9:28 ゆるやかな台地に上がると、
ブナの木々の向こうに 真っ白な外輪が見えた。

前回は、重い雪で 20~25cmほどの沈み込みがキツく感じられたけれど、
今回の沈み込みは5~10cmで 気にならないほど。

これは ありがたい。

ゆるやかだけど、登りになってる台地。

ここがキツイと感じるか そうでないかで、

ブナ林を抜けてからの疲労感が違う・・・と思う。

こんなふうに遠くに真っ白な外輪が見える時は、
多少 脚が重くても、ゆっくり何とか登って行くんだけどね。

軽やかな足取りの動物たち。

これは・・・軽やかじゃない?!

むむっ、ひづめじゃなく 尖ったツメの跡がある!
イノシシやカモシカじゃなくて・・・クマ?

大きさからして、子グマのようだ。
冬眠してなくて、エサを探し求めて歩いてるんだろうか?

ビックリしてザワザワした気持ちは、
ウサギ・トレースを眺めて ちょっと落ち着いた。

東側の細いブナの木々と縞々の雪面を眺めたりしながら歩いて・・・

9:38 限界杉まで来た。

限界杉の根元をくぐってきたのは どなた?

前回来た時よりは雪が積もったみたい。

波打つ縞々模様を眺めたりしながら 一息いれ、

また登って行く。

登って行けたら、あそこに座ってみたい。

何かの生き物が 木に張り付いてるみたい。

東側を見たら、奥のブナが霧氷で白くなっているではないか。

たまに振り返ってみたりしながら、ひたすら登って行く。

おや? この辺りの木々にも霧氷が付いてる?

立ち止まって見上げたら・・・
枝先が白くなってる~。

そして 見下ろすと・・・
晴れて陽があたり、霧氷がパラパラ落ち始めている。

霧氷が落ちてしまわないうちに、ブナ林を抜けた辺りでも眺めたいなぁ。

わっせわっせと登っていくと・・・
きた~。青空をバックにした霧氷の木々。

あちらこちらで立ち止まって眺めながら登っていくと・・・
霧氷の木々の向こうに 真っ白な外輪が見えてきた。

もっとよく見えるように、東側へ行こう。

うわ~い、見えた~。

雪煙が上がってる。外輪は強風みたい。

ズームしてみると、
外輪の方へと登っている人の姿が小さく見えた。

私も いつかあんなふうに登って行けるチャンスがあるといいな。

こんな日は、他にも登ってきてる人がいるかもしれないな。

振り向いて見たけれど、今のところ姿はナシ。

牧場の方から登っている人は たくさんいるかな。

・・・と、東側の景色が見えるところに行ってみた。
どの辺りが見えているのか分からなくて残念だけど、
雲海がモワモワ動いてるのが見えておもしろい。

あの奥に見えてるのは 神室山かなぁ。

神室連峰の木々も、こんなふうになってるかな。

あの辺まで行くと、もっとよく景色が見えそう。
行ってみよう。

ブナの木々を眺めながら歩いて行く。

枝に殻斗がいっぱい残っているブナ・・・
青空をバックに、白くなった枝がキレイなブナ・・・

上の方を なんとなく切りそろえたようなブナ・・・

おお~っ!

しばし眺める・・・。

ここまで来たら、滝ノ小屋までは行きたいよね。

前回は 重い雪で脚がきつかったけど、
今回は まだ大丈夫。

振り返ると、庄内平野も見えるようになっていた。

遠くの景色を眺めながら歩くのが、
こっちのコースの好きなところの一つ。

霧氷の木々を眺めたり・・・
遠くの山々を眺めたり・・・

雲海を眺めたり・・・

ゆっくりペースだけれど 滝ノ小屋の方へ。

・・・⑥へ続く・・・