
断面図[出典:建設通信新聞]
JR総武線「本八幡」駅北口の北東側で計画されている再開発「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。地上44階の南棟と地上21階の北棟で構成される高さ160mのタワーマンションで、両合わせた規模は延床面積約11万4900?、総戸数約870戸となります。事業協力者は三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設で、2026年度の解体工事を経て27年度の着工、30年度の完成を目指します。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
本八幡駅北口駅前地区について

配置図[出典:建設通信新聞]
「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」はJR総武線「本八幡」駅北口の北東側の再開発で、商店街の「八幡一番街」を境に北棟と南棟に分かれています。ただし、両棟は地下で接続しており建築基準法上では1棟扱いになります。
南棟は地上44階、地下2階、高さ160m、北棟は地上21階、地下2階、両棟合わせた規模は敷地面積約9,900?、建築面積約6,600?、延床面積約11万4900?、建築主は本八幡駅北口駅前地区再開発準備組合、事業協力者は三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設となっています。
両棟の地下は駐車場等、南棟の1〜3階と北棟の1〜2階は商業・業務施設、北棟の3階は公益施設や集会施設、そして両棟の5階以上が共同住宅になります。両棟は地下1階と歩行者デッキで接続し、JR本八幡駅にもデッキでの接続を検討しています。
南棟の西側には約200?の広場、北棟の西側には約200?の広場状公開空地が設けら、敷地の東側と中央(八幡一番街)にある市道はそれぞれ拡幅が計画されています。
今後のスケジュールは2024年3月の都市計画決定、2024年度の本組合設立認可、2025年度の権利変換計画認可を経て、2026年度に既存建物解体、2027年度に新築工事に着手し、2030年度の完成を目指します。
位置図

位置図[GoogleMapに配置図を貼り付け]
計画地はJR総武線「本八幡」駅北口にある前ロータリーの東側に位置しており、JR「本八幡」駅とは歩行者デッキでの接続が検討されています。
また、北側に少し行くと京成本線「京成八幡」駅、西側へ行くと都営新宿線「本八幡」駅があり、JR総武線「本八幡」駅から京成本線「京成八幡」駅までは都営新宿線「本八幡」駅のコンコースを経由して繋がっています。

位置図[GoogleMapに加筆]
同再開発はJR総武線「本八幡」駅と京成本線「京成八幡」駅に挟まれた場所に位置しており、両駅の間には「グランドターミナルタワー本八幡」(地上40階、高さ144.2m)、「ガレリア・サーラ」(地上34階、高さ119.1m)、「本八幡キャピタルタワー」(地上24階)、「プリームスクエア本八幡」(地上24階、高さ78m)といったタワーマンションが4棟建ち並んでいます。
そこに「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」(地上44階、高さ160m)のタワーマンションが加わり、本八幡のタワーマンション群が拡大します。また、同再開発の北側では本八幡E地区市街地再開発準備組合(事業協力者:三菱地所レジデンス)が再開発を計画しているとのことなので、さらにタワーマンションは増えるかもしれません。
現況

「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。こちらは地上44階、高さ160mとなる南棟の計画地で、右側に見えているJR総武線「本八幡」駅とデッキでの接続が検討されています。

このビルは「パティオ(本八幡駅前共同ビル)」で同再開発の敷地内では最も大きな既存建物となっています。

駅前ロータリーからこの先にある本八幡駅前交差点までが同再開発の計画地となっています。
ちなみにこのロータリーからショッピングモールの「ニッケコルトンプラザ」までの無料送迎バスを使うことがあるのですが、この道は路駐が多くバスは結構ギリギリのところを通っています。ただ、こちらの道路の拡幅は計画されていないようです。

北西側となる本八幡駅前交差点から撮影。このスクランブル交差点に面した場所が21階建ての北棟の建設地となります。

北東側から撮影した北棟の計画地です。今はまだ再開発が行われる雰囲気は全くありません。

北棟と南棟の境目となる東西に通る路地です。ここは「八幡一番街」と呼ばれる商店街となっています。

その「八幡一番街」に面した北棟計画地の南東角にはサイゼリヤの発祥の地である1号店跡地「サイゼリヤ1号 店教育記念館」があります。2000年に閉店したあとは、地元の人が結成した保存会によって維持され続けているとのことですが「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」によって解体されることになりそうです。

南棟の計画地の東側です。こちらには駐輪場があります。

南東側から撮影。敷地南端は車が通れない細い路地となっています。

JR「本八幡」駅のホームから見た同方向です。奥に最上階付近が少しだけ見えているのが「ガレリア・サーラ」(地上34階、高さ119.1m)、その右側が「グランドターミナルタワー本八幡」(地上40階、高さ144.2m)です。ここに建設されるタワーマンションはそれらよりも高い地上44階、高さ160mで計画されています。
地図
物件概要
事業名:本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業
所在地:千葉県市川市八幡2丁目6、14、15
交通:JR総武線「本八幡」駅
都営新宿線「本八幡」駅
京成本線「京成八幡」駅
用途:共同住宅、商業、業務、公益施設、集会施設
総戸数:約870戸
階数:地上44階、地下2階(南棟)
地上21階、地下2階(北棟)
高さ:160m
構造:RC造 一部S造
敷地面積:約9,900?
建築面積:約6,600?
延床面積:約114,900?
建築主:本八幡駅北口駅前地区再開発準備組合
事業協力者:三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設
設計者:−
施工者:−
工期:2027年度着工〜2030年度竣工予定
出典
▼建設通信新聞(2023年7月12日)
本八幡駅北口駅前再開発/規模は2棟総延べ11.5万?/協力者に三井不レジ、大成ら
▼日刊建設新聞(2023年7月12日)
本八幡駅前にビル2棟 市街地再開発で27年度の着工(千葉県市川市)
▼市川市:市川市都市計画審議会(令和5年7月11日開催)
報告事項第1号
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