火栓のポールが出ている場所がありました。こんな状態は初めて見ました。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 北東側から撮影。この辺りはまだビルの外観が見える状態でした。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 南東側から撮影。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 敷地内を東西に貫く道路がありましたが、現在は廃道となり閉鎖されています。



京橋三丁目東地区市街地再開発事業

 南東側にあったKK線の出口は閉鎖されており、ここの出入口にはKK線上部広場(Tokyo Sky Corridor)に繋がる階段が整備されます。



京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 解体工事のお知らせです。解体の施工者は特定業務代行者でもある鹿島建設、解体工期は2025年12月1日から2026年11月30日までとなっています。



京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ 別紙一覧

 解体される建物は全部で30棟です。









事業名:京橋三丁目東地区市街地再開発事業
所在地:東京都中央区京橋三丁目5番、6番
交通:東京メトロ銀座線「京橋」駅
   都営浅草線「宝町」駅
   東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅
用途:事務所、ホテル、店舗、住宅、地域貢献施設、駐車場等
階数:地上35階、塔屋1階、地下4階
高さ:約180m
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:約6,820?
建築面積:約5,800?
延床面積:約164,900?
事業者:京橋三丁目東地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、日本郵政不動産
特定業務代行者:鹿島建設
設計者:日本設計・鹿島JV
工期:2026年6月着工〜2030年5月末竣工予定




▼東京都中央区
京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業 事業計画書(PDF)

▼東京都中央区(2025年5月27日)
京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業に伴う道路の路線の廃止等について

▼東京都:報道発表資料(2024年4月10日)
京橋三丁目東地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼東京建物:ニュースリリース(2023年1月13日)
京橋三丁目東地区市街地再開発事業 都市計画決定のお知らせ

▼第23回 東京都都市再生分科会 配布資料(2022年6月28日)
資料1 京橋三丁目東地区都市計画(素案)の概要(PDF)

▼東京都中央区:4月11日銀座地区まちづくり協議会(2022年4月12日)
資料4 京橋三丁目東地区の計画概要について(PDF)

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