この日は、
ガスの流れる景色を眺めていたくて、何度立ち止まっただろうか。


まだ小さいネバリノギランの葉。
来年は花を咲かせるのかな?

ポワポワに開いたチングルマの穂。

また立ち止まって ガスが流れる景色をしばらく眺めた。

時間を忘れて ずうっと眺めてしまいそになったけれど、

追い越して行く人たちがいて 自分も下らなきゃと思った。




道のそばの笹薮で 何か動くものがあった。
カエルだ。

黒い模様のあるカエル、何カエルだろう。


アカモノの実、ツヤツヤの真っ赤っか。

毎年咲く場所にオヤマリンドウのツボミを確認。
うれしい気持ちで また下っていく。



「いえ~い!」・・・みたいな。( ´艸`)

下りでも撮ってしまった「みんなで温泉に入っているみたいなミズバショウ」。

登りでも下りでも撮る池塘。
今度来るときには、草の色が黄色っぽくなってるかな?


ここを下ると、弥陀ヶ原湿原が目の前に広がる。

ガスが流れてる~。

時計を見ると、16:30。
どうしようか?

せっかくだから、
やっぱり周回コースを歩こう。

赤・黄・緑・青・・・。

一面にキンコウカ。
その中に白いイワショウブがポツポツと。





何気なく撮った この写真、
あとから見たら・・・

イトトンボが写っていた。

キンコウカの葉が 黄色やオレンジ色に変わってきてるね。



ガスが流れる夕方の弥陀ヶ原湿原、

独りで歩くのは なんとなく心細いなぁ・・・。(;^ω^)

な~んて思いながら歩いていると、
雲の切れ間から 一瞬 陽が差して明るくなった。

でも、間もなく またガス。

赤いモウセンゴケ、

よ~く見ると、トンボの羽が。
もしかして・・・。

分岐まで来たら、以前は無かった立札が。
ゲゲ~ッ・・・( ゚Д゚) どうしよう・・・。

不安だけど、せっかくなので奥の池塘を見に行くことにした。
残念・・・オゼコウホネの花は もう終わってしまったのかな。

と思って とりあえずパチリ。

奥の大きな池塘もパチリ。
水面全体がオゼコウホネの葉に覆われていた。

オゼコウホネの花が咲いてた!

トンボばかりに意識が向いていて気づかなかったけど・・・

手前の池塘でも いくつか花が咲いてた~。

大きな声で歌いながら分岐に戻り、中ノ宮の方へ。

両側を眺めつつ、木道を歩いていく。

雪渓が解けたばかりの頃は、
茶色の地面・枯れ草が広がる中、雪解け水の流れに沿ってミズバショウが生えていたのに・・・

すっかり緑に覆われていた。
いや、だんだん緑から黄色っぽい色に変わり始めてきてたな。

16:55 中ノ宮。


キンコウカの草原の中を歩き・・・

案内板のあるところまで戻ってきた。


西側がガスで見えない駐車場へと下りていくと・・・

17:20 無事に下山。
流れるガスの切れ間から 青空が少し見えた。
それだけのことなのに、とてもうれしかった。

駐車場からクネクネした道路を下って立谷沢川を見下ろせるところまで来たとき、
奥に 鳥海山が薄っすら見えていることに気づいた。

4合目辺りまで下ってくると、
西日が差しこむように。


自宅近くまで来て月山の方を見ると、
月山の上には、夕日に染まってきた大きな大きな積乱雲があった。

この日は、ガスが流れる景色をぼ~っと眺めた山歩きだった。
こんな山歩きの日があっても、いいね。