鳳来山山頂から下っていくと、
前回よりも大きくなった雪庇があった。

なめらかな雪面に木々の影が映っているところを歩いて行く。

ワクワクしながら歩いてきた私のトレース。


おお~ やっぱり 雪庇は前回より大きくなってる~。

斜面を吹き上がってきた風雪で、こんなふうに。

そんな強風の中でも落ちずにいたブナの殻斗たち。
そばには芽もあるね。

毎度眺める横堂付近の木も、上の方しか見えなくなってる。

『横堂』の看板は、前から見えなくなっていた。
雪の少なかった昨年の今頃は、少し掘れば看板が見えたんじゃなかったかな。

月光坂の東側の雪庇も 前回より大きくなってる。

向こうの尾根を眺めると いつもホタルさんルートを思い出す。

今の状況では 怖くて行けないけれど。

祠は もちろん雪の下。

さて、ここで折り返そうか、月光坂を登ってみようか・・・
と 頭の中で呟いてみる。
いや、
つぶやく前に 心の中では登ってみることに決めてるんだ、きっと。(;^ω^)
・・・今日の雪だったら、急斜面にも引っかかりやすくて登っていけるかも・・・
と。
この辺までは、だいだい いつも普通に登れる。

ここから斜度が増すので、大変なんだ。

今日も、木につかまらせてもらいながら登って行こう。

途中、一息つけそうなところで 遠くの景色を眺める。

この先から もう一段階 斜度が増す。

両手両足を使って 木に助けてもらいながら・・・
目の前の雪を崩して つぶして 蹴り込んで 足の置き場をつくって・・・
体重を乗せても大丈夫か確かめてから 次の一歩を乗せて・・・
そんなふうに一歩一歩登って・・・
ちょっとなだらかになった所で また一息。

一番急なところを登り終えたよ~。

登りきるまでは あと少し。
斜度は少し緩くなったけど、気を抜くと滑り落ちそうなので、
緊張感はそのままに 一歩一歩 登って・・・

15分くらいかかって ようやく登り切ることができた。

昨年の今頃は、
雪が少なくて 斜面の雪の下がけっこうな空洞になってて、
怖くなって途中で折り返したんだったなぁ。
夏道が巻いて通っている斜面を見下ろして眺める。

この辺りのブナもいいなぁ・・・
と 毎度撮らずにはいられない。

そして 視線を移すと・・・
目の前には大きくなった雪庇。
その向こうに大黒台。
奥には 真っ白な外輪。

月光坂を登ることができたら、
もちろん先へ登っていってみるしかない。

真っ白な外輪が、もっと大きく見えるところまで登って行けたらいいなぁ・・・。

時計を見れば、まだ9時半を過ぎたところ。
時間は まだあるし・・・

天気の急変は無さそうだし・・・

予報からしても大丈夫そうなんだけど・・・

スタート時から重めだった雪が、
時間とともに その重さを増してきていて・・・
沈み込みが少ない割に、
ここまでで、けっこう脚にきてるんだよな~。(;^ω^)

とりあえず、登って行けるところまで行ってみよう。

そうそう、
前回 まだ雪庇が小さくて 登れないと判断して折り返してきたところ。
今回は 登れるんじゃないかな。

そこを登って、
せめて大黒台にのブナ林に上がるところまでは行きたいなぁ。


・・・と思いながら登って行くと・・・
お、雪庇が登れるくらいに大きくなっていそうだよ?

やっぱり雪庇が大きくなってる~。

いったん斜面に下りて 2つ目のモコと3つ目のモコの間を登ったこともあったけど・・・

今日は、今日は ここをそのまま登った方が 上がれそう。

ちょっとした壁のようなところは、
崩して・・・つぶして・・・足の置き場を固めて・・・
を繰り返しながら 一歩一歩登り・・・

前回上がれなかったところに上がることができた。

そして 大黒台へと続く雪庇を登って行く。

夏道を歩いた時にも見た記憶のある倒木を眺め・・・
もう一つ ちょっと急なところを登ると・・・

素敵な景色が待っててくれた。そして・・・

9:58 大黒台のブナ林の入り口まで来た~。

・・・⑤へ続く・・・