
日比谷公園前の大規模再開発「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」(地上46階、最高高さ232.52m)の建設地です。2026年2月14日に撮影しました。低層部に商業施設やホテルが入る日比谷通りに面した内幸町駅直結の超高層オフィスビルで、新橋駅にも地下通路で接続する計画となっています。また、この左側は「NTT日比谷タワー」(地上48階、最高高さ233.527m)の建設地となっています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
内幸町一丁目街区南地区について

完成イメージ[出典:中央日本土地建物]
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」は「みずほ銀行内幸町本部ビル」(地上32階、最高部高さ140m)と「東京電力本社ビル」(地上16階、高さ102.01m)跡地の複合施設で、規模は地上46階、塔屋1階、地下3階、高さ227.78m、最高高さ232.52m、敷地面積1万8617.95?(一団地認定区域全体)、建築面積9,504.50?(一団地認定区域全体:1万5325.65?)、延床面積28万5854.01?(一団地認定区域全体:29万6725.25?)となっています。
事業者は中央日本土地建物(代表施工者)・東京電力パワーグリッド・TF内幸町特定目的会社(東電不動産出資の特定目的会社)、設計者と施工者は清水建設で2029年3月下旬の竣工予定です。街区全体としては2039年4月頃の竣工予定となっています。

用途断面図[出典:中央日本土地建物]
フロア構成は1階〜3階が商業施設、4〜6階がホテル、7〜8階がウェルネス促進施設、11階〜44階が総貸室面積約15万?のオフィスフロアになり、内幸町駅と新橋駅に直結するアクセスコアも配置されます。また、日比谷公園に面した日比谷通り沿いでは百尺規制時代の高さ31mラインでセットバックしたところに広場が整備されます。

地上地下結節空間 (仮称)アクセスコア内[出典:中央日本土地建物]
内幸町駅直結のアクセスコアは地上、地下の結節点となります。

31m基壇部上広場からの眺望[出典:中央日本土地建物]
セットバックしたところに整備される「31m基壇部上広場」は植栽のあるオープンスペースとなり、日比谷公園方面の眺望を楽しむことができる空間になります。

7階オフィスロビー[出典:中央日本土地建物]
オフィスロビーは7階に配置されます。

29階スカイロビー[出典:中央日本土地建物]
29階にはスカイロビーも配置されます。

オフィス基準階図面[出典:中央日本土地建物]
オフィスの基準階面積は約4,600?(約1,400坪)で、ビルの中心にエレベーターやトイレなどを配置するセンターコアの無柱空間となります。
NTT日比谷タワーについて

完成イメージ[出典:NTT都市開発]
「NTT日比谷タワー」は「内幸町一丁目街区(TOKYO CROSS PARK構想)」の中地区に位置する複合施設で、事業名は「(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー」となっています。
規模は地上48階、塔屋2階、地下6階、高さ229.357m、最高高さ233.527m、敷地面積2万1656.36?(連担認定区域全体)、建築面積1万2222.84?(連担認定区域全体:2万566.53?)、延床面積36万1075.97?(連担認定区域全体:37万4569.67?)、建築主はNTT都市開発、東京電力パワーグリッド、設計者と施工者は竹中工務店で2031年10月31日の竣工予定です。街区全体としては2038度3月の竣工予定となっています。

用途構成図[出典:NTT都市開発]
フロア構成は3〜5階が商業施設、6階が帝国ホテルによる国際会議に対応可能な宴会場、7〜10階が産業支援施設、9階が約400席のホール、11〜42階がオフィス、そして44〜48階が帝国ホテルとNTT都市開発によるスモールラグジュアリーホテル(100室規模)となります。また、街区完成時には日比谷駅・有楽町駅に直結します。

歩行者ネットワークイメージ[出典:NTT都市開発]
同ビルには日比谷公園と繋がる道路上空公園が整備され、そして隣に北地区や南地区に建設される再開発ビルを経由して、新橋駅や内幸町駅にも繋がり、駅・まち・公園が一体となった歩行者ネットワークが形成されます。

3階レベルのパブリックスペースイメージ[出典:NTT都市開発]
日比谷通り上空に整備される道路上空公園は、日比谷公園と繋がるパブリックスペースとなります。

(仮称)Cross Gate イメージ[出典:NTT都市開発]
建物内には屋内貫通通路となる「(仮称)Cross Gate」が整備され、大規模なパサージュ・アトリウム空間(幅18m×長さ70m×高さ14.5m)が配置されます。

産業支援施設とパブリックスペースイメージ[出典:NTT都市開発]
隣の南地区と連携して整備される基壇部上広場は、百尺規制時代の高さ約31m地点に位置し、日比谷公園や皇居外苑を一望できる大規模緑地空間となります。また、同広場は産業支援施設に隣接しており、最先端の技術やサービスの実験・実装の場としても活用されます。

産業支援施設イメージ[出典:NTT都市開発]
産業支援施設は7〜10階に位置しており共創・オープンイノベーション拠点となり、世界中のさまざまな企業や人々とイノベーションを生み出すとともに、新しいビジネスやサービスを実証し、社会に発信し続ける場となります。

