
「麻布台ヒルズ」で建設中の高さ日本一のタワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスA/B」です。2023年10月25日に六本木ヒルズの展望室から撮影しました。中央右が2023年10月に竣工した「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)で、その左下が「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)の建設地です。この記事では麻布台ヒルズの概要やレジデンスA/Bの建設状況、地図等を載せています。
麻布台ヒルズについて

外観イメージ[出典:DBOXCG]
六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。左から「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)、「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)、「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)となっており、2023年11月24日(金)には一部開業予定となっています。
「麻布台ヒルズ森JPタワー」の規模は地上64階、地下5階、高さ325.49m、敷地面積2万4104.21?、建築面積1万5203.61?、延床面積46万1774.38?、建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年6月30日に竣工しています。森ビルの発表では高さ約330mとなっていますが、当ブログでは建築計画のお知らせに記載されていた高さ325.49mを採用しています。

外観イメージ[出典:DBOXCG]
中央の「麻布台ヒルズレジデンスA」の規模は地上53階、地下5階、高さ237.20m、敷地面積1万6467.87?、建築面積8,338.17?、延床面積16万8967.93?、建築主は森ビル、設計者は森ビル、施工者は清水建設で2023年10月に竣工しており、高さ日本一のタワーマンションになりました。
右側の「麻布台ヒルズレジデンスB」の規模は地上64階、地下5階、高さ262.82m、敷地面積9,648.39?、建築面積6.393.37?、延床面積18万5333.17?、建築主は森ビル、設計者は森ビル、施工者は三井住友建設で2024年6月30日竣工予定となっており、完成時には「麻布台ヒルズレジデンスA」を抜いて高さ日本一のタワーマンションになります。

断面図[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズ森JPタワー」のフロア構成は地下1階〜4階が商業施設「タワープラザ」(59店舗)、5〜6階の一部が慶応義塾大学予防医療センター、7〜52階が総貸室面積約20万4600?(基準階面積約4,800?)のオフィスフロア、途中フロアの33〜34階がヒルズハウス、そして最上部の54階〜64階が総戸数91戸の「アマンレジデンス 東京」となります。東側の1〜7階には延床面積約1万5000?のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(60ヵ国以上、約740人の生徒が在籍予定)が併設されおり2023年8月30日に開校しています。
「麻布台ヒルズレジデンスA」のフロア構成は1階〜2階が商業施設(4店舗)、1階〜13階が世界初のアマンの姉妹ブランド「ジャヌ」のホテル「ジャヌ東京」(122室)、14階〜53階が320戸の住宅フロアになります。住宅は1ベッドルームから5ベッドルームで、2層吹き抜けのリビングやプール付きの住戸もあり「ジャヌ東京」と連携したホテルサービスも用意されています。
「麻布台ヒルズレジデンスB」のフロア構成は地下1階〜2階が商業施設(8店舗)、2階に保育園、3階〜5階が総貸室面積約4,200?のスモールオフィス(基準階面積約1,400?)、6階〜64階が970戸(13階〜18階は168戸のサービスアパートメント)の住宅フロアとなります。住宅は1ルームから4ベッドルームまであり、30?台のコンパクトな住戸から400?近い住戸まで幅広い部屋が用意されます。

平面図[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズ森JPタワー」は「麻布台ヒルズ」の中では一番駅から離れた場所に配置され、「麻布台ヒルズレジデンスB」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に接続し、低層の建物群である「ガーデンプラザA」は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続します。
「六本木一丁目」駅と「神谷町」駅は約700mの東西歩行者通路(地下)のセントラルウォークで接続され、そして「麻布台ヒルズ」内の各街区も地下通路によって接続されます。また、区域内には桜麻通り、尾根道といった道路が新設され既に通通行できるようになっています。

麻布台ヒルズレジデンス[出典:DBOXCG]
「麻布台ヒルズレジデンスB」の低層部です。「麻布台ヒルズ」全体の低層部はトーマス・ヘザウィック氏がデザインを担当しており、統一性のある街並みとなっています。

