この時期にしては貴重な晴れ予報だったこの日。
少し早起きして また鳥海山山麓へ行くことにした。
滝ノ小屋まで行けたらいいなぁと思って。
まだ暗い外に出ると、
あちらこちら薄く雲がかかっているような空には 少し星が見え、
まだ高いところにある月の周りには、薄~く大きな輪が見えた。
(写真では ほとんど分からなくて残念。)

少しずつ少しずつ山々のシルエットが浮かび上がってくるのをチラチラ見つつ、
湯ノ台の方へと向かう。
6時を過ぎ、八幡小学校の前を過ぎた頃には、
鳥海山の東側斜面や周りの雲が ほんのりピンク色に。

6:20 下黒川付近にて。

湯ノ台の方へ上がっていくと、
除雪された雪の壁が 前より高くなっていた。

そして・・・
開拓登山口の近くまで行くと、
奥に ピンク色に染まった外輪が。

この時間、すでに滝ノ小屋から外輪の方へと登っている人たちがいるんだろうな・・・。
6:37 開拓登山口の駐車スペースに到着。
他に車はナシ。

ドンヨリした曇り空でゴオゴオと風が唸るような音が聞こえているような時は
不安でいっぱいになってしまうけれど、

この日のようにシ~ンと静かな時には、
朝の瞑想をしているような感じになる。

遠くには 月山や朝日連峰も見えている。
今はまだ雲が出ているけれど、
これからスッキリ青空が広がってくれるだろう。

スノーシューを履いて 登山口の雪の山を上がってみる。

わ! しっかりハッキリしたトレースがある。
でも、ここから下るのは ちょっと急かも。

横向きになれば下りられそうだったけれど、
少し雪山の上を移動して・・・
6:52 ここからスタート。

橋を渡ってからは・・・
いつものように、この斜面を上がる。
今日の体調?調子?を見ながら。

やばい。
脚がヘンに重い。いや、体全体が重い。
原因は分かっているのだけど、焦る。

傾斜の無いところでも、トレースの無いところを歩くのはキツイ。

この調子では、滝ノ小屋まで行くのはキビシイかも。
( 6日に来た時、重い雪をラッセルしていったときのことを思い出していた。)
とりあえず、トレースを使わせていただくことにする。

トレースの無いところを登っていくのが楽しみの一つなので・・・

ちょっとトレースを外れて歩いてみるも、
キツくて またトレースに戻る。

なめらかな雪面についた動物の足跡を 羨ましく眺める。

ここ、左側から登って行きたいけれど、
ちょっと外れてみたら やはり脚が重すぎて戻った。

おや? ここで引き返した動物がいるぞ。まだ新しい跡。
私が来たことに気づいて戻ったのかな?

近くには“ウサギの赤ション“。

あ、トレースも、あの木の間を通ってる。
積雪が増えると、歩きやすいところも変わってオモシロイ。

朝陽が見えてきた。

振り返った景色も ほんのりピンク色。

朝陽に染まる雪面に木々の影がのびている様子の美しさに、
しばし立ち止まって見入ってしまう。

キラキラしているのは雪の結晶かな? としゃがみこむと、
急にザッと風が吹いて、
たくさんの雪の結晶が雪面をサ~ッと流れて行った。(その様子を撮れなくて残念)

ピンク色とオレンジ色のフィルターがかかったような中を登って行く。

突き当たったところで・・・

登ってきた道を振り返って眺め・・・

西に方向を変えて登って行く。

ブナの幹の地衣類にも朝日があたる。

ここでウンチしたのは・・・テン?

これも テンで・・・

これも テン。

歩いたり走ったりしているところを見てみたい・・・。
なだらかになった道を進み、
ここは・・・トレースを外れて いつものようにダケカンバの下をくぐる。

その後 西側を見て木々の向こうに南高ヒュッテを探す。
屋根に雪が積もった建物が見える。

水場のある小沢を渡るところでは
トレースは 向こう側に大きく回り込んでるけど・・・

私は いつものように すぐ左を下って行こう。
水場に下りたところで振り返ると、
小沢は雪で埋まり、トレースは沢の部分を下ってきていた。

さて、いつもなら ここから もう斜面をあのマツの木の方へ登っていくところだけど、

今日の調子では キビシイので、
ヒュッテへの夏道をたどるトレースを少し上がって・・・

途中からトレースを外れて登ってきた。

このブナの回り込んで・・・

屋根から落ちた雪と屋根の雪がつながった南高ヒュッテを見てから・・・

7:28 マツのあるところに上がった。

歩き始めが すごくキツくて どうかな~と思ってたけれど、
30分くらい登ってきて、少し良くなってきた感じ。

さて、この先の雪の状態は どうだろうか。
・・・②へ続く・・・