
完成予想図[出典:東京建物]
渋谷で計画されている「渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)」が東京都および渋谷区より都市計画決定の告示を受けたと東京建物より発表がありました。同プロジェクトは東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として内閣総理大臣による認定がなされています。
「Shibuya REGENERATION Project」と称している同プロジェクトはA街区〜C街区まで分かれており、A街区およびB街区は「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」、C街区は任意の共同建て替え事業となっています。環境影響評価書案等にC街区についての記載がなかったのは別事業扱いだったためのようです。
▼東京建物:ニュースリリース(2022年3月24日)
渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)都市計画決定のお知らせ

断面図[出典:東京建物]
A街区は地上5階、地下1階、高さ約50m、約4200?で店舗や上空広場がある集客施設となります。
B街区は地上41階、地下4階、高さ約208m、約25万5000?で地下にバスターミナル、低層部に店舗、広場、人財育成施設、機械室等、ホテル(一部住宅)、そして中高層部は事務所となります。ホテルは4〜9階の約1万7000?で国際水準の宿泊施設となります。

断面図(C街区)[出典:東京建物]
C街区は地上41階、地下2階、高さ約175m、約6万3000?のタワーマンションで、外国人ビジネスワーカー等の中長期滞在の需要を満たす国際水準の住宅(国家戦略住宅、賃貸住宅約1万2000?)が整備されます。国家戦略住宅は産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を図るために必要な住宅の整備を促進することを目的に容積率が緩和されます。

配置図[出典:内閣府]
場所は渋谷駅の東側の坂を登ったところで「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)の北側で、青山通りの西側がA街区、東側がB街区となっており、そしてB街区の東側にC街区があり六本木通りにも面しています。また、各街区はペデストリアンデッキによって接続されます。

青山通りから見たA街区[出典:内閣府]
表参道側から見たA街区の完成予想図です。宮益坂を登ったところの角地で青山通りを渋谷に向かうと真正面に見える位置となります。

青山通り側から見たA街区建物の全景[出典:内閣府]
階段状の上空広場がある施設で地域に開放してイベント等でも利用活用する計画となっています。店舗も入るのでこちら側へ人の流れを作る集客施設の一つとなりそうです。

上空広場から見た青山通り[出典:内閣府]
上空広場からは青山通り方面を眺めることができます。

青山通り南側から見たA街区サブアーバン・コア[出典:内閣府]
インパクトがある外観で広場もある建物なので、ここでのんびり時間を潰す人がたくさん訪れそうです。場所的に青学の学生率が高くなりそうです。

A街区 断面図[出典:東京都]

A街区 断面図[出典:東京都]
A街区の断面図です。延床面積は約4,200?でところどころに店舗が配置されます。

A街区から見た青山通り横断デッキ(B街区方向)[出典:内閣府]
A街区とB街区を結ぶ青山通りを横断するデッキの完成予想図です。B街区側も凝ったデザインとなっています。

南側(六本木通り側)から見たB街区[出典:内閣府]
B街区には大きな屋根のある広場が整備されます。

B街区南側の大規模広場[出典:内閣府]
こちらも新たな滞在空間となります。

地下1階待合スペース整備イメージ[出典:内閣府]
B街区の地下にはバスターミナルが整備されます。

南側(六本木通り側)から見た計画地[出典:内閣府]
B街区とC街区の完成予想図です。渋谷駅から見て高台側に位置しているため、渋谷スカイからの眺望に大きな影響が出る超高層ビルとなりそうです。

2015年1月25日にヘリから撮影した「渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)」の計画地です。緑色の網掛けがA街区、赤がB街区、青がC街区です。

「渋谷スクランブルスクエア」(地上47階、高さ229.71m)の展望台「渋谷スカイ」から見た「渋谷二丁目西地区再開発(渋谷二丁目プロジェクト)」方面です。
黒の縦線が入ったビルが「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)でその背後がB街区とC街区になります。

表参道側から見たA街区方面です。計画地は宮益坂上交差点がある場所で、左が金王坂(青山通り)、右が宮益坂となっています。

青山通り沿いから見たB街区方面です。

渋谷ヒカリエから見たB街区方面で白い超高層ビルが「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)で同再開発により解体されることになります。また、手前にある「渋谷教会」は再開発には含まれていません。

六本木通り側から見たB街区方面です。

その隣のC街区方面です。

概略工事工程表[出典:東京都]
A街区とB街区の工事工程表です。C街区は別事業のため掲載されていませんが、A・B・C街区は同時竣工が想定されています。今後は2022年に市街地再開発組合設立、2024年に権利変換計画認可、2025年度に着工、2029年度に竣工を予定しています。
■物件概要(A街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:店舗等
階数:地上5階、地下1階
高さ:約50m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約1,700?
建築面積:約1,370?
延床面積:約4,200?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:-
施工者:-
工期:2025年度着工?〜2029年度竣工予定(解体含む)
■物件概要(B街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:事務所・店舗・ホテル・人材育成拠点・バスターミナル・熱源機械室・駐車場等
階数:地上41階、地下4階
高さ:約208m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約12,800?
建築面積:約10,500?
延床面積:約255,000?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:-
施工者:-
工期:2024年度着工〜2029年度竣工予定(解体含む)
■物件概要(C街区)■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 C街区
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:住宅・生活支援施設・駐車場等
階数:地上41階、地下2階
高さ:約175m
構造:-
敷地面積:約4,300?
建築面積:-
延床面積:約63,000?
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合(東京建物、都市再生機構)
設計者:-
施工者:-
工期:2024年度着工〜2029年度竣工予定(解体含む)
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