御浜から 御田ヶ原の方へ。
扇子森への夏道の岩が見えているけれど、
北側の雪の上を登って行く。

辺りに響きわたる声で 2羽の鳥が会話していた。

足元のハイマツには 霧氷の名残。

この辺りから眺める稲倉岳も カッコいいよなぁ・・・
・・・なんて眺めていた時、
斜面の下の方に 小さな人の姿を見つけた。

向こうへ下っていってるみたいだけど、
どこまで行くんだろう・・・。

やや急な斜面を登って・・・

御田ヶ原付近に出た。

あ、七五三掛付近から 夏道でなく雪の上を回り込んで文殊岳の方へ向かう人たちがいるぞ。
私も あの人たちみたいに回り込んで行ってみようかな。


さっき追い越していった人たちの姿が、
鞍部辺りまで下っていくと霞んで見えた。

鞍部だけでなく、斜面にいる自分の周りにも薄っすらガスのようなものが漂っている。

太陽は一番高いところにある。
ジリジリした陽ざしで雪が解けたからだろうか。

あの人たちはスキーを外して担いで登って行く。
八丁坂の辺りは、夏道が出ているようだ。

確かに、石の階段が見えてきていた。

ところどころ まだ雪が残る八丁坂を登っていくと
七五三掛から上の夏道、その先に文殊岳が見え・・・
碑第六には山頂付近が見えてきた。

南西側に目を向けると、
田んぼに水が張られた庄内平野が遠くに見えた。

この斜面を登れば 七五三掛はすぐそこだ。

斜面を少し登ったところで振り返ると
さっきまでいた御田ヶ原~扇子森~岩峰~笙ヶ岳・・・と見えた。

斜面を登りきると、七五三掛。
あの人たちは、スキーで夏道に沿って登っていった。

12:26 ブルーラインが夜間通行止めになっているこの時期は、
折り返すタイミングなどに迷ってしまう。
雪の状況・状態から、
13時をちょっと過ぎてから折り返しても間に合うだろうと思い、
このまま登っていくことにする。
あの山頂付の様子を、今日は文殊岳まで登って眺めたい。

前回は、あっちへ登って眺めたのだけど。

あの人たちは、千蛇谷へ下りたのだろうか。
いつの間にか姿が見えなくなっていた。

私は、やっぱり 南側へ回り込んで文殊岳へ登っていってみよう。

雪の上をこっちの方へ登って見るのは初めてだ。

登りながら西側を振り返って眺めると、
長坂道の方から下ってきて鳥海湖を回って御田ヶ原の方へ行く人たちの姿や
その反対方向に歩いている人の姿が 小さく見えた。

南西の方に目を向けると、
雪原の向こうに 田んぼに水が張られた庄内平野。

遠くの景色を眺めながら回り込んで行くと・・・
雪の斜面の向こうに文殊岳があった。

このまま文殊岳まで直登していきたいところだけど・・・
谷地形になっていて凹んでいるところがあるので、
文殊岳から伸びている尾根沿いに登っていくことにする。

尾根の方へと登りながら振り返ると、
さっきまで隠れていた御浜付近も見えていた。

大きな景色の中で 人の姿がホントに小さく見える。
向こうから見れば 私も今あんなふうに点のような姿なのだ。

尾根付近まで登ると 冷たい風が吹き上がってきていて
ここまでとは雪の状態も違っていた。

寒さを感じるほどだったので ザックを下ろしてウインドシェルを重ねていると・・・

夏道側で準備していた人が斜面を滑っていったのを眺めてから
再び登り始めた。

すこし登って行くと、右前方の尾根の向こうに
“昨年チャレンジしようとしたけど登れなかった斜面“が見えてきた。
今年もう一度チャレンジしてみるかどうか。

右側に目を向けると、月山森。
またいつか、さんゆうから登ってみたいな。

反対側を見下ろすと、稲倉岳やにかほの辺りが見えてきた。

後ろは こんな景色。

初めて歩くところからは 今までとは違う角度で景色が見えるのでおもしろい。
文殊岳の標柱が 段々近く見えるようになった辺りに、
クラックのような踏み抜いた跡のようなところが一か所。

今日のものではなさそうだったけど踏みぬいたあとがあり、
ドキドキしながら回り込んだ。

斜度が増したピークの手前の斜面を一歩一歩登って・・・

夏道と合流。

そして・・・
上の方の景色が見えた!

ピーク付近は雪がとけているようで、足の置き場に気を付けつつ登り・・・

13:12 文殊岳に到着。
前回バテて登ってくることができなかったので、うれしい。

・・・④へ続く・・・