本日はAWESOME-COPILOTの技術調査枠です。
AWESOME-COPILOTのドキュメントを読みながら実際に操作を試して記事に残します。
今回はカスタムインストラクションの一つAzure Logic Apps and Power Automate Instructionsについてです。
Azure Logic Apps and Power Automate Instructions
Azure Logic Apps and Power Automate InstructionsはAzure Logic AppsおよびPower Automateワークフロー開発のガイドラインです。
ワークフロー定義言語 (WDL)、統合パターン、エンタープライズ自動化のベストプラクティスを網羅しています。
以下のページからAzure Logic Apps and Power Automate Instructionsのインストールボタンをクリックして取得します。
github.com
インストールボタンを押してAzure Logic Apps and Power Automate Instructionsをダウンロードします。
すると.github/instructions配下にインストラクションがインストールされます。

インストールしたインストラクションはCopilotの動作に自動的に適用されます。
このインストラクションファイルをプロジェクトに配置すると、CopilotはLogic AppsとPower Automateの自動化ワークフローに関する質問・コード生成・修正提案を行う際に、以下の方針を踏まえて振る舞うようになります。
Azure Logic Apps / Power Automate の基礎に準拠した提案
Copilot は自動化ワークフローの設計に必要な文脈を理解し、次のような基本的な構成・考え方を前提に回答を返すようになります。
- Logic Apps / Power Automate の構造と用途
- トリガー → アクション → 条件分岐 → ループ の基本ワークフロー
- API 接続、コネクタ選択、エラー処理設計
- 運用・監視(ログ、通知、失敗時処理)
よくあるユースケースを意識した提案
例えばCopilotは以下のような典型的なシナリオを念頭に置いた提案・説明を返します。
- 定期実行のスケジュールワークフロー
- データ同期(Azure Storage → SQL → API)
- 外部サービス連携(Teams メッセージ送信、メール送信)
- 条件による分岐処理
- 失敗通知や再試行デザイン
具体的には以下のような観点を踏まえて出力されるようになります。
- Logic Appsのトリガー選択
- Power Automateの接続設定
- コネクタ設定のベストプラクティス
- エラー時挙動の設計
- セキュアな認証情報の管理
- デバッグ&テスト戦略
設計・運用面でのベストプラクティス
Copilotは以下の点を意識した提案を行います。
- トリガーの最適化
- ポーリング間隔やスケジュール設定
- Webhook トリガー利用の判断
- 条件分岐・エラー処理
- エラー時の通知設計
- 再試行条件・制御のパターン
- 認証・セキュリティ
- Azure AD認証の使い方
- コネクションセキュリティ
- Key Vault連携
- 運用・監視
- 実行ログの解析
- 失敗フローのトラブルシュート方法
ドキュメント生成や説明付き提案
単に構成サンプルだけでなく以下のようにユーザーに説明付きで返してくれるようになります。
- 各ステップの意味の説明
- 「なぜこの設計がよいか」の根拠
- 注意点や落とし穴
- デバッグ方法
このインストラクションファイルを設定すると、CopilotはAzure Logic AppsとPower Automateを使った自動化ワークフローに関する設計・実装・説明・トラブルシューティングを、ベストプラクティスに沿って提案する支援AIへと振る舞いを変えるようになります。