ホールイメージ[出典:NTT都市開発]
9階には文化発信拠点として日比谷公園を一望できる約400席のホールが設けられます。

ホールホワイエイメージ[出典:NTT都市開発]
ホワイエには「NTT 日比谷ビル」の特徴であった泰山タイルを再利用した歴史を感じさせるデザインとなります。

オフィスロビーイメージ[出典:NTT都市開発]
オフィスロビーの完成予想図です。

オフィス基準階平面図[出典:NTT都市開発]
オフィスの総貸床面積は約4.6万坪(約15万?)、基準階面積は約1,600坪(最大7区画に分割可)で、ビルの中心にエレベーターやトイレなどを配したセンターコアの無柱空間となります。
位置図

位置図[出典:NTT都市開発]
「内幸町一丁目街区」は「日比谷公園」と新橋−有楽町駅間のJRの線路に挟まれたエリアとなっており、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」は南地区、「NTT日比谷タワー」は中地区に位置しています。隣合う地区は接続され、そして内幸町駅、日比谷駅、有楽町駅、新橋駅に地下通路で直結します。
建設状況

2026年2月14日に日比谷通り沿いから撮影した「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」(地上46階、最高高さ232.52m)の建設地です。手前は「NTT日比谷タワー」(地上48階、最高高さ233.527m)の建設地となっています。

「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」は清水建設による超高層の建て替え工期を短縮する新工法「Re-GENUS BASE」の適用第1号物件で、13ヶ月の工期短縮となっています。

「NTT日比谷タワー」の建設地です。こちらは2025年12月1日に着工しています。また、左側にある帝国ホテルも建て替えが計画されています。

日比谷通り側には百尺規制時代の高さ31mラインでセットバックし、基壇部上広場が整備されます。

南西側となる内幸町交差点から撮影。

南側の路地から撮影。この超高層ビルの壁はまだまだ高くなります。

南東側から撮影。右側の鉄塔がチラッと見えているビルは「東京電力本社ビル」(地上16階、高さ102.01m)で、ここも南地区の一部で、最終的には解体され広場が整備されます。

2026年2月19日に江戸川区の自宅タワマンから撮影した「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」です。ようやくビル本体の上部が見えるようになりました。

「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」は左に見えている虎ノ門ヒルズよりは低いですが、「東京電力本社ビル」の無線鉄塔の最頂部の高さ200mを超す最高高さ232.52mの超高層ビルになります。そして右隣には最高高さ233.527mの「NTT日比谷タワー」も見えるようになります。
地図
物件概要(内幸町一丁目街区南地区)

南地区の建築計画のお知らせです。
■物件概要(南地区)■
事業名:内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1000番
交通:都営三田線「内幸町」駅 地下直結
JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋」駅 地下通路直結
東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅 街区完成時直結
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅 街区完成時直結
東京メトロ日比谷線・千代田線・丸ノ内線「霞ケ関」駅 地下通路直結
用途:事務所、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
階数:地上46階、塔屋1階、地下3階
高さ:227.78m(最高高さ232.52m)
構造:鉄骨造(一部柱:CFT造)、地下:鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造 及び 鉄骨造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:18,617.95?(一団地認定区域全体)
建築面積:9,504.50?(一団地認定区域全体:15,325.65?)
延床面積:285,854.01?(一団地認定区域全体:296,725.25?)
事業者:中央日本土地建物(代表施工者)・東京電力パワーグリッド・TF内幸町特定目的会社(東電不動産出資の特定目的会社)
基本設計:日建設計
設計者:清水建設
施工者:清水建設
工期:2025年4月1日着工〜2029年3月下旬竣工予定(街区全体竣工予定は2039年4月頃)
物件概要(NTT日比谷タワー)

NTT日比谷タワーの建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称:NTT日比谷タワー
事業名:(仮称)内幸町一丁目街区中地区セントラルタワー
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番10他
交通:都営地下鉄三田線「内幸町」駅 地下直結
JR各線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋」駅 地下通路直結
東京メトロ日比谷線・千代田線・丸ノ内線「霞ケ関」駅 地下通路直結
東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷」駅 地下直結
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅 地下直結
用途:オフィス、産業支援施設、ホール、商業、宴会場、ホテルなど
階数:地上48階、塔屋2階、地下6階
高さ:229.357m(最高高さ233.527m)
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎(パイルド・ラフト起訴)
敷地面積:21,656.36?(連担認定区域全体)
建築面積:12,222.84?(連担認定区域全体:20,566.53?)
延床面積:361,075.97?(連担認定区域全体:374,569.67?)
建築主:NTT都市開発、東京電力パワーグリッド
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
工期:2025年12月1日着工〜2031年10月31日竣工予定(街区全体竣工予定は2038年3月)
出典
▼清水建設:ニュースリリース(2026年2月10日)
既存ストックを活用し超高層の建て替え工期を1年以上短縮
▼NTT都市開発:ニュースリリース(2025年12月8日)
・内幸町一丁目街区中地区「NTT日比谷タワー」新築工事着工
・日比谷からはじまる「光の街」づくり powered by IOWN 〜NTTグループ誕生の地・日比谷に、NTT本社を 2031年に移転予定〜
▼中央日本土地建物:ニュース(2025年4月3日)
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」着工
▼東京都:報道発表資料(2022年8月9日)
内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します
▼三井不動産:ニュースリリース(2022年3月24日)
都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり
「TOKYO CROSS PARK構想」を発表
内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト
▼内閣府:第19回 東京都都市再生分科会 配布資料(2021年6月29日)
資料1 内幸町一丁目北特定街区・内幸町一丁目北地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要
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