天気の良い日がなかなか無い中、この日は一日天気が良さそうだった。
どこに行こうか迷ったけれど、
やっぱり鳥海山に行くことに。
天気は徐々に下り坂に向かう予報で、
東側の山には滝雲のような雲。

刈屋梨の畑の奥に鳥海山。
無の花のピークは過ぎて、少しずつ葉が出てきていた。

田んぼに水が張られるようになり、『逆さ鳥海』が見られる時期に。

この時期の鳥海ブルーラインは、駒止にて夜間通行止め。
8時にゲートが開くのを待って 鉾立に向かうことになる。

8時少し前、駒止のゲートの手前に着くと、並んでいる車の列があった。
列に並び、少し前を見ると、ブログを拝見しているやまめイチローさんらしき姿が!
車を下りて 思い切って声をかけてみたら、やはり そうだった!
(前日 降雪で終日通行止めになっていなかったら、
この時間すでに鉾立からスタートしていたはずなので、通行止めに感謝すべきかも?)
ゲートが開いて ブルーラインをクネクネ上がっていくと、
吹浦口を過ぎて間もなく、前の車が次々と曲がったので
どうしたのかと思ったら・・・

なんと 鉾立のやく1㎞手前で通行止め。(;^ω^)
ここから登ったことが無く、どうしようかと ちょっと迷ったけれど・・・
スキーヤーやボーダーが登っていくし、
天気は心配なさそうなので、
初めてのこの場所から行ってみることにした。

初めてのところは 不安もあるけれど・・・
久しぶりに雪の上を歩くので ワクワクの方が大きい!

まだ 沈み込みも無いので、
ザックにスノーシューを付けて ツボ足でスタート。
スタートして間もなく、
「やまめイチローさんたちに声をかければ良かったな」と後悔。
下山の時にお会いできない可能性が大きいもんね。

振り向くと、お二人は準備中だった。
・・・ごめんなさい、このまま行っちゃいます。
そのうち すぐにお二人は私を追い越していくだろう。
スタートから なかなか急な斜面が続く。
先行者のトレースを使わせていただけば楽なんだけど・・・
南側の尾根に上がると、どんな景色が見えるかなぁ・・・
なんて 登り始めてしまった。(;^ω^)

登って行くと、
今日のものではなさそうなテンの足跡があり・・・

根開けが始まったブナの細い木々があり・・・

木々の間からは 遠くに三崎海岸が見えた。

ブナの細い枝先の芽は膨らんできて 赤みを帯びていた。
南側の尾根から下りて、今度は反対側へ行ったりして・・・

蛇行しながら 登っていく。

また南側の斜面に上がり、西側を振り返って眺める。
観音森。その手前に分かりづらいけど『猿穴』。
その奥に、猿穴から流れ出た溶岩でできたという三崎海岸。

隣りに車を停めていた酒田の方が 追い越して行った。
「下りは ワカンやスノーシューを履いた方が埋まらなくてよさそうだけど、
登りはツボ足で大丈夫じゃないかな~」
と 準備しながら おっしゃってたけれど・・・
すでにワカンを履いてますね。

陽ざしが思ったより強くて 雪が緩んできて、
私も スタートして少し登った辺りでスノーシューを履いていた。

鉾立が少し下に見えるようになった。
除雪車が鉾立駐車場の方から下って来るのが見えた。


木々についた霧氷が落ちていた。
下界でも風雨が強く気温が低かった前日、
おそらく山では吹雪だったのではないだろうか。

上の方では、エビのしっぽが できているかもしれない。
象潟コースの方が見え、奥には稲倉岳も見えてきた。



南側は いつの間にか高い雪壁になった。

一番高いところは 反り立つ壁のようになっていたので、
傾斜が少し緩やかになった辺りで登ってみた。

トレースをたどらせてもらえば楽に登ることができるのだけど・・・
こういうところに登りたくなってしまう。

トレースの無いところをワシワシと歩いて行くのが楽しいのだ。
おっ、下に見えるのは、やまめイチローさんたちでは?

声をかけてみようかとも思ったけれど、
間違ってしまったことも何度もあるので、止めておいた。
こんなところを歩くのは私ぐらいかと思っていたら、
後ろから スキーのグループが追い越していった。

やまめイチローさんたちらしき人たちが 急斜面を登りきって左に曲がっていく頃、
ふと空を見上げると、大きな日輪があった。

象潟コースを登った時とは違う景色を
何度も振り返って眺める。

おや? 向こうの斜面の足跡は・・・
もしかしてクマでは?

クマ・トレースがあっても不思議ではないけれど。
この先の急斜面、
このまま進んで ブッシュの右側から行こう。

あった、霧氷の名残。

強い西風が吹いた跡もある。

どんな天気だったのかなぁ・・・。
急斜面を登りきって 少し進むと・・・

奥に新山が見えた。



スキーヤー&ボーダーをはじめ、ほとんどの人は
笙ヶ岳三峰と岩峰の鞍部の方へ進んで行っているけれど、
私は やや左寄りに進んで河原宿の方へ行こう。


ワカンの跡が続いている。
あの酒田の方も 河原宿の方へ進んだようだ。

振り返って見る。
パッと見たら、どこを歩いているのか迷うな。

また岩とハイマツのそばを過ぎると・・・

河原宿付近に出た。

・・・②へ続く・・・