昼食後、鶴間池に流れ込む湧水の沢の方へ。
そうそう、
鶴間池から出ている沢も、
鶴間池に流れ込んでいる沢も、
どちらも『池沢』と呼ぶのだそう。


鶴間池に流れ込む池沢は、
八幡山岳会のAさんから連れて行っていただいたことがある。
沢の水しぶきの中、ツヤツヤしたワサビの葉が生えていたのが印象的だった。

それから・・・
先輩Yさんと 残雪と新緑の時期に訪れ、雪の上を歩いて1周した時、
池沢を渡った。
湧水に雪解け水が加わった水が、
鶴間池の方へと勢いよく流れていたのを覚えている。

どちらの時も、
とても勢いよく流れていく様子が印象的だった。

鳥海山からの湧水、
鳥海山のエネルギーを 湧水とともに運んでいるのかもしれない。



道のハッキリしないところを、足元に気を付けながら歩き、
時々 木の間から鶴間池を眺めた。

ずっと曇り空かと思っていたら、一瞬 陽が差したりして。

日の当たったシダの葉が ツヤツヤ光って見えた。

少しずつ水音が大きくなってくる。

水音が聞こえると 心が落ち着いたり 元気になれたりするのは

自分の体の60%以上が水だからかなぁ・・・
なんて思いながら歩いて行き、

水音が大きくなっった辺りで・・・

池沢のそばに。

苔生した石の間を勢いよく流れてくる。

沢自体が生き物であるみたいに流れているのだった。

沢のすぐそばに ブナの大木。

長い時間を経て こんなふうになったんだなぁ・・・と思うと、

謙虚な気持ちになる。





「今日、ここに来ることができて良かった・・・」

そう思える景色があった。




ガスが流れる中、
ブナの大木は とても存在感を放っていた。

池沢の水音を聞きながら 辺りの景色を感激しつつながめているうちに
折り返す時間になった。
・・・④へ続く・・・