帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 帝国劇場が入っていた「帝劇ビル」「国際ビル」の解体現場です。2026年2月14日に撮影しました。解体工期は2027年3月31日までとなっており、解体後の跡地には「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」(地上29階、高さ約155m)として、新・帝国劇場が再び入る超高層オフィスビルが建設されます。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。




(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 外観
外観[出典:三菱地所]

 「(仮称)丸の内3-1プロジェクト」は「帝劇ビル」「国際ビル」の建替えで、規模は地上29階、地下4階、高さ約155m、敷地面積約9,900?、延床面積約17万6000?、建築主は三菱地所、東宝、出光美術館、設計者は三菱地所設計、工期は2025年度着工、2030年度竣工予定となっています。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 建物断面イメージ
建物断面イメージ[出典:三菱地所]

 低層部には商業施設が配置され、元のビルに入っていた「帝国劇場」と「出光美術館」が復活します。また、中高層部となる6階〜29階はオフィスフロアとなり、地下では東京メトロ有楽町線の有楽町駅や都営三田線の日比谷駅に接続します。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 遠景イメージ
遠景イメージ[出典:三菱地所]

 同ビルは周辺ビルと同様に、百尺規制時代の高さ31mラインでセットバックします。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 遠景イメージ
遠景イメージ[出典:三菱地所]

 これにより、目の前を通る日比谷通り沿いは統一感のある街並みが形成されます。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 眺望イメージ(低層屋上テラス)
眺望イメージ(低層屋上テラス)[出典:三菱地所]

 セットバックした場所には皇居外苑側を望める一般開放される屋上テラスが配置されます。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 低層屋上テラスイメージ
低層屋上テラスイメージ[出典:三菱地所]

 屋外テラスはMICEユニークべニューとしても活用することを想定されています。



日比谷通り側から望む帝国劇場の外観イメージパース
日比谷通り側から望む帝国劇場の外観イメージパース[出典:東宝]

 低層部に入る帝国劇場の完成予想図です。以前と同様に角に帝国劇場の銘板が設置されるデザインとなっています。



日比谷通り側から望む帝国劇場の外観イメージパース
日比谷通り側から望む帝国劇場の外観イメージパース[出典:東宝]

 帝国劇場が入る低層部です。



帝国劇場 エントランスイメージパース
帝国劇場 エントランスイメージパース[出典:東宝]

 帝国劇場のエントランスの完成予想図です。新・帝国劇場の設計は建築家・法政大学教授の小堀哲夫氏が担当しています。



帝国劇場 エントランスイメージパース
帝国劇場 エントランスイメージパース[出典:東宝]

 新・帝国劇場の建築のコンセプトは「THE VEIL」で、正面性をもったエントランス・ホワイエ・客席・舞台への連続性は、新たな帝国劇場の格式をつくり、ヴェールのように幾重にも重なる空間をくぐり体験が変化していくことで、客席に至るまでのアプローチ全体も含めてこの場所でしかできない豊かな観劇体験をつくり出すとしています。



帝国劇場 劇場内イメージパース
帝国劇場 劇場内イメージパース[出典:東宝]

 新・帝国劇場は3代目で、2代目の劇場と同等数程度の客席数となりますが、今までよりも見やすいサイトラインを備えたゆとりのある座席となります。



(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 出光美術館イメージ
出光美術館イメージ[出典:出光美術館]

 帝国劇場の上階には出光美術館が配置されます。デザインは日建設計の担当で、皇居方面を望める空間も設けられます。




(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画) 位置図
位置図[出典:三菱地所]

 「(仮称)丸の内3-1プロジェクト」の西側では都営三田線「日比谷」駅に直結、南側では東京メトロ有楽町線「有楽町」駅に直結します。また、南東側では現在解体中の「新有楽町ビル」「有楽町ビル」があり、そこではJR「有楽町」駅に接続する「東西地下通路」の整備が計画されています。これが完成すると大手町・丸の内・有楽町エリアの地下歩行者ネットワークが拡充されることになります。




帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 2026年2月14日に日比谷通り沿いから撮影した解体中の「帝劇ビル」「国際ビル」です。こちらは角に「帝国劇場」の銘板があった場所で、解体後に建設される「(仮称)丸の内3-1プロジェクト」(地上29階、高さ約155m)でも再びこちらの角に「帝国劇場」の銘板が設置される計画となっています。



帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 日比谷通りとなる北西側から撮影。「(仮称)丸の内3-1プロジェクト」の低層部には「帝劇ビル」に入っていた「出光美術館」がここで再開します。



帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 一本中に入ったところを通る丸の内仲通り沿いとなる北東側から撮影。



帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 ビル全体が解体用の足場と防音パネルで覆われているので、そろそろ低くなり始める頃かと思います。



帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 南西側から日比谷濠越しに撮影。



帝劇ビル・国際ビルの解体状況

 日比谷通り沿いは百尺規制時代の高さ31mラインでセットバックすることで、統一感のある街並みが形成されます。









仮称:(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)
所在地:東京都千代田区丸の内三丁目1番地1号他
交通:東京メトロ有楽町線「有楽町」駅 直結
   東京メトロ千代田線・日比谷線「日比谷」駅 直結
   都営三田線「日比谷」駅 直結
   JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅
階数:地上29階、地下4階
高さ:約155m
敷地面積:約9,900?
建築面積:−
延床面積:約176,000?
建築主:三菱地所、東宝、出光美術館
設計者:三菱地所設計
施工者:−
工期:2025年度着工〜2030年度竣工予定




▼東宝:ニュース(2025年1月16日)
新・帝国劇場 設計者決定のお知らせ

▼三菱地所:ニュース(2024年12月16日)
(仮称)丸の内3−1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)始動
〜有楽町エリアにおいて、歴史と伝統を未来につなぎ、輝きが出逢う舞台へ〜


▼三菱地所:ニュース(2022年9月27日)
「国際ビル」・「帝劇ビル」共同建替計画着手
〜帝国劇場・出光美術館の歴史と伝統を継承し、未来へ〜


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