
南側(六本木通り側)から見た計画地[出典:内閣府]
渋谷の大規模再開発「渋谷二丁目西地区(渋谷二丁目プロジェクト)」の完成予想図です。地上41階、高さ約208mの超高層オフィスビル、地上41階、高さ約175mのタワーマンション、上空広場がある集客施設が計画されており、現在は「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)など既存ビルの解体工事が行われています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況(2025年12月30日時点)、地図等を載せています。
渋谷二丁目西地区について

完成予想図[出典:東京建物]
「渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)」は「Shibuya REGENERATION Project」と称される渋谷駅東側(青山側)の大規模再開発で、上空広場がある集客施設のA街区、低層部にホテルが入る超高層オフィスビルのB街区、タワーマンションとなるC街区で構成されています。
事業者は渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(参加組合員:東京建物、都市再生機構)で2025年度着工、2029年度の竣工予定となっています。

断面図[出典:東京建物]
A街区は店舗や上空広場がある集客施設で、規模は地上5階、地下1階、高さ約44m、敷地面積約1,700?、延床面積約2,940?となります。B街区は地下にバスターミナル、低層部に店舗、広場、人材育成拠点、国際水準のホテル(4〜9階)、そして中高層部がオフィスフロアとなる複合施設で、規模は地上41階、地下4階、高さ約208m、敷地面積約1万2800?、延床面積約24万6850?となります。
C街区は外国人ビジネスワーカー等の中長期滞在の需要を満たす国際水準の住宅(国家戦略住宅、賃貸住宅約1万2000?)となるタワーマンションで、規模は地上41階、地下2階、高さ約175m、敷地面積約4,300?、延床面積約約6万3000?で計画されています。

配置図[出典:内閣府]
計画地は渋谷駅の東側で、A街区は宮益坂と青山通りに挟まれた先端のエリア、B街区は青山通りと六本木通りに挟まれた「渋谷クロスタワー」の北東側に位置しています。そしてC街区はB街区の東側の六本木通りに面した場所に位置しており、隣合う各街区はペデストリアンデッキによって接続されます。

青山通りから見たA街区[出典:内閣府]
表参道側から見たA街区の完成予想図です。計画地は宮益坂、金王坂を登ったところの角地で、青山通りを表参道側から渋谷に向かったときに正面に見える建物となります。

青山通り側から見たA街区建物の全景[出典:内閣府]
上空広場は階段状となっておりり、店舗も配置されます。

上空広場から見た青山通り[出典:内閣府]
その上空広場からは表参道方面を望むことができる展望台のような場所になります。

完成予想図[出典:東京都]
表参道側から見たA街区とB街区の完成予想図です。

A街区から見た青山通り横断デッキ(B街区方向)[出典:内閣府]
A街区とB街区はデッキで接続されます。

南側(六本木通り側)から見たB街区[出典:内閣府]
B街区の六本木通り側には大屋根がある広場が配置されます。

B街区南側の大規模広場[出典:内閣府]
大屋根の下は芝生広場になります。
位置図

計画地位置図[出典:東京都]
計画地は渋谷駅の東側(青山側)の高台側で「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)の隣に位置しています。
渋谷二丁目21地区は「渋谷ヒカリエ」(地上34階、高さ182.48m)、渋谷二丁目17地区は「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」(地上23階、高さ122.86m)のことで、これらのビルを経由することで渋谷駅から高低差を解消したルートでアクセスできるようになります。
既存建物解体状況

2025年12月30日に六本木通り沿いから撮影した「渋谷二丁目西地区」です。現地では既存建物の解体工事が行われています。

こちらはタワーマンションが建設される「渋谷二丁目西地区 C街区」(地上41階、高さ約175m)の計画地で、既存のオフィスビル「東建インターナショナルビル」(地上11階)の解体工事が行われています。

解体工事の発注者は東京建物の賃貸事業部、解体工事の施工者はゼクオスで地上部の解体工期は2026年6月30日までとなっています。

C街区の北側では「東建・長井ビル」(地上8階)の解体工事が行われており、地上部はもう見えなくなっていました。

C街区の隣のB街区では「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)の解体工事が行われています。こちらの跡地には超高層オフィスビルとなる「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区」(地上41階、高さ約208m)が計画されています。

左のB街区には高さ約208mの超高層オフィスビル、右のC街区には高さ約175mのタワーマンションが建設されることになります。

六本木通り沿いからもう1枚。手前にあった「みずほ銀行渋谷事務センター」(地上11階)の地上部は既に見えなくなっています。

「渋谷クロスタワー」の敷地内から撮影。解体の施工者はC街区と同じゼクオスで、地上部の解体工期は2026年12月25日までとなっています。

左の道路は渋谷区の道路としては廃止されおり、現在は渋谷二丁目西地区市街地再開発組合が維持管理しており、この道路の左側の敷地も含めて同再開発の一部になります。ここの左側にある既存建物の解体工事はまだ始まっていませんでした。

北側から撮影。解体工期は今年の年末までとなっていますが、あと数ヶ月で地上部は見えなくなりそうです。

東側から撮影。超高層ビルの解体工事が始まった頃は色々な解体工法が登場しましたが、現在はこうしてビル全体を足場と防音パネルで覆って、上から順に解体する工法を一番見かけます。

同じ日に「渋谷スカイ」から撮影。最上部には重機が運ばれ解体が行われています。解体中のフロアとしてはやたらと床がキレイに見えました。
地図
物件概要

概略工事工程表[出典:東京都]
■物件概要(A街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:店舗、集会場、屋上広場等
階数:地上5階、地下1階
高さ:約44m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約1,700?
建築面積:−
延床面積:約2,940?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:−
施工者:−
工期:2029年度竣工予定
■物件概要(B街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:事務所・店舗・ホテル・人材育成拠点・バスターミナル・熱源機械室・駐車場等
階数:地上41階、地下4階
高さ:約208m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約12,800?
建築面積:−
延床面積:約246,850?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:−
施工者:−
工期:2025年度着工〜2029年度竣工予定
■物件概要(C街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 C街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:住宅・生活支援施設・駐車場等
階数:地上41階、地下2階
高さ:約175m
構造:−
敷地面積:約4,300?
建築面積:−
延床面積:約63,000?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:−
施工者:−
工期:2024年度着工〜2029年度竣工予定(解体含む)
出典
▼東京都:報道発表資料(2023年1月13日)
渋谷二丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京建物:ニュースリリース(2022年3月24日)
渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)都市計画決定のお知らせ
▼内閣府:東京都都市再生分科会 第19回 配布資料(2021年6月29日)
資料16 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要
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