
南側(六本木通り側)から見た計画地[出典:内閣府]
渋谷の大規模再開発「渋谷二丁目西地区(渋谷二丁目プロジェクト)」の完成予想図です。地上41階、高さ約208mのホテルが入るオフィスビルや、地上41階、高さ約175mのタワーマンションなどが計画されており、現地では「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)など既存ビルの解体工事が始まっています。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況(2025年8月23日時点)、地図等を載せています。
渋谷二丁目西地区について

完成予想図[出典:東京建物]
「渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)」は「Shibuya REGENERATION Project」と称される渋谷駅東側(青山側)の大規模再開発で、A街区とB街区に分かれた「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」と、任意の共同建て替え事業(C街区)によるタワーマンションで構成されます。

断面図[出典:東京建物]
A街区は店舗や上空広場がある集客施設で、地上5階、地下1階、高さ約44m、敷地面積約1,700?、延床面積約2,940?規模となります。B街区は地下にバスターミナル、低層部に店舗、広場、人材育成拠点、国際水準のホテル(4〜9階)、そして中高層部がオフィスフロアとなる複合施設で、地上41階、地下4階、高さ約208m、敷地面積約1万2800?、延床面積約24万6850?規模となります。
C街区は外国人ビジネスワーカー等の中長期滞在の需要を満たす国際水準の住宅(国家戦略住宅、賃貸住宅約1万2000?)となるタワーマンションで、規模は地上41階、地下2階、高さ約175m、敷地面積約4,300?、延床面積約約6万3000?で計画されています。
事業者は渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(参加組合員:東京建物、都市再生機構)で2025年度着工、2029年度の竣工予定です。

配置図[出典:内閣府]
計画地は渋谷駅の東側で、A街区は宮益坂と青山通りに挟まれた場所、B街区は青山通りと六本木通りに挟まれた「渋谷クロスタワー」の北東側側、そしてC街区は六本木通りに面した敷地となっています。各街区はペデストリアンデッキによって接続されます。

青山通りから見たA街区[出典:内閣府]
表参道側から見たA街区の完成予想図です。計画地は宮益坂、金王坂を登ったところの角地で、表参道側から青山通りを通って渋谷に向かったときに真正面に見える建物となります。

青山通り側から見たA街区建物の全景[出典:内閣府]
A街区は階段状の上空広場がある屋外施設で店舗も配置されます。

上空広場から見た青山通り[出典:内閣府]
その上空広場からは表参道方面を望むことができるようになります。

完成予想図[出典:東京都]
表参道側から見たA街区とB街区の完成予想図です。

A街区から見た青山通り横断デッキ(B街区方向)[出典:内閣府]
A街区とB街区はデッキで接続されます。

南側(六本木通り側)から見たB街区[出典:内閣府]
B街区には大屋根が整備されます。

B街区南側の大規模広場[出典:内閣府]
その大屋根の下は芝生のある広場が整備されます。
位置図

計画地位置図[出典:東京都]
計画地は渋谷駅の東側(青山側)の高台側で「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)の隣に位置しています。
渋谷二丁目21地区は「渋谷ヒカリエ」(地上34階、高さ182.48m)、渋谷二丁目17地区は「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」(地上23階、高さ122.86m)のことで、これらのビルを経由することで高低差を解消したルートで渋谷駅からアクセス可能となります。
既存建物解体状況

2025年8月23日に撮影した「渋谷二丁目西地区 C街区」(地上41階、高さ約175m)の計画地です。六本木通り(首都高渋谷線)に面したオフィスビル「東建インターナショナルビル」(地上11階)の解体工事が始まっています。

解体工事の施工者はゼクオス、地上部の解体工期は2025年7月1日から2026年6月30日までとなっています。

「東建インターナショナルビル」の裏では「東建・長井ビル」(地上8階)の解体工事も始まっています。

C街区にある既存ビルの解体工事のお知らせです。解体工事名称は渋谷二丁目12番地 地上解体工事で、発注者は東京建物となっています。

C街区の渋谷駅側のB街区では「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)と「みずほ銀行渋谷事務センター」(地上11階)の解体工事が行われています。ここは「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区」(地上41階、高さ約208m)の建設地になります。

六本木通り側にあった別館の「みずほ銀行渋谷事務センター」は早めに地上部の解体工事が終わりそうです。
左後ろに見えている白と黒のオフィスビルが「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)で、これを大きく超える高さの超高層ビルが建設されることになります。

六本木通り沿いからもう1枚。六本木通りの上下線の間には首都高渋谷線が通っています。

「渋谷クロスタワー」の広場から撮影。壁が撤去されている部分まであった低層部の解体工事が進んでいます。

近いうちに超高層部を残して周りの低層部の解体は終わることになりそうです。

北側から撮影。こちらの解体の施工者もゼクオスで地上部の解体工期は2026年12月25日までとなっています。

撮影時は解体工事に使用するタワークレーンの設置中でした。現在は最上部までタワークレーンが伸びているかと思います。

渋谷スカイから見た「みずほ情報総研渋谷事務所」の最上部です。塔屋部分の高さがかなりあったことがわかります。

解体工事のお知らせです。こちらの発注者は渋谷二丁目西地区市街地再開発組合となっています。

B街区には青山通り沿いも含まれていますが、こちらはまだ既存建物の解体工事は始まっていません。ただ、既に退去済みのビルもあります。

A街区もまだ既存建物の解体工事は始まっていませんでした。ここに空広場がある集客施設が建設されることになります。
地図
物件概要

概略工事工程表[出典:東京都]
■物件概要(A街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:店舗、集会場、屋上広場等
階数:地上5階、地下1階
高さ:約44m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約1,700?
建築面積:−
延床面積:約2,940?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:−
施工者:−
工期:2029年度竣工予定
■物件概要(B街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:事務所・店舗・ホテル・人材育成拠点・バスターミナル・熱源機械室・駐車場等
階数:地上41階、地下4階
高さ:約208m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約12,800?
建築面積:−
延床面積:約246,850?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:−
施工者:−
工期:2025年度着工〜2029年度竣工予定
■物件概要(C街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 C街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:住宅・生活支援施設・駐車場等
階数:地上41階、地下2階
高さ:約175m
構造:−
敷地面積:約4,300?
建築面積:−
延床面積:約63,000?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:−
施工者:−
工期:2024年度着工〜2029年度竣工予定(解体含む)
出典
▼東京都:報道発表資料(2023年1月13日)
渋谷二丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼東京建物:ニュースリリース(2022年3月24日)
渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)都市計画決定のお知らせ
▼内閣府:東京都都市再生分科会 第19回 配布資料(2021年6月29日)
資料16 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要
- カテゴリ
- 渋谷区