仙台の方たちが昼食休憩中のところを過ぎ、さらに先へと進む。
地形図の等高線の間隔が狭くなっていたとおり、
そこからが 登りの本番のような感じだった。
しばらく登ったところで振り返ると、
登ってきたところが ずうっと下の方へと続いていた。

急な登りの後に ちょっと なだらかなところに出た。

歩きながら ふと右手を見ると・・・
苔生した大きな石がゴロゴロ。
その存在感の大きさに 思わず立ち止まる。

・・・鳥海山が火山であることをあらためて意識する。
そしてまた 急な登り。

大きな石を 両手両足を使って登って行く。

自然のアスレチックコース。

大きな石に腰掛けて私たちを見下ろしているような木々が
あちらこちらに。

木々から見下ろされてるような感じ。

石の間を流れる水が また現れた。

もう少し登っていくと、滝があるのかもしれない。

石の迫力に圧倒されて 何度も眺めつつ・・・
手足の置き場を探しながら 登って行く。

振り返って見下ろすと、
けっこう急なところを登ってきたことに驚く。

お! 上の方にやっぱり滝があったぞ。

滝の様子を早く見たいと思いながら
大きな石を登っていく。

振り返ると、
木々の間から 遠くに庄内平野や日本海がチラッと見えた。

渡りに たくさんの飛沫が跳び散っている。
滝が流れ落ちて 石にバシャバシャ当たっているのかもしれない。

滝の様子、滝つぼの辺りの様子を見たいのだけど、
苔生した大きな石が積み重なっているので、急がず慎重に登って行く。

滝のそばを登るのはキビシそうなので、巻いて行くとのこと。

Tさん・Nさんの後から 左岸側を巻いて登っていくと・・・

滝が見下ろせるようになった。
・・・いつか、あの岩と岩の隙間の辺りから登って行ってみたいなぁ・・・。

いったん なだらかなところに上がって一息入れ、
さらに巻いていく。

先に隊長Tさんが登り、念のため上からロープを出して下さった。
ベテランNさんが登って行く様子を見た後、
目の前に下ろしていただいたロープをカラビナに付け、登った。

手足の置き場所が あちらこちらにあり、思ったよりも登りやすかった。
岩を登るの、楽しいなぁ・・・。

Tさんがロープをまとめている間に その先をちょっと登って振り返ると、
遠くには、さっきよりも庄内平野や日本海が見えるようになっていた。

視線を前に移すと、Nさんは もうあんなところに。

隊長Tさんに 先へ行っていただき、お二人の後を登って行く。
こういうところを登ると、
鳥海山が さらに大好きになるなぁ・・・。

ここを登り切った先には・・・
おっと! こういうところ、なんていうんだっけ?

私たちにも行けるかどうか偵察に行って下さっているTさんの後ろ姿を見ながら、
自分も行ってみたい気持ちが どんどん大きくなってきた。

Tさんの判断は「ここを通らずに巻いて行く」だったけれど、
どうしても行ってみたくなった私は、
「Tさんが折り返したところまで行ってみていいですか?」
と Tさんに確認。OKをいただいた。
うわ~ ここまで登ってきたところとは また違って、オモシロイ~。

Tさんが折り返したのは、たぶん ここ。

なるほど、
やや深いし、足を置けそうなところが無い。

エメラルドグリーンの透明な水を見ているうちに ちょっとでも進みたくなった私。
「ちょっと水に入ってみていいですか~?」
と 後に付いてきて下さったTさんに訊くと、
「右側の壁を伝いながら行くんだよ~!」
とのこと。
・・・やった~!
言われた通り、右側の壁に指がかかるところを探しながら ゆっくり進んで行った。
が、狭くなったところの少し先まで行くには それも厳しくなった。
正面のゴロゴロした大きな石まで あと少しなのに・・・。
「泳いじゃいます!!」
Tさんの返事を待たずに泳ぎだしてしまった。(隊長、勝手なことしてスミマセン)
わずかな距離を泳いで 石にたどり着いたのだけど・・・
そこからは、登れるかどうか微妙だった。
「戻りま~す!」
Tさんに言ってから 泳いでいき、

ジャブジャブ歩いて戻った。

「いつか また来て登っていけるといいね」
と言ってくれてるみたいだったカエル。

左岸側を巻いて上がり、
途中で引き返した地点から先を見下ろしながら歩いて行く。

もう少し沢歩きに慣れてきたら、泳いだりしながら登っていけるんだろうな・・・
と、残念な気持ちだったけれど 仕方ない。

今の自分では仕方ないという残念な気持ちと
いつかここも登って行きたいという気持ちとになりつつ
沢を見下ろしながら歩いて行く。

もうすぐ渡戸、というところで登山道に上がった。

12・32 渡戸の分岐に来た。

登山道の渡渉地点の辺りに入って
この日の折り返し地点で まずは3人で握手!
「おつかれさまでした~!」

いつか、さっきのところを登って ここまで来れる機会はあるかな・・・。

いや、ここより もっと上流の方まで登っていくチャンスがあるといいな・・・。

そんなことを思いながら 昼食休憩。
・・・⑤へ続く・・・