何度も天気予報を見て迷っているうちに どんどん時間が経ち、
結局 この日は、久しぶりに羽黒山に行くことにした。
月山ビジターセンターの駐車場に車を停めさせてもらい、
有料道路料金所の近くから林の中に入り、
荒澤寺から山頂への参道のある林の中を歩こうと思ったのだ。
出発は遅くなり、9時半過ぎ。
湯ノ沢岳~母狩山~鎧ヶ峰~金峯山をパチリ。

金峯山の方にも、今日は たくさんの人が登っているだろうな・・・。
候補に挙げてたけど 次の機会に行くことにした鳥海山方面。
上の方はガスの中。

月山、きれいに見えてる~。

右側に 虚空蔵岳。
左側手前に 羽黒山。

気温が高めで、ビジターセンターまでの道路は 濡れている状態だった。
ビジターセンターでトイレをお借りし、
スタッフの方と 少しお話。
「10日のドカ雪の後、登り口をつくってないんだけど・・・」
と おっしゃったけど、大丈夫。
月光坂を登るのに比べたら、全然問題ナシ。
「気温が高めで 杉の木からドサッと雪が落ちてくるから、気を付けてね~。
杉林は なるべく早く通りぬけて、雑木林になったら ゆっくり散策して・・・。」
と声をかけていただいた。
スノーシューとストックを持ち、
ビジターセンターから数十mのところにある料金所の方へ テクテク歩いて行く。

料金所の方たちに 会釈してから、
除雪車の小屋のそばでスノーシューを装着。
この辺りから 雪に上がることにした。

ちょっと回り込んで・・・

林の方へ。

林の中に入ると、
そこら中から ポタポタと水滴が落ちる音が聞こえている。

雨が降っているような音を聞きながら歩いていると、
「ザザ・・・」
と、あちらこちらで 木の枝や葉から雪が落ちてくる。

「ザザ・・・」くらいの雪なら まだいいけれど、
杉の木から落ちる雪の塊は
「ドスン!」「ドオ~ン!」
と、ものすごい音を立てている。
そんな塊に当たってしまったら、ものすごい衝撃に違いない。
なるべく杉の木のそばを避け、雑木のところを歩くようにした。

参道の方へ行くには、
地図にはない小さな沢をどこかで越えていく。

ブナを眺めつつ、

小沢を越えやすそうなところを流しながら歩いて行く。

幹を伝って流れてくる雪解け水を
コケが スポンジのように吸い込んでいるように見えた。

雨が降っている時の樹幹流とは違う 雪解け水の流れ、
オモシロい。

あ、この辺なら越えやすそう。

ピョンと飛び越えられる人には飛び越えられる幅なんだろうけど。

ジャンプしなくてもよいところを歩いてきた。

こっちの方から羽黒山を歩くのは いつ以来だろう。

どこの山もそうだけど、
雪が積もると、無雪期とは景色が変わって別の山のようになってしまうので、

初めて 積雪期に歩いた時は
ほんとにドキドキしながら歩いたのを覚えてる。

東側の少し離れたところを 有料道路が並行するように走っているし・・・
西側は 急斜面になっているし・・・
杉の大木が並ぶ間が少し凹んでいれば そこが参道だとわかるし・・

迷って どうしようもなくなるということは無いんだけどね。

ところどころで、西側の景色が見えたりもするし。

この反対側は・・・
こんな感じ。

そうそう、この辺で少し斜面を下って・・・
登り返すのだった。

雪は重いけれど、それほど沈み込みが無いので
登りも 大変ではない。

サルノコシカケの小さいヤツ?
上に雪が のっかってる。

キノコが生えているということは、もう弱ってきてる木なのかな・・・
と見上げると、
キノコが上の方にまで生えていて、
樹皮が剥がれたところには キツツキの穴がいくつもあった。

枝に付いた雫に光が当たってキラキラしてキレイだな・・・

なんて眺めていると、
突然 ザザ・・・と雪が落ちてきてビックリする。

東を向いた時と

西を向いた時と、

杉の幹に着いた雪で おおよその方向がわかる。
ここは・・・
参道の東側がブナ、西側が杉だ。

ブナと杉の間の参道を歩いて行こうかな・・・
と思ったけれど、

斜めに進んで、向こうの広めの林の方へ行ってみることにする。

林床には ツバキが多いのかな。


以前 ままふぃ~さんとご一緒させていただいた時、
この大木の間の雪を歩いて 向こう側へ行ったんだった。

今日も 歩いてみよう。
片方の杉は、途中から折れて、すでに中が空洞になっている。

一番高い所から幹の中を見下ろしてみた。

ここを歩いたからと言って どうというわけではないんだけど、
歩きたくなるなんて 子どもみたいだよね~
・・・と、自分で思う。

山を歩いていると、童心にかえってしまうときが よくある。
・・・②へ続く・・・