麻布台ヒルズレジデンスA エントランスホール[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスA」のエントランスホールの完成予想図です。

麻布台ヒルズレジデンスA[出典:森ビル]
レジデンスAには2層吹き抜けのリビングの部屋も用意されます。

ジャヌ東京[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスA」の1〜13階に入る「ジャヌ東京」は全122室で、標準客室面積は60?となっています。ホテルの施設としては、ファンクショナルトレーニングスタジオやフィットネスジムを備えた約4,000?のウェルネス施設や、8つのレストラン&バーなども備えています。

麻布台ヒルズレジデンスB[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズレジデンスB」のラウンジと思われる場所の完成予想図です。同タワーマンションのインテリアデザインは、6〜30階の専有部が日建スペースデザイン、共有部と31〜64階の専有部がマルコ・コスタンツィ・アーキテクツが担当します。
位置図

配置図[出典:森ビル]
「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅間の南側に位置しており、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に接続します。両駅間は地下通路の「セントラルウォーク(アンブラレフリー動線)」によって接続され、各街区の建物にも繋がります。
また、東西を結ぶ桜麻通りと南北を結ぶ尾根道が新設され、このエリアの道路ネットワークが大きく改善されています。
完成後の様子(レジデンスA)

2023年10月25日に神谷町駅がある桜田通り沿いから撮影した「麻布台ヒルズ」です。左が高さ日本一の超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)で、右が高さ日本一のタワーマンション「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)です。

「麻布台ヒルズレジデンスA」は竣工予定の2023年8月15日を過ぎても一部で工事が続いていました。そのため竣工しているのか謎でしたが、森ビルのHPが更新され2023年10月竣工と記載されました。よって日付は不明ですが今月に入って竣工したようです。ただ、森ビルのホームページ内では2023年9月竣工となっている箇所もあります。

開通した「桜麻通り」から撮影。

開通直後は人通りも通行する車も少なかったのですが、この道が知られてきたのか増えつつあります。

住宅フロアとしては左の「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)の54階〜64階に入る「アマンレジデンス 東京」の方が圧倒的に高いですが、当ブログでは用途の半分以上が住宅の場合にタワーマンションとして扱っているため、高さ日本一のタワマンは中央の「麻布台ヒルズレジデンスA」としています。

低層部です。竣工はしたようですがまだ作業は続いています。

北側から見上げた様子です。1階〜13階はのホテル「ジャヌ東京」(122室)で、14階〜53階が住宅フロアになります。

こちらのエントランスはホテル部なのか住宅部なのか商業施設部なのかは不明です。

駐車場の出入口は「ジャヌ東京」と「レジデンスA」で共通のようです。

北西側から撮影。2023年冬頃営業開始予定となっています。

西側から撮影。森ビルの賃貸レジデンスのページを見ると、まだ予定賃料は発表されていませんが専有面積は64.5?〜171.4?となっていました。

南西側から撮影。建築物環境計画書制度では分譲賃貸混在となっていたので、上記とは別に分譲住宅部もあるものと思われます。

南側から撮影。レジデンスB側に繋がるデッキは既に完成しています。

南北に貫く「尾根道」から撮影。

神谷町駅から東京タワーに行くときに曲がる飯倉交差点から撮影。バルコニーが2層吹き抜けになっており、明らかにメゾネットタイプだとわかる部屋が何ヵ所かあります。

六本木ヒルズの展望室から撮影した「麻布台ヒルズレジデンスA」です。

最上階の下もメゾネットフロアのように見えます。
建設状況(レジデンスB)

2023年10月25日に北東から撮影した「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)です。

東側から撮影。地下1階〜2階が商業施設、2階に保育園、3階〜5階がオフィスフロア、そして6階〜64階が住宅フロアとなります。目視では6階まで建設が進んでいたので、ようやく住宅フロアの建設が始まったところのようでした。

