幸治郎沢の登り口で折り返し、ニノ滝T字分岐の方へと戻り始めた。
足元を流れる小沢に、
石や木の葉、そして青空が映り、抽象画のようだった。

地層が見え、水が音を立てながら流れているところで また立ち止まる。

「泥炭層」のことを 何年か前まで「泥が固まった層」と思っていたけれど、
調べてみたら違ってた。(;^ω^)
それから
「高層湿原」と「低層湿原」について、湿原がある標高によるのかと思っていたら違ってた。(;^ω^)

あれっ? と目にとまった物事に出会ったとき、
ちょっと調べてみて そこから さらに興味関心を持っていくこともあるけれど・・・
調べずにスルーして わからないままにしていることの方が多いかも。

何年かかっても「知らない・分からないことだらけ」で・・・
でも、小さなことでも一つ知るたびに、
楽しくなって嬉しくなって、その山のことを好きになっていくんだろうな・・・。

振り返って見た斜面のヒダヒダ。
あの溝のようなところの一つ一つを、水が流れているんだろうな・・・。


月山森から伸びる尾根の西側斜面に陽が当たり、
銀色に輝いていた。

その地形・場所に合った植物が生えているんだな~。

ほら、何だかカワイイ。(ピンボケなのが残念)

木道のそばの池塘に生えたイワイチョウが可愛いくて
戻りでもパチリ。

沢の方へと ゆるやかに下る 狭くて薄暗い石の道。
その途中にあった水たまりがキレイだった。

斜めに渡るところ。
アスレチックコースを進む気分で、わざわざ大きな石の上をトントン・・・と行く。

行きも戻りも 眺めてしまう。

その先の木道を緩やかに登り切ると・・・

そのまま日本海まで行けそうな感じがする景色があった。

こんにちは。

立ち止まって 池塘を眺め・・・

ちょっと進んで
また立ち止まって 池塘を眺めて・・・

12:48 二ノ滝T字分岐に戻ってきた。
もう少し時間があるので、
二ノ滝コースをちょっとだけ(ガクッと下る手前まで)下ってみることにする。
広い草紅葉の草原。
その中にのびる木道を歩いて行く。

少し歩いたところで振り返ると、
蛇石流の方から歩いてきた人の姿が見えた。

( 下りの県境付近でお会いしたのは この方だったかも・・・)
岩が見えると つい撮ってしまう。


この後 行くつもりの笙ヶ岳。
残雪期に あの急斜面を滑っている人たちのことを思い出した。
・・・スゴすぎる。

一段ガクッと下がるところまで来た。
その先もクネクネと細く続く木道を目で辿ってみる。

視線を少し右に向けると、庄内平野。その奥に日本海。
ずううっと眺めていたくなる景色。

木道から石の道に変わる辺りまで下って 戻ってきたことがあるけれど、
本日はここまで。

名残惜しいけれど、戻りましょう。

私と入れ替わりに? さっき写真を撮っていた方が下って行った。

二ノ滝T字分岐に戻って またちょっとおやつタイム。
13:00 二ノ滝T字分岐から 蛇石流分岐の方へ戻り始めた。

分岐からすぐに一つ沢を渡り、向こう側へ。

蛇石流の方から聞こえる水音を聞きながら・・・

木道を下って行く。

ガスに包まれるかも・・・と思っていた千畳ヶ原。

結局 青空の下に黄金色の草原が広がる景色を眺めることができたなぁ・・・
と思いながら戻っていく。

13:16 蛇石流分岐。

ここから鳥ノ海分岐までの道が なかなか自分的にはキビシイのだけど、
その一方で この石の道の辺りは 雰囲気が好きなところでもある。

何となく好きな場所の どういうところが好きなんだろう?
と 考えてみたりするけれど・・・

なかなか言葉にはできなくて・・・
やっぱり「なんとなく」なんだなぁ・・・。(ただ語彙力が無いだけかも)

一登りしたところで 振り返って見る。




戻りも、ミスが流れ出ているところを眺める。
「水」って、やっぱり とっても惹かれるものなのだ。

ふと見上げた斜面。
地形や場所による植物のことをもっともっと覚えたいなぁと思うのだけど、
どうしても頭の中を通り抜けてしまう・・・。

いったんなだらかだった道を終わり、
ここから鳥ノ海分岐まで 急斜面の登りになる。

思い出すのは、初めて山頂小屋に泊まった翌日のこと。
伏拝岳から下ってきて幸治郎沢を下り、千畳ヶ原を横切って この斜面を登る時、
小屋泊装備を背負って 夏の暑い日差しの中を登るのがキツかったなぁ・・・と。
今よりずっと体力・筋力・持久力があったけれど、
それでも 休み休み一歩一歩登った記憶がある。

道が急な分、振り返るたびに景色が変わってて感動する。

やわらかな色のグラデーションも素敵だ・・・。


前回ここを登ったのは 暑い夏の日で、すごくキツく感じられたけれど、

今回は それほどキツく感じないまま登ってくることができた。

13:35 鳥ノ海分岐まで登り返した。

では、ここから鳥海湖の方へ行きましょう。
・・・⑥へ続く・・・