南側にある外務省飯倉公館越しに撮影。

ようやくこちら側からも建物本体が見えるようになりました。

西側から撮影。レジデンスBの工期は当初より大幅に延長され、現在は2024年6月30日竣工予定となっていますが、現状を見た感じではさらに工期は延長されることになりそうです。

レジデンスAの高さ237.20mを抜く日はいつになるのか楽しみです。

「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、高さ262.82m)は「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、高さ237.20m)を抜いて高さ日本一のタワーマンションになりますが、その高さも「第二六本木ヒルズ」と呼ばれている「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区」(地上70階、高さ288m)抜かれます。これにより日本のタワーマンション高さランキングのトップ4は全て森ビルになります。
1位:六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区(地上70階、高さ288m)
2位:麻布台ヒルズレジデンスB(地上64階、高さ262.82m)
3位:麻布台ヒルズレジデンスA(地上53階、高さ237.20m)
4位:虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(地上54階、最高高さ221.55m)
5位:ザ・北浜タワー(地上54階、最高高さ209.35m)

北側から撮影。タワークレーンは建物の内側に設置するフロアクライミング方式となりますが、今はまだマストが1階部分に見えました。

場所は変わって六本木ヒルズのデッキから撮影。中央がレジデンスAでその左にタワークレーンの先が見えている場所がレジデンスBの建設地です。

六本木ヒルズの展望室から撮影。

「麻布台ヒルズレジデンスB」にズームです。

脇に小さなタワークレーンもいますが、マンション本体はタワークレーン6基で建設中です。

おまけで「麻布台ヒルズ森JPタワー」(地上64階、高さ325.49m)の54階〜64階に位置する「アマンレジデンス 東京」部分です。これを撮ったときは気が付かなかったのですが…

オフィスフロアと「アマンレジデンス 東京」の間が開いてそこから窓拭きゴンドラが出ていました。窓拭きゴンドラは屋上から吊るすものだと思っていましたが、途中フロアから出てくることもあるんですね。「アマンレジデンス 東京」の住民の邪魔にならないように配慮しているのかもしれませんね。
地図(レジデンスA)
地図(レジデンスB)
物件概要(レジデンスA)

レジデンスAの建築計画のお知らせです。
■物件概要(レジデンスA)■
名称:麻布台ヒルズレジデンスA
仮称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 東棟(B-2街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-2街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目2-1
交通:東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
用途:共同住宅(13階〜53階)・ホテル(2階〜12階・ジャヌ東京)・店舗・集会場・駐車場等
総客室数:122室
総戸数:320戸
階数:地上54階、地下5階
高さ:237.20m
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄骨造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:16,467.87?
建築面積:8,338.17?
延床面積:168,967.93?
建築主:森ビル
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年10月竣工
物件概要(レジデンスB)

麻布台ヒルズレジデンスBの建築計画のお知らせです。
■物件概要(レジデンスB)■
名称:麻布台ヒルズレジデンスB
仮称:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発事業 西棟(B-1街区)
計画名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 B-1街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目32番6外
交通:東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
用途:共同住宅(6階〜64階)・事務所(3階〜5階)・店舗・保育所・駐車場等
総戸数:970戸(分譲802戸、サービスアパートメント168戸)
階数:地上64階、地下5階
高さ:262.82m
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
基礎工法:直接基礎
敷地面積:9,648.39?
建築面積:6.393.37?
延床面積:185,333.17?
建築主:森ビル
設計者:森ビル
施工者:三井住友建設
工期:2019年10月1日着工〜2024年6月30日竣工予定
出典
▼公式HP:麻布台ヒルズ
https://project.azabudai-hills.com/
▼森ビル:ニュースリリース(2023年8月8日)
「麻布台ヒルズ」2023年11月24日開業
▼森ビル:ニュースリリース(2023年7月3日)
「麻布台ヒルズ A街区・C街区」が竣工
▼DBOXCG:TORANOMON AZABUDAI
https://dboxcg.com/portfolio/toranomon_azabudai
▼PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ):Azabudai Hills
https://pcparch.com/work/azabudai